2018年05月14日
新井選手の存在が鬼門ナゴヤドームでのチームを変える!?
“空気を変える男”新井さん 前回の雪辱を 敵地での中日3連戦に闘志
5/14(月) 8:31配信
◇セ・リーグ 広島―阪神(雨天中止)(2018年5月13日 マツダ)
広島は13日の阪神戦(マツダ)が降雨中止となり、明日15日からナゴヤドームに舞台を移して中日3連戦。敵地では前回3連敗を喫しており、雪辱を期しての戦いになる。その先導役が“空気を変える男”新井貴浩内野手(41)だ。百戦錬磨のベテランは、独特の雰囲気に惑わされることなく、普段通りのカープ野球を貫く重要性を強調した。
阪神戦に備えて屋内練習場で汗を流したナインは、午後1時25分に降雨中止が決まると、次なる戦いに気持ちを切り替えた。明日15日からの中日3連戦。長らく鬼門だったナゴヤドームが舞台だ。新井がその印象を語る。
「基本的には投手有利。マウンドが高く、球場は広い。独特の雰囲気があり、重たい試合展開が多い。そういうイメージかな」
新井を欠く中での前回3連戦(4月20日〜22日)がまさにそうだった。3点リードの7回に投手陣が崩れて初戦を落とすと、2戦目も3度のリードを守れず競り負け。3戦目は5回以降無安打に抑えられ、拙守も響いて逃げ切られた。
今季初の同一カード3連敗。今回はその雪辱戦だ。敵地を覆う独特の雰囲気や空気感を打破し、重い試合展開に陥るケースが多い中で勝利をつかみ取るには、何が必要か、どう戦えばいいのか。ベテランは強調する。
「自分たちがやることは決まっている。集中して、いつも通りプレーすることが大事。球場によって野球が変わるわけじゃない。ホームでも、ビジターでも、ナゴヤでも一緒」
竜の本拠地では04年から12年まで9年連続負け越すなど鬼門だった。ただ近年は、15年(1勝10敗)を除くと五分かそれ以上の成績を残している。苦手意識を再び持たないためにも、今回の3連戦は重要だ。その意味でも41歳の存在は心強い。
「ボク自身、そういう意識はない。いい準備をして、やることにしっかり集中したい」
ナゴヤドームでは昨季、打率・296をマーク。スタメン出場すればもちろん、ベンチスタートでも、精神的な支柱がそこに居るだけでムードが変わる。故障が完治し、1軍復帰した11日の阪神戦で打線が爆発したのが好例。ベテランには空気を変え、竜倒につながる一打を期待したい。(江尾 卓也)
広島、鬼門ナゴヤD突破へ新井さんがいる!嫌なイメージ「ない」流れ変える
5/14(月) 9:00配信
広島・新井貴浩内野手(41)が13日、鬼門突破の心得を説いた。15日から今季唯一の同一カード3連敗(4月20〜22日)を喫したナゴヤドームで中日3連戦。左ふくらはぎ痛から11日に1軍復帰したベテランの一打で負の流れを断ち切る。
朝から降り続いた雨は次第に激しさを増していった。午後1時25分に中止が決定。今季2度目のスタメン予定だった新井は「中止はしょうがない。またあさってからしっかり準備したい」と次戦へ向けて気持ちを切り替えた。
15日から敵地ナゴヤドームで中日3連戦。前回対戦では同一カード3連敗を喫し、昨季も5勝6敗2分けと黒星が先行した。王者・広島にとって、数少ない鬼門と言える球場だ。新井も「独特の雰囲気がある。重たい試合が多いでしょ。基本、ピッチャー(有利)の球場だから。マウンドが高くて硬いし球場も広い」と印象を語る。
ただ、前回の3連敗は離脱中の出来事だ。「そういうことは気にせず。自分たちがやることは限られている。どこであろうと一緒だから」と鬼門突破の心得を説くと「いつも通り準備して入っていきたい」と意気込んだ。
精神的支柱であるベテランが戻ってきてから、チームはますます活気づいている。1軍復帰した11日・阪神戦は今季最多14得点を奪って大勝。12日も快勝して、貯金を今季最多の10まで増やした。
今回の中日3連戦の相手先発はすべて右投手が有力。新井のスタメン出場は微妙でも、ここ一番での出場が考えられる。「僕自身そんなに(嫌なイメージは)ない」と言い切るベテランが流れを変える。
明日からナゴヤドームで中日との3連戦です。前回のナゴヤドームでは同一カード3連敗という、中日相手に屈辱を味わいました。初戦は大逆転負け、2戦目、3戦目は接戦を競り負けての3連敗でした。どうもナゴヤドームで試合をすると、広島にとっては重苦しい展開になり、気がつけば負けているという感じです。ドリヨシ的にもナゴヤドームはイヤな感じがします。
しかし、今回はチームの精神的支柱の新井選手がいます。ドリヨシも何度も言っていますが、新井選手が一軍に復帰して、ベンチの雰囲気がかなり変わったと思います。なので、明日からの3連戦は広島らしい野球がしっかり出来ると思います。
明日は中村祐太投手が中13日で先発です。安定したピッチングが出来ているだけに、明日も十分期待していいと思います。16日は岡田投手が予想されます。前回DeNA戦では完封目前で降板し、かなり悔しい思いをしただけに、リベンジ登板となりますが、気合いの入った素晴らしいピッチングをしてくれると思います。17日は野村投手が復帰登板となりそうです。コーナーを突く丁寧なピッチングで中日打線を翻弄して欲しいですね。中日は明日はマルティネス投手が先発です。前回阪神戦で5回を投げて95球、失点2で負け投手となっています。正直よく分からないですが、広島持ち前の機動力で揺さぶっていきたいですね。
この3連戦は前回の借りを返すべく、3連勝を狙って欲しいですね。