2018年06月02日
2回戦@ZOZOマリン 広島3−7千葉ロッテ 高橋昂也投手4回途中4失点KO。打線追い上げるも一岡投手痛恨の被弾で敗戦。
広島・高橋昂也、プロ初勝利はお預け 四回途中4失点で降板
6/2(土) 16:04配信
「交流戦、ロッテ−広島」(2日、ZOZOマリンスタジアム)
広島・高橋昂也投手が先発し、四回途中8安打4失点で降板。プロ初登板初先発だった4月4日・ヤクルト戦以来の1軍マウンドだったが、プロ初勝利はお預けとなった。
初回は先頭の荻野貴、藤岡裕に連打を許し無死一、二塁。1死後、角中に直球を左前に運ばれ先制点を献上した。二、三回は得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑えた。
だが四回。先頭の井上に右越えソロを被弾すると、1死二、三塁から藤岡裕に中前へ2点適時打を放たれ、交代を告げられた。
高橋昂也投手は残念な内容でした。初回、いきなり連打され、ロッテ角中選手にタイムリーを許し1点を献上しました。2回、3回はランナーを出しながらも無失点でしのぎました。しかし、4回にロッテ井上選手にライトスタンドへのソロホームランを浴び、さらに1アウト2、3塁のピンチからロッテ藤岡選手にセンターへ2点タイムリーを打たれて0−4とリードを広げられました。ここで高橋投手は降板となりました。高橋投手の持ち味を発揮出来ずに失点を重ねてしまいました。本当に残念でなりません。ドリヨシ的にはこれですぐ先発から外さないで、何試合か先発させて様子を見て欲しいなと思います。高橋昂也投手は負けん気が強いですから、続けて一軍のマウンドを経験させた方がいいでしょう。
打線は6回、ロッテ先発のボルシンガー投手を攻めて、丸選手のセンター前へのタイムリー、松山選手の右中間へのタイムリー2ベース、野間選手のショートゴロの間にそれぞれ1点ずつ入れて、3−4と1点差まで詰めよりました。
これでロッテにかなりプレッシャーをかけていけると思った7回裏、ピッチャーは3番手の一岡投手が登板しましたが、先頭のロッテ中村選手にセンター前ヒットを打たれると、続く角中選手にライトスタンドへ2ランを浴びて、3−6とリードを広げられました。
この一発は非常に痛かったです。最近は広島のリリーフ陣は被弾が多いような気がします。それもここで一発打たれたらまずい場面で打たれています。一岡投手は反省ですね。
8回裏は4番手の佐藤投手がロッテドミンゲス選手にタイムリーを浴びて3−7とされ、勝負あったという感じになりました。
これでロッテと1勝1敗になりました。明日勝ち越しをかけての戦いとなります。広島の先発は九里投手です。前回は中日戦で7回途中13安打で4失点と、苦しいピッチングでした。明日は九里投手らしく、低めの変化球のキレが良ければ、ロッテ打線も打てないと思います。ロッテ先発は土肥投手です。前々回、前回と中盤まで投げて失点2とまとめているようですが、球数がやや多いみたいです。制球に問題ありかもしれません。土肥投手は左腕なので、明日は右バッターがカギになります。
明日はしっかり勝ち切って、交流戦5割にしたいですね。
1回戦@ZOZOマリン 広島6−4千葉ロッテ 大瀬良投手粘投でリーグ単独トップの8勝目!鈴木選手決勝タイムリー!
広島・大瀬良がリーグ単独トップ8勝 ロッテは3連敗
6/1(金) 22:22配信
「交流戦、ロッテ4−6広島」(1日、ZOZOマリンスタジアム)
広島は逆転勝ちで貯金10。先発の大瀬良は7回4失点で、リーグ単独トップの8勝目を飾った。
打線は二回、松山の4号ソロで先制。三回は丸の適時二塁打などで加点した。逆転を許した直後の五回、丸の6号ソロで同点。七回は鈴木が決勝の適時二塁打を放った。
大瀬良は四回、集中打を浴びて一挙4点を失ったが、その後は修正。今季初の10三振を奪った。
ロッテは3連敗。先発の涌井が5回4失点と役割を果たせなかった。
大瀬良は「本当に打って下さるので、自分は投球に集中して頑張ろうと思いました」と味方に感謝。集中打を浴びた四回について「ああいう時こそしっかり抑えないと信頼してもらえない」と反省しながら調子自体は良かった。粘り強く投げられたかなと思います」と、充実の笑みを浮かべた。
今日は大瀬良投手の粘りのピッチングと、打線の粘りで勝ちました。
打線は2回、ロッテ先発の涌井投手から松山選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1−0と先制します。続く3回は丸選手のタイムリー2ベースと新井選手のタイムリーで2点を挙げ3−0とリードを広げました。今日は打線に粘りがありました。涌井投手に球数を多く投げさせて、スタミナを消耗させた所は素晴らしかったですね。
これで広島が主導権を握ったかに思えましたが、4回裏に落とし穴がありました。1アウト後、ロッテ角中選手のヒットでランナー1塁とされ、続くドミンゲス選手のショートゴロの当たりを田中選手がエラーして、1、2塁のピンチを招きました。何でもないショートゴロの当たりでしたが、普通に処理していれば併殺で3アウトは間違いなかったです。続くロッテ清田選手、鈴木大地選手、田村選手、加藤選手の4連続タイムリーで3−4と逆転されました。大瀬良投手は内容は良かったのですが、田中選手のエラーの後、抑えなければという焦りもあったのか、制球が若干甘くなった感じもありましたし、スライダーを狙われた感じもありました。
昨日からの嫌な流れが再びやって来たかと思った直後の5回表、先頭の丸選手がバックスクリーン右へのソロホームランで4−4の同点に追い付きました。この丸選手のホームランがチームを救いました。
そして7回表、ロッテ3番手の大谷投手から鈴木誠也選手が左中間へのタイムリー2ベースを放ち、5−4と勝ち越しました。鈴木選手はここ最近はかなり勝負強くなった感じがします。頼れる4番になってきました。
8回はロッテ4番手の益田投手から會澤選手がレフトスタンドへソロホームランを打ち、6−4と貴重な追加点を入れました。
大瀬良投手は7回を投げて9安打4失点の粘りのピッチングでした。10奪三振は見事でした。
8回はジャクソン投手、9回は中崎投手が締めて試合終了となりました。中崎投手の調子が心配でしたが、今日は抜け球がなく、安定感あるピッチングだったので安心しました。
さあ、これで交流戦は2勝2敗となりました。可能であれば明日、あさってと連勝して欲しいですが、どうでしょうかね。
明日の先発は高橋昂也投手です。前回神宮のピッチングはほろ苦デビューになりましたので、リベンジに燃えている事と思います。生命線は右バッターのインコース、左バッターのアウトコースへのストレートだと思います。これが決まれば大丈夫です。ロッテ先発はボルシンガー投手です。現在4連勝中で、ZOZOマリンでの登板では1失点と安定しています。広島としては今日、涌井投手に球数を投げさせたように、打線が粘り強く挑めばチャンスはあると思います。明日は14:00開始です。