広島・野村は５回８失点で降板 マギーら痛恨の３被弾
4/13(金) 20:15配信
「巨人−広島」（１３日、東京ドーム）
広島・野村祐輔投手が先発し、５回７安打８失点（自責６）で降板した。
１点の援護を受けて上がったマウンド。初回は先頭の坂本勇に中越え三塁打を許すと、続く吉川尚の打球を安部が失策し１点を献上した。１死一塁からは岡本に左中間へ２ランを被弾。２死からは中井にも左翼席へソロを許し、この回一挙５点を失った。
二回から四回まで無安打に抑えていたが、五回。先頭の菅野、坂本勇に連打を浴び一、三塁を迎えると吉川尚に右犠飛で追加点を与えた。さらに２死二塁からはマギーに直球を左翼席へ運ばれた。
自身開幕３連勝へ向けたマウンドだったが、無念の降板となった。
今日は野村投手のピッチングが全てでした。初回に読売先発の菅野投手から丸選手のタイムリーで１点先制し、なお１アウト１塁というところで、続く松山選手が併殺で流れが切れてしまいました。今となってはこれが痛かったですね。
１回裏に先頭の読売坂本選手にいきなり３ベースを打たれて野村投手が浮き足立ってきたところ、続く吉川選手のファーストゴロの当たりを安部選手がエラーして１−１の同点に追い付かれました。このエラーも痛かったです。その後読売マギー選手のタイムリー、岡本選手の２ラン、さらに中井選手にソロホームランを浴びて初回に５点を失う予想外の展開になりました。さらに５回裏には読売菅野投手の２ベースをきっかけに、吉川選手の犠牲フライとマギー選手の２ランで野村投手は計８失点でした。
そして６回からは薮田投手が投げました。先発ローテーション剥奪となりました。６回は３者凡退に抑えましたが、７回は読売ゲレーロ選手に２点タイムリー２ベースを浴びて、またしても課題を残す結果となりました。
打線は初回の丸選手のタイムリーと、９回の下水流選手のタイムリー内野安打の２点にとどまりました。読売先発の菅野投手からチャンスは作るのですが、要所をしっかり抑えられて得点になりませんでした。
今日の負けは大きかったです。読売に「今年は広島戦はいける」という意識を持たれてしまったかもしれません。今年は他の５球団は皆手強いイメージがあります。しばらくはセ・リーグは団子レースになりそうです。
さて、薮田投手がローテーションから外れたことで、２人新たにローテーションに入れないといけません。情報によると、ファームで中村祐太投手がナイスピッチングをしたそうで、まず彼が入る可能性が高くなりました。そして高橋昂也投手も次の登板に準備を進めていますし、九里投手も狙っています。とにかく早くローテーションを安定させて欲しいですね。
明日はジョンソン投手が先発です。普通にピッチングをしていけば３点以内に抑えてくれるはずです。読売は田口投手です。過去２試合は４失点、６失点と調子は悪く、防御率は11.25です。明日は打線の奮起で試合を優位に進めて欲しいですね。絶対勝たなくてはいけません。
