2018年04月03日
1回戦@神宮 広島6−3東京ヤクルト 25年ぶり開幕4連勝!選手層の厚さで貫禄勝ち!
広島開幕から4連勝、25年ぶり快挙 今季初スタメン西川、野間も活躍
4/3(火) 22:12配信
「ヤクルト3−6広島」(3日、神宮球場)
広島が六回に一挙4点を奪ってヤクルトに逆転勝ち。開幕から6連勝した1993年以来、25年ぶりとなる開幕4連勝を飾った。
1点を追う六回に一挙4点を奪い逆転に成功した。制球が乱れたヤクルト原樹里から2四球を選び、1死一、二塁として、今季初スタメンの西川の一塁方向への打球を坂口が悪送球する間に二走の丸が生還。一走の安部も相手の隙をついて勝ち越しのホームを踏んだ。同じく今季初スタメンの野間が中前適時打、代打メヒアも左前適時打を放ちリードを広げた。
先発の薮田が今季初勝利。三回にバレンティンに逆転2ランを浴びるなど5回を4安打3失点。三者凡退は二回のみで7四死球と制球に苦しんだが、粘りの投球でしのいだ。
ヒーローインタビューに登場した野間は適時打について「とにかく前に飛ばそうと思った」と声を弾ませた。チームの開幕4連勝には「チームのムードは非常にいいので連勝を伸ばしていきたい」と力強く宣言していた。
今日の試合は両チーム四球や死球が多く、今一つ締まりのない試合になった感じがしましたが、今季ヤクルトとの初戦に勝てたのは非常に大きいですね。
先発の薮田投手は予想通りの苦しいピッチング内容でした。3回にヤクルトバレンティン選手に2ランを浴びた時には、今日はどれだけ失点するのか、ただただ心配のみでした。結局5回を投げて4安打3失点でしたが、与えた四死球が7つと制球に苦しむピッチングでした。薮田投手は真っすぐが修正できたと前向きだったようですが、次回登板にまだ課題を残すことになったと思います。チームが連勝しているので慌てる必要はないでしょうが、薮田投手には早く復調して欲しいですね。
6回からは継投に入り、一岡投手、今村投手、中田投手、ジャクソン投手、中崎投手と無失点リレーでした。心配なのは今村投手です。7回頭から登板しましたが、1アウトからヤクルト川端選手に頭部死球を与え、危険球退場となりました。明日以降の試合で左バッターのインコースを攻めることが出来るかが心配です。ヤクルト川端選手は大丈夫らしいので良かったです。
打線は今日は4番に松山選手、5番に安部選手、6番に西川選手、7番に野間選手と、左バッターをづらりと並べました。初回に松山選手がタイムリー、西川選手が犠牲フライとそれぞれ一発回答で2点先制しました。6回は1アウト1、2塁のチャンスから、西川選手が1、2塁間を抜きそうな当たりをヤクルト坂口選手が好捕しましたが、悪送球して2者が生還して4−3と逆転しました。この場面はヤクルト坂口選手の悪送球から始まり、本塁と3塁のベースカバーがいなかったというミスに次ぐミスで1塁ランナーの安部選手まで生還するという、ある意味棚ぼたの得点でした。ドリヨシが評価したいのは、その後の野間選手のタイムリーとメヒア選手のタイムリーです。ヤクルトにとってはミスした後の失点なので、かなりのダメージがあったかと思います。
試合後の緒方監督のコメントも辛口でした。今日の試合は拙守と四球の連発があったので、満足いく内容ではなかったでしょうね。
これでカープは開幕4試合全て逆転勝ちの4連勝です。さあ、明日はいよいよ高橋昂也投手がプロ初登板、初先発です。3月のウエスタンのゲームでは13イニング投げて1失点の素晴らしい内容で来ています。持ち前の勝負強いピッチングを期待します。ヤクルトは新外国人のハフ投手です。オープン戦では安定した内容を見せ、防御率は0.90でした。とにかく受け身にならずに、どんどん積極的に攻めて行って欲しいですね。