2017年10月18日
2017マツダクライマックスシリーズ セ ファイナルステージ第1戦@マツダ 広島3−0横浜DeNA(5回終了降雨ゴールド) 田中選手、菊池選手タイムリー!薮田投手5回無失点!
広島、雨天コールドでCSファイナル開幕戦制す!田中が決勝2点適時打
10/18(水) 20:15配信
スポニチアネックス
◇セCSファイナルステージ第1戦 広島3―0DeNA(2017年10月18日 マツダ)
セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは18日、マツダスタジアムで第1戦が行われ、広島が5回に田中の2点適時打と菊池の適時内野安打で3点を先制。3―0とリードして5回裏を終えると、雨足が強くなったため直後に試合は中断。そのまま雨天コールドとなり、ファイナルステージ2勝目(レギュラーシーズン1位のアドバンテージ1勝を含む)を挙げた。
先発の薮田は立ち上がりから上々の投球。5回までDeNA打線を2安打に抑えた。対するDeNA先発の石田も4回まで広島打線を無安打に抑える投球を見せ、0―0のこう着状態のまま試合は中盤まで進んだ。
試合が動いたのは5回裏。先頭のバティスタが四球で出塁すると、続く新井が左翼へチーム初安打。その後2死満塁となり、田中が均衡を破る中前2点適時打を放った。
さらに2死二、三塁から菊池の適時内野安打で、もう1点を追加。3―0とリードを広げてこの回の攻撃を終えると、試合開始当初から降っていた雨が強くなり試合が中断。そのまま雨天コールドゲームとなった。
DeNAは石田が4回まで無安打投球も、5回に広島打線につかまり3失点。直後に雨天コールドとなる不運に泣いた。
今日は幸運な勝利になりました。5回裏に広島に点が入った直後に雨が強くなり5回終了して試合が中断。そのままゴールドゲームになり、広島が勝利しました。先発の薮田投手はDeNA打線を2安打無失点に抑えるナイスピッチングでした。薮田投手は3回表にピンチを迎えました。1アウトからDeNA石田投手がヒット。続く倉本選手がヒットでつないで1アウト1、2塁にされました。が、ここで崩れないのが薮田投手です。続く桑原選手をショートゴロ併殺に打ち取りました。いやあ、ナイスピッチングでした。
打線は5回裏の攻撃前に円陣を組んだ直後でした。先頭のバティスタ選手が四球で出塁すると、続く新井選手がレフト前ヒットでつなぎました。この新井選手のヒットが大きかったですね。そして西川選手が送りバントで1アウト2、3塁となり、続く會澤選手が敬遠の四球で満塁に。薮田投手が三振の後、田中選手がセンターへ2点タイムリーを打ちました。ここでタイムリーが出ていなかったら、タイミング的には0−0で引き分けゴールドゲームになっていただけに、このタイムリーは値千金です。続く菊池選手が菊池選手らしい内野安打のタイムリーで追加点を奪いました。5回裏の3点はチームに自信を持たせる3点になりました。
今日の試合、ゴールド勝ちではありましたが、非常に大きい1勝です。日本シリーズ出場に大きく近づいたと思います。明日の広島の先発の予想は野村投手でしょう。持ち味の粘りのピッチングで試合を作ってくれるでしょう。DeNAの先発の予想は濱口投手でしょうか。今日の石田投手よりは力的には劣ると思いますので、今日以上に打線の爆発を期待したいですね。タナキクマルの躍動と、松山選手、バティスタ選手の一発を期待しましょう!がんばれ!カープ!
松山選手が9、10月度月間MVP受賞!
広島・松山、プロ10年目で初の月間MVP「プロ野球選手の一員になれた」
10/17(火) 20:24配信
サンケイスポーツ
広島・松山、プロ10年目で初の月間MVP「プロ野球選手の一員になれた」
広島・松山竜平外野手(32)が17日、9、10月度の「日本生命月間MVP賞」の打者賞をプロ10年目で初めて受賞した。
「優勝に向けてチームの力になりたいと思っていたので、すごく自分にとって大きな賞になりました。10年目にしてプロ野球選手の一員になれたと思います」
9、10月は4番として20試合に出場し、打率・408、5本塁打、23打点の活躍。8月23日のDeNA戦(横浜)で右足首を骨折してシーズン絶望となった鈴木の代役4番として37年ぶりのリーグ連覇に貢献した。
18日のCSファイナルステージ初戦でも4番を託される松山は「今年は必ず日本一を取るという目標がある。この状態をキープしていきたい」と力強かった。
9月の松山選手の働きは凄かったですね。鈴木誠也選手が骨折で離脱した後、見事に4番の役目を果たしています。18日からのクライマックスシリーズ、そして日本シリーズでの活躍も期待されます。思い出せば、昨年の日本シリーズ第3戦で、松山選手がレフトの守備でライナー性の当たりを後逸したシーンがありました。あのプレーが昨年の日本シリーズの勝敗を分けたと言ってもいい場面でした。松山選手自身もとても悔しかったはずです。その悔しさを晴らす時がやって来ました。豪快なアンパンチをどんどん見せて欲しいです。
安部選手、18日からフェニックスリーグへ参加。日本シリーズ出場へ。
広島・安部、18日から宮崎フェニックスリーグに参加予定 チームの日本S進出を信じる
10/17(火) 20:23配信
サンケイスポーツ
広島・安部友裕内野手(28)が17日、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打を打った選手に贈られる9、10月度「スカパー!サヨナラ賞」をプロ10年目で初受賞した。
「なかなかこういう機会はなかったので、選んでいただいて光栄に思います。流れを引き寄せられる一発になって良かったです」
9月5日の阪神戦(マツダ)で6−7で迎えた九回一死二塁で虎の守護神・ドリスから右中間へサヨナラ弾。人生初という劇弾で首位攻防戦を制し、37年ぶりのリーグ連覇に大きく近づいた。
現在、安部は右ふくらはぎの血腫除去から復活を目指し、18日から宮崎フェニックスリーグに参加を予定。チームが日本シリーズに出場することを信じて急ピッチで調整を進める。
安部選手はなんとか日本シリーズに間に合いそうですね。今年は絶対なくてはならない存在になりました。まだ記憶に新しいのは、9月5日の阪神戦でのあの逆転サヨナラ2ランですね。あの一撃は安部選手の成長がうかがえる場面でした。クライマックスシリーズには出場できませんが、日本シリーズでの活躍を期待しています。