2017年07月21日
13回戦@マツダ 広島5−8中日 ジョンソン投手3回途中6失点KO。
広島・ジョンソン 自己最短の三回途中6失点降板
7/21(金) 19:15配信
デイリースポーツ
「広島−中日」(21日、マツダスタジアム)
広島のジョンソンが、自己最短となる2回1/36失点(自責点5)で降板した。
制球力に苦しんだ。1点を先制した直後の二回、2つの四球と死球で2死満塁のピンチ。迎えた「9番・投手」のバルデスに左中間へ走者一掃となる3点適時二塁打を放たれ逆転を許した。
1−3の三回には、1死一、三塁でビシエドに14号3ランを被弾。続く、松井佑に四球を与えたところで2番手・九里に交代が告げられ、マウンドを降りた。
ジョンソン投手は1回のピッチングを見ると上々のピッチングだったので、前回のDeNA戦の時と同じくらいの内容になるかと期待したのですが、2回の内容は全然違ってしまいました。2つの四球と1つの死球で満塁のピンチで、中日バルデス投手に走者一掃のタイムリー2ベースを打たれるという、最悪の結果を招いてしまいました。そして、3回は田中選手のエラーとヒットで1、3塁のピンチで、中日ビシエド選手に3ランを打たれてしまいました。田中選手のエラーで、ジョンソン投手の集中力が切れてしまったでしょうか。このエラーは痛かったですね。結局ジョンソン投手は最短KOにならりました。予想外の結果ですね。2番手の九里投手はまずまずのピッチングでしたが、中日ゲレーロ選手に2打席連続ソロを浴びたのは反省ですね。3番手の高橋樹也投手はナイスピッチングでした。高橋投手はパワーピッチャーではありませんが、持ち味のスローカーブが武器で、緩急自在のピッチングが出来れば、左バッター対策の秘密兵器になり得るピッチャーだと思います。今後が楽しみです。
カープが先制して、ペースを握るかと思ったところであっさり逆転され、中日の一方的なゲームになりかかったところで、打線は粘って1点ずつ返して、最後は3点差まで追い上げました。最後まで諦めない選手の姿勢は評価したいと思います。しかし、今日の試合は勝ちを予想してただけに、ちょっと痛いですね。
さて、明日は薮田投手が先発です。現在、先発投手陣のなかでは一番安定していると言っていいでしょう。快刀乱麻、強気のピッチングを期待します。中日はルーキーの柳投手です。早い回で攻略して、試合を優位に進めて欲しいですね。明日あさっては絶対勝たなくてはなりません!
赤松選手へ海老蔵さんからエール!
海老蔵からの“金言”胸に刻み、復活への活力とする赤松
7/21(金) 10:30配信
スポニチアネックス
恐縮し、思い切り感激していた。胃がん切除手術からの復活を目指し、3軍でトレーニングを再開した広島・赤松に、望外のメッセージが届いた。ご回復をお祈りします―。歌舞伎俳優・市川海老蔵さんのブログにしたためられたものだ。
「ボクレベルの人間に、全国区の海老蔵さんがエールを送ってくださる。すごく力になるし、励みになる。本当にうれしいです」
小林麻央さんのブログが支えだった。同じ34歳。面識はないが、「しんどいのに毎日ブログを更新され、すごく強い方。つらさはわかるので、身近に感じていた」。6月22日に死去。夫の海老蔵さんが開いた翌23日の会見は、抗がん剤治療中に見た。泣いた。その人からのメッセージ。赤松には金言だった。
「今まではボクもブログで発信する側だった。同じ立場の人たちに勇気を与えられたら…と。それが初めてエールをもらい、力のある人の言葉がどれだけ影響力あるか、身に染みて痛感した。とても不思議な感覚です」
過酷な現実を突きつけられていた。1月に手術を受け、入院中の病理検査でリンパ節への転移が複数判明。担当医からはステージ3と説明された。ショックだった。リハビリをこなせば再び野球ができるという希望はしぼみ、「頭の片隅にも無かった」抗がん剤の投与を受け入れた。
約半年に及んだ、その苦しい治療も終了。動き始めて10日が経過した。今はまだ「2〜3キロ落ちた」筋肉量を元のレベルに戻し、心肺機能を高めるトレーニングが中心。週明けの25日から3軍のアップに合流し、徐々にノックやティー打撃といった、野球の動きを取り入れる予定だ。
正直、不安は打ち消せていない。先日受けた6カ月検診は異常なしだったが、手足にはしびれが残り、5年間は再発リスクもつきまとう。「安心はできない」。月に一度は血液検査、秋にはX線を使って患部の断面を撮影するCT検査が待つ。一歩を踏み出したが、「自分の中では薄曇りの状態」という。
「合流したけど、意外にイケるやん…じゃなかった。思ったよりも動けていない。でも頑張りますよ。とことんまでやって、結果は神のみぞ知る。たとえ思い通りにならなくても、今やっていることは間違いじゃない。そう信じていますから」
市川海老蔵さんからの金言を、復活への活力とする赤松。楽観視はできない。それでも口調は明るく、言葉からは達観した強さを感る。1軍の舞台に戻る日を、全快宣言を、信じて待ちたい。(江尾 卓也)
確かに、再発や転移の不安はつきまとうでしょう。しかし、一軍の舞台に戻りたいという熱い思いと、ファンや家族をはじめ、周りの皆さんの励ましで、ガンに打ち勝つ事は十分可能だと思います。赤松選手で印象強いのは、もう何年前の事でしょうか。センターの守備に入っていて、ホームラン勢の当たり、見送れば完全にスタンドに入ってホームランという当たりを、赤松選手がフェンスに駆け上がって見事にキャッチしてアウトにするというシーンがありました。海の向こうのメジャーでも話題になったこのシーンは忘れられませんね。そんな超人的なシーンがまた見たいです。まだまだクリアしなければならない壁は沢山ありますが、なんとか頑張って欲しいです!ファンは君の帰りを待っているぞ!