2017年04月07日
1回戦@マツダ 広島4−1東京ヤクルト ルーキー加藤投手初登板初勝利
広島引き分け挟み5連勝、ルーキー加藤が初勝利
日刊スポーツ 4/7(金) 20:56配信
<広島4−1ヤクルト>◇7日◇マツダスタジアム
広島は1回に新井の先制適時二塁打、3回には小窪の2点適時打で得点。先発の新人加藤は3回まで無安打4三振4四球無失点。
広島先発の新人加藤は6回まで無安打投球。6回、先頭に四球を与えるも、山田ら後続を断った。ヤクルト石川も粘りの投球。
広島加藤は9回1死まで無安打無失点に抑えたが、連打を許し1点を失った。中崎が最後を締め、引き分けを挟み5連勝となった。
夢を見させてくれた加藤投手にありがとうと言いたいですね。9回1アウトまでノーヒットノーランを継続させて、ファンからしたらこれは偉業達成するのではないかと思わせる程でした。残念ではありますが、ナイスピッチングと言っていいでしょう。四球が多いのは加藤投手の特徴ですから、ある程度目をつむらないといけないでしょう。
今日は攻守に渡って小窪選手が頑張りました。今シーズンの初ヒットが2点タイムリーになりましたし、守備ではサードライン際の鋭い打球を横っ飛びで好捕してアウトにするなど、加藤投手の次にヒーローとしての活躍を見せてくれました。
さて、加藤投手もこれだけナイスピッチングをしてくれた事で、先発ローテーションがどうなるかですね。緒方監督にとっては嬉しい悲鳴ですね。もし、ジョンソン投手の体調がおもわしくないようならば、もう1回ローテーションを飛ばして加藤投手を先発させる選択肢も出てきました。それだけ今日の加藤投手のピッチングは投手陣に厚みを増すいい結果になりました。
明日は先発は岡田投手です。先週は不甲斐ないピッチングだっただけに、明日にかける思いは一層強いと思います。ただ、その思いが空回りしないように冷静に頑張って欲しいですね。今日も読売が勝って、ゲーム差は0.5のままです。このままピタッとくっついていきたいですね。
3回戦@ナゴヤドーム 広島5−3中日(延長11回)
広島延長制し4連勝、中日9回追いつくも勝利ならず
日刊スポーツ 4/6(木) 22:16配信
<中日3−5広島>◇6日◇ナゴヤドーム
中日先発は中4日のバルデス。序盤の3回まで1人の走者も許さず完全に抑えた。攻撃は2回、3回に好機を作るも無得点。
広島は4回、田中の安打から好機を広げ、鈴木の二塁打で2点先制。エルドレッドの適時打も出た。中日は中盤も逸機が続いた。
中日は2点を追う9回、2死二塁からゲレーロが適時三塁打。続くビシエドの中前打で同点。2試合連続で延長に入った。
広島は同点の延長11回表1死満塁で新井の右犠飛で1点を挙げた。さらに一塁走者が挟まれる間に1点を加え、4連勝を飾った。
今日は延長戦を制して4連勝になりました。しかし、上手く試合運びをしておけば、こんなに縺れた展開にはならなかったと思います。
4回の攻撃は見事でした。3回まで中日先発のバルデス投手にパーフェクトに抑えられていたところで、いきなり田中選手のヒットを足掛かりに3点先取しました。カープの集中打は素晴らしいですね。
しかし、7回の攻撃は疑問が残ります。ノーアウト1、2塁のチャンス。ここで1点でも入れば試合を有利にするところで、バッター小窪選手に出たサインはバスターでした。結果は463の併殺になりました。きっちりバントで送っておけば、1点入っていたのに、残念です。
延長11回の攻撃は、さすがカープの集中力の高さを物語るものとなりました。ワンアウトから、タナキクマルの三連打で満塁とし、ここで新井選手がきっちり犠牲フライで勝ち越し、その後1塁ランナーの丸選手が挟殺される間に、2塁ランナーの菊池選手が好走塁でホームインしました。犠牲フライで2点取れたのは大きかったですね。
先発の大瀬良投手は6回6安打無失点のピッチングでした。数字だけ見ればまずまずのようですが、無駄な四球が多かったですね。逆球も多かったので、今日の反省点ですね。さらに、7回に登板した今村投手が1失点、9回にクローザーとして登板した中崎投手が2失点と、少し不安な材料を残してしまいました。
そんな中でチームを救ったのは菊池選手でした。6回の守備で1アウト満塁の大ピンチで、中日藤井選手の打った当たりは二遊間の強烈なゴロでしたが、菊池選手がダイビングキャッチして463の併殺に打ち取りました。このプレーが今日の試合のポイントだったと思います。中日のまずい攻めにも助けられたのもありますが…。
これでカープは4連勝。早いかもしれませんが、首位読売に0.5ゲーム差に迫っています。来週には直接対決がありますので、それまではピタッとくっついていきたいですね。
明日は先発はドラ1の加藤投手です。ジョンソン投手の代わりでの登板ですが、ドラ3の床田投手がいいピッチングをしただけに、加藤投手も負けてはいられない思いがあると思います。思い切って投げ込んで欲しいです。