2018年06月26日
8回戦@マツダ 広島14−5読売 打線爆発13安打14得点!フランスア投手プロ初勝利!
広島 緒方采配もズバリ 14得点の猛攻で4連勝
6/26(火) 21:57配信
「広島14−5巨人」(26日、マツダスタジアム)
広島が猛打で4連勝を飾った。1試合5発、14得点はいずれも今季最多タイ。球団史上初となる3試合連続の2桁得点をマークした。交流戦は7勝11敗と苦しんだが、リーグ戦再開後に勢いが再加速した。
初回から猛打が爆発した。4点を追う初回、松山がプロ11年目で初となる同点の7号満塁本塁打。1点を勝ち越された三回は、丸の12号ソロで勢いづき、バティスタの代打2ランなどでリードを広げた。六回にも会沢、七回にも丸がこの日2本目の一発が飛び出した。
先発のジョンソンに三回で代打を送った緒方監督の采配もズバリ。2番手のフランスアが5回無失点と好投し、プロ初勝利を飾った。
巨人は先発の鍬原がプロ最短の三回途中7失点で2敗目。打線は三回までに5点を奪ったが、四回以降はわずか1安打に封じられた。
今日の試合は緒方監督の思いきった采配が当たり、読売に逆転して大勝しました。
先発ジョンソン投手は立ち上がりに課題がありますが、初回、1アウト後読売陽選手にレフト前にヒット。マギー選手の四球を挟んで岡本選手がサードへの内野安打で満塁のピンチを迎えました。陽選手の当たりは打ち取っているのですが、レフト前にしぶとく落とされましたし、岡本選手の当たりも打ち取っているのですが、ボテボテの当たりでヒットとなり、ジョンソン投手にとっては不運な当たりが続いてしまいました。続く読売亀井選手にレフト前へタイムリーを浴び0−1と先制され、さらに長野選手にライトへの2点タイムリーで0−3とリードを広げられ、その後パスボールがあり0−4と読売に主導権を握られてしまいました。ジョンソン投手は満塁のピンチから、ボールが高く浮いていました。そこを痛打されたのは悔やまれる所ですね。
が、しかし、打線は初回から読売先発の鍬原投手を攻め、四球2つと死球で1アウト満塁のチャンスで、松山選手がカウント1−1からライトスタンド上段へ特大の満塁ホームランを放ち、たちまち4−4の同点とし、試合は振り出しに戻りました。このホームランは打線を勢いづかせるものとなりました。
3回表、読売岡本選手がレフトスタンドへソロホームランで4−5とリードしましたが、その裏、広島の猛攻が始まりました。先頭の丸選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、5−5の同点とすると、四球で出塁した鈴木選手を3塁に置き、松山選手がレフトへタイムリー2ベースを放ち、6−5と勝ち越しました。ここで読売先発の鍬原投手はKO。2番手に森福投手が登板しました。その後さらに、1アウト2、3塁のチャンスで、石原選手の所でしたが、會澤選手を代打に緒方監督は送りました。その會澤選手はセンター前へ2点タイムリーを放ち、8−5とリードを広げ、さらにジョンソン投手の所でバティスタ選手を代打に送りました。そのバティスタ選手はカウント1−1からバックスクリーン左へ2ランホームランを放ち、10−5とリードを広げました。緒方監督は3回でジョンソン投手と石原選手のバッテリーを諦め、代打攻勢で見事に成功させました。おそらく読売サイドはここでジョンソン投手が降板して代打が来るとは予想してなかったと思います。緒方采配がズバリ的中しました。
4回裏は読売3番手アダメス投手から、西川選手が押し出し四球を選び、11−5とします。
さらに6回裏には読売4番手谷岡投手から、會澤選手が左中間スタンドへ2ランホームランを放ち、13−5とします。
さらにさらに7回裏には読売5番手田原投手から、丸選手が今日2本目となるソロホームランをレフトスタンドへ叩きこみました。これで14−5と試合を決定づけました。いやあ、広島のクリーンアップは今絶好調ですね。丸選手、鈴木選手、松山選手に回る時には、点が入りそうな雰囲気がプンプンします。
ジョンソン投手が降板した後、なんとフランスア投手が2番手に登板しました。読売戦の3戦目に先発する予想でしたが、ここで登板しました。4回から5イニングを投げて、1安打無失点の好投でした。4四球と制球はアバウトながらも、150キロを越えるストレートは魅力的ですね。
9回は飯田投手が締めて、終わってみれば14−5と大勝でした。
やはり、3回の攻撃が試合を決めましたね。思いきった緒方監督の采配も見事でしたが、それに応えた選手も素晴らしいですね。それにしても広島打線は恐るべしですね。1番田中選手、2番菊池選手が打ち始めたら、本当に切れ目のない打線になります。フランスア投手はプロ初勝利になりました。おめでとうございます。今日のような内容であれば、先発を任しても大丈夫でしょう。今日フランスア投手が投げたので、読売戦の3戦目には高橋昂也投手が来る可能性が出てきました。
さて、明日の先発は九里投手です。前回はソフトバンク戦で完投勝利を飾っています。伸びのあるストレートと低めに決まる変化球で読売打線を翻弄して欲しいですね。読売は田口投手です。5月5日を最後に白星から遠ざかっています。今季広島戦の防御率は4.50です。漬け込むチャンスは十分あります。明日も勝ってカード勝ち越しを決めましょう!