2018年05月15日
7回戦@ナゴヤドーム 広島4−10中日 中村祐太投手4回6失点KO。リリーフも失点を重ね完敗。鬼門ナゴヤドームで勝てず。
【広島】6年ぶり対中日戦4連敗
5/15(火) 21:54配信
◆中日10―4広島(15日・ナゴヤドーム)
広島がまたしても鬼門のナゴヤDで敗れ、6年ぶりの対中日戦4連敗を喫した。3試合連続で1失点に抑えてきた自慢の投手陣が10失点と炎上したのが誤算だった。
今季3戦3勝だった中村祐が先発マウンドに上がったが、初回に京田に先制の1号2ランを浴びるなど、3被弾で4回6失点KO。「チームの連勝、流れを止めてしまって悔しい」と肩を落とした。
チームは4月20日からの中日3連戦(ナゴヤD)でも同一カード3連敗を喫した。首位を快走しているものの、なぜか敵地の中日戦だけ相性が悪い。また。中日は3勝4敗となり、唯一の負け越しカードとなった。
今日は中村祐太投手が誤算でした。初回にいきなり中日京田選手に2ランを浴びて、舞い上がってしまったようです。3回には中日アルモンテ選手に2ランを、さらには福田選手にソロホームランを浴び、この試合3被弾です。4回はアルモンテ選手の犠牲フライで、この回までに8安打6失点でKOとなりました。聞くところによると、ナゴヤドームのマウンドは他の球場と比べて高いらしく、中村祐太投手は高いマウンドは苦手にしているようです。中村祐太投手自身も、その辺は承知しているでしょうが、修正する前に打ち込まれた感じです。次回登板のチャンスはあると思いますが、今日の悔しさを晴らすピッチングを期待しましょう。
5回、6回は中村恭平投手が2番手で登板し、無失点に抑えましたが、7回のアドゥワ投手、8回の長井投手が、共に2点ずつ失点し、ピリッとしませんでした。
打線は4回、中日先発のマルティネス投手から野間選手のタイムリー2ベースと會澤選手の2ランで計3点。6回は中日2番手の岡田投手から松山選手のファーストゴロの間に1点と徐々に追い上げるのですが、広島リリーフ陣が打たれ、追撃も及びませんでした。
しかし、ナゴヤドームでまた勝てなくなりましたね。中日戦は完全に内弁慶シリーズになりそうです。下位のチームにしっかり勝たないと、足元をすくわれてしまいます。それと、今日はかなり盗塁されていました。3回に2つ、4回に1つ、5回に1つの計4つ盗塁されています。これは大問題です。キャッチャーの會澤選手は確かに盗塁阻止率が低いのですが、それだけが原因ではなさそうです。畝投手コーチと植田バッテリーコーチは協議の上、対策をしっかりして欲しいと思います。
さて、明日の先発は岡田投手です。前回DeNA戦は悔しい登板でした。今回はリベンジに燃えていると思いますので、快刀乱麻のピッチングを期待します。中日は柳投手が先発です。過去3試合は試合中盤で交代しており、球数も100球前後と多く、失点もあるので、結構苦しいピッチングになっているようです。明日は打線がしっかり機能すると思いますので、勝つ確率はかなり高いでしょう。