2017年10月04日
永川投手、来季も現役続行。年俸大幅ダウン提示も受け入れる模様。
広島永川が現役続行へ 減額制限超の年俸提示も予想
10/4(水) 4:59配信
日刊スポーツ
広島永川勝浩投手(36)が来季も現役を続けることが3日、分かった。9月下旬には左膝のクリーニング手術を受けていたことも判明。今季は左膝に痛みを抱え、5年ぶりに1軍登板なし。2軍でも24試合で0勝1敗1セーブ、防御率4・85の成績だった。
今季3700万円(推定)の年俸から、減額制限(1億円以下は25%まで)を超える来季の年俸提示が予想されるが「球団にはすごく感謝している」と受け入れて16年目のシーズンに臨む。
永川投手もカープの暗黒時代にチームを支えてくれたピッチャーですね。全盛期は守護神として大車輪の活躍を見せてくれました。ここ最近見ないなと思っていたら、左膝を痛めていたんですね。来季は本当にラストチャンスになります。せめて一軍で中継ぎとして機会がない限りは厳しい選択を迫られることになるでしょう。同郷の梵選手が自由契約になっただけに、永川投手も正念場ですね。
広島、今井投手、小野投手、多田選手、育成の松浦選手を戦力外に。
広島、今井、小野、多田らを戦力外 05年ドラフト組全員がユニホーム脱ぐ
10/4(水) 12:15配信
デイリースポーツ
広島は4日、今井啓介投手、小野淳平投手、多田大輔捕手、育成・松浦耕大捕手の4選手と来季の契約を結ばないことを発表した。
今井は05年度高校生ドラフト2位で中越高校から入団。今季は4試合に登板。0勝0敗、防御率5・40だった。通算は114試合に登板し8勝20敗1セーブ、防御率3・59。球団を訪れた今井は「去年1軍に上がれず(今年は)後悔しないようにやってきた。トライアウトは受けない方向で、プロとしての現役生活に一区切りつけようと思う」と話した。
前日3日に梵英心内野手の退団が発表された。これで05年度ドラフトで入団した全選手が、カープのユニホームを脱ぐことになった。(鈴木将光、今井啓介、齊藤悠葵、相沢寿聡、梵英心、梅原伸亮、飯田宏行、中谷翼)
小野は10年に巨人に入団。13年に青木高広とのトレードで加入した。今季は1軍の登板がなく、通算は70試合で4勝5敗、防御率4・33。「今年は仕事ができていない。2軍でも結果が出せなかった。悔しい思いはある。今後はトライアウトも考えているけど、昨日のきょうなので。まだ野球をしたいという気持ちもありますし、きっぱり諦めるということはない」と話した。
多田は14年度ドラフト7位で鳴門渦潮高校から入団。2年間で1軍出場はなかった。「まだ現役にこだわっていきたい思いはある。やり尽くした感がないので、現役でやりたい」と話した。
松浦は、14年度ドラフト育成1位でMSH医療専門学校から入団。「何とか1軍に上がってやりたかったけど。プロのレベルの高さを知った。今後は未定です」と話した。
ついに戦力外通告が出ましたね。今井投手は素晴らしいピッチングをした時もあっただけに、非常に残念です。思い出すのは、何年か前に甲子園での阪神戦で完封勝利をした試合です。「黒田2世」と言われた今井投手、これで先発ローテーションに入って、投手陣の柱になるかなと思ったところで、故障などで戦列を離れてしまいました。とても残念です。
小野投手はなかなか実力を発揮できずに終わってしまいました。素晴らしい球を持っていますが、制球が甘くなり痛打される場面が多くありました。何かもったいない感じがあります。
多田選手は、確か昨年のファン感謝デーでの椅子取りゲームで優勝したんですよね。歌も上手かったような…。カープの捕手は一軍に石原選手、會澤選手、磯村選手が、二軍にも白濱選手、船越選手、中村選手、そして成長株の坂倉選手と激戦の中なので、ちょっとかわいそうな気もします。
育成の松浦選手は、やはりプロとの実力の差を実感したのでしょうね。かなり厳しい状況だったのでしょう。多田選手同様、ちょっとかわいそうですね。
プロの世界は本当に厳しいです。でもカープは12球団の中でも、まだ面倒見は良いチームだと思います。今日の戦力外で計6名がカープを去ることになります。カープを去っても、また素晴らしい人生を歩んで欲しいと思います。