2018年02月07日
アドゥワ投手と高橋昂也投手がシート打撃で好投!
【広島】2年目アドゥワ誠&高橋昂也がシート打撃でアピール
2/7(水) 19:14配信
スポーツ報知
広島の2年目のアドゥワ誠投手(19)と高橋昂也投手(19)が7日、宮崎・日南キャンプで初めてシート打撃に登板。菊池、丸ら主力相手に好投した。
右腕のアドゥワは、先頭の田中を二塁手のエラーで出塁させたものの、続く菊池を二ゴロ、丸を左飛に打ち取るなど打者10人を相手に1安打。左腕・高橋昂も打者13人を2安打に抑えた。
ともにルーキーイヤーは1軍での登板は果たせなかった。アドゥワは「主力と対戦できたのは良い経験になりました」と納得の表情。高橋昂は「もっと結果を残してアピールしていきたい」と言葉に力を込めた。
アドゥワ投手も高橋昂也投手も、正直ホッとしているところでしょうね。アドゥワ投手は10人相手に1安打に抑えました。196センチの長身から投げ下ろすストレートは魅力があります。昨年は二軍の試合でまずまずのピッチングをしてくれました。ドリヨシから見れば、まだピッチングフォームにばらつきがあるような感じがしますので、最後のリリースの時にかかる力が分散して球威が今一つなのかなと思います。体をしっかり作って、フォームが固定されて来たら、一軍でも十分通用するピッチャーになります。伸びしろはまだ十分あります。
高橋昂也投手は高卒2年目とは思えないほどどっしりしてマウンドさばきが素晴らしいですね。対左バッターのアウトコース一杯のストレートが見事に決まってました。素晴らしいです。ただ、やはりまだ若いだけに、勝負を決めてやろうという1球はかなり力んでいるかなと感じました。昨年は二軍で途中から先発ローテーションに入り、安定したピッチングを見せてくれましたし、ファーム日本選手権では先発を任され、好投しました。ハートは強いなと感じました。コントロールの精度が上がれば、一軍の先発ローテーションにも十分入れると感じています。
ライバルが多い一軍の投手陣ですが、沖縄キャンプに誰が残るのか楽しみです。
ドラ1中村奨成選手が、英語習得に意欲!
広島ドラ1・中村奨「外国人投手と話したい」と英語トレーニング
2/7(水) 16:31配信
東スポWeb
将来的な正捕手奪取に準備着々だ。広島のドラフト1位・中村奨成捕手(18=広陵)が参加している二軍キャンプは6日から宮崎・日南市で第2クールに突入。遠く山口・岩国市で第1クールを過ごした金の卵には一軍キャンプそっちのけ(?)で報道陣約60人とファン800人が駆けつけた。チームの方針もあって一軍デビューはまだまだ先の話になるが、中村奨は攻守だけではなく、先を見据えて英語の勉強にも励んでいる。
一軍もキャンプを行う宮崎・日南市で始まった二軍キャンプ第2クールで、中村奨は初めて屋外での打撃練習に臨んだ。マシンと一軍経験のある佐藤、横山の投球を合わせて26スイング。左翼フェンス直撃を含む安打性の当たりは9球あったが「感覚が違った。もっといい打球が出るように練習していきたい」と満足していない様子。これまで新人合同自主トレから打撃練習は屋内で行ったため「球場の広さに慣れていかないといけない」と気を引き締めた。
広島は高卒ルーキーにじっくりと体づくりをさせるのが伝統だ。水本二軍監督も「今すぐ一軍に上げるとか、そういうことはない」と話すように、昨夏の甲子園で1大会個人最多となる6本塁打を記録した中村奨も例外ではない。
そんな時期だからこそできることもある。プロ初のキャンプで中村奨が力を入れているのは野球だけではない。その一つが英会話だ。昨今は外国人投手の出来、不出来がチーム成績を左右する。広島ではエース左腕ジョンソン、セットアッパーのジャクソンらがリーグ連覇に貢献した。いくら通訳がいるとはいえ、じかにコミュニケーションが取れれば信頼関係を築きやすいこともあり、中村奨は「外国人投手といろいろ話せたらいいな」と勉強にも余念がない。
心強い味方もいる。同期でドラフト3位のケムナ誠投手(22=日本文理大)だ。米国人の父を持つ同投手は「英語で生活していました。基本的に日本語はNGです」という家庭内ルールで育ったため、日常会話レベルの英語力がある。
実際、中村奨が好んで聴くという米国人シンガー・ソングライターのチャーリー・プースの曲で気になった歌詞の日本語訳をケムナに尋ねたところ、快く教えてくれたという。その後は単語や会話の意味を聞いているそうで、中村奨は「分かりやすく教えてくれるのでありがたい」と感謝する。
周囲が騒ぎ立てても足元を見失うことはない。頼もしいルーキーだ。
中村奨成選手も、いろいろ意欲的ですね。若いだけに吸収も早いでしょうね。同じドラフトで同期のケムナ投手がいたのも大きいですね。日常会話的な英語を教えてもらえるのはラッキーだと思います。将来一軍に上がった時に、外国人投手と直接コミュニケーションを取りたいと意欲的なのは、本当に素晴らしい事だと思います。首脳陣は中村選手はじっくり二軍で鍛え上げると明言していますが、ドリヨシもこれには賛成です。人気にあやかって、話題作りの為に即一軍に上げるより、大事に二軍で基礎をしっかり習得させて、万全の状態で一軍に上げて活躍してもらいたいですね。どこかのチームは話題作りにドラ1ルーキーを一軍に帯同させてますが、本当に大丈夫か疑問です。本人が浮かれないか、プロの世界を甘く見ないか心配です。中村奨成選手には、厳しいカープの練習をしっかりこなして、完全なプロの選手となって一軍で活躍してもらいたいですね。