2017年07月29日
16回戦@マツダ 広島1−9東京ヤクルト 薮田投手6回6失点KO。
【広島】薮田が先発転向後初黒星 まさかの3被弾で6回6失点KO
7/29(土) 22:41配信
スポーツ報知
◆広島1―9ヤクルト(29日・マツダスタジアム)
広島の薮田和樹投手(24)が、先発転向後初黒星となる2敗目を喫した。5月30日の西武戦(メットライフ)から先発に回って以降、6戦6勝、防御率1・85と抜群の安定感を誇っていた。
しかし、この日は初回にバレンティンに左翼席へ20号の特大アーチを運ばれると、5回2死三塁から奥村に勝ち越し打。6回には味方の失策から1死二、三塁となり山田に3ラン、続く大松にもソロを浴び6回6失点(自責5)で降板した。薮田は「今日は勝負どころの1球の大切さを感じました。(6回は)エラーはあったけど、その後を何とかしたかった。こういう試合こそ大事。(この経験を生かし)次に頑張りたいです」とリベンジを誓った。
薮田投手のピッチングは悪くなかったと思います。攻め方がもったいなかったですね。5回表2アウト3塁で打席はヤクルト奥村選手でしたが、次のバッターがピッチャーの小川投手なので、際どい球、誘い球で奥村選手に攻めて、カウントが悪くなったら四球で歩かして小川投手と勝負すればいいものを、簡単にアウトコースにストレートを投げて、三遊間に弾き返されてしまい、勝ち越しを許してしまいました。こんなケースは今季何回見てきたことでしょうか?特に接戦の場合は、ピッチャーの打順も視野に入れた広い判断力が必要です。薮田投手と會澤選手はこの5回の失点について話し合って欲しいものです。6回表はヤクルトバレンティン選手のセカンドゴロの当たりを菊池選手が後逸して、2、3塁の大ピンチになってしまいました。この菊池選手のエラーが試合を分けてしまいました。これで薮田投手が浮き足立ってしまい、ヤクルト山田選手に3ラン、さらに大松選手にソロホームランを浴びてしまいました。本当にもったいない内容でした。しかし、薮田投手も菊池選手も責められません。薮田投手は次回の登板でリベンジしてもらいましょう。そして菊池選手は明日の試合での活躍を期待します。そして、今日3番手に登板した飯田投手ですが、9回にヤクルト打線に捕まり3失点しました。ベンチに下がった飯田投手は涙目になって悔しがっていました。悔しい思いをしてるうちは必ずリベンジできます。なので、飯田投手は次の登板は素晴らしいピッチングをして欲しいですね。
打線は8安打しながら、安部選手のタイムリーの1点のみでした。チャンスは作れてましたが、ヤクルト小川投手の粘りのピッチングにやられてしまいました。安部選手のタイムリーの後もチャンスが続いたのですが、會澤選手、薮田投手の連続三振、田中選手も凡退で1点止まりでした。とにかく、今日は攻撃の面では精彩を欠きました。残念です。
さあ、明日は先発岡田投手です。前回登板同様、ストレート中心の押し込むピッチングを期待します。ヤクルトは石川投手です。初回からどんどん攻めて、早いうちに石川投手をKOしましょう!最下位のヤクルトに負け越す訳にはいきません。明日勝って弾みをつけて、阪神戦を迎えたいものです。
ドラ3床田投手、左肘を手術
広島期待ドラ3新人が左肘手術 トレーナーが語る決断の理由「ベストな選択」
7/28(金) 17:29配信
Full-Count
広島ドラ3ルーキー床田が左肘を手術、復帰まで「8か月から1年」
広島期待ドラ3新人が左肘手術 トレーナーが語る決断の理由「ベストな選択」
広島の床田寛樹投手が27日に左肘の手術を行った。ドラフト3位ルーキーの床田は、貴重な左の先発候補として開幕1軍入り果たし、3試合に登板して1勝1敗、防御率5.19の成績を残していた。4月19日のDeNA戦の登板中に左肘の違和感を訴え、検査の結果「左肘内側筋筋挫傷」と診断され、3軍でリハビリ調整を続けていた。
群馬県内の病院で行った手術は「左肘関節内側側副靭帯再建術・尺骨神経剥離術」というもので、29日まで入院し、その後は3軍で治療とリハビリを行う予定だという。松原1軍担当チーフトレーナーによれば、「一般的に復帰まで8か月から1年」ということで、今季の実践登板はない。「1か月間ギブスで固定して、そこからリハビリを始める。2か月ぐらいで修復した部分が落ち着いてくる」ということで、手術して最初の2か月間が重要になるという。
今季は離脱が続いているジョンソンに続く左の先発として期待され、復帰が待たれていた床田だが、松原トレーナーは「患部を保存するか、外科手術を行うか、2つの選択肢があったが、長い目で見て手術を決断した。しっかり確立されている術式だし、将来を見据えて、ベストな選択だと思う」と、完治を目指して今回の手術に踏み切ったと説明した。
広島はジョンソンが再び離脱するなど、現状では先発投手陣の台所事情は必ずしも楽ではないが、チームが待望する日本人左腕の先発の確立へ、期待のサウスポーが英断に踏み切った。
大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo
ドリヨシが今季期待していたルーキーの床田投手ですが、思い切って手術という選択をしました。床田投手は多彩な変化球で打たせて取るピッチングが持ち味だっただけに、左肘にかかる負担も大きかったんだと思います。早かれ遅かれ、手術はしなければならない状況だったのでしょう。カープ球団はそれだけ床田投手に期待をしている証拠です。今季、来期は投げられないでしょうが、2年後に再び一軍のマウンドに立つ姿を我々ファンは夢見ています。ドリヨシは床田投手の経過を情報が入り次第アップしていきます。焦らず、じっくり、そして完璧に治して戻ってきてください!