2017年03月02日
福井投手、開幕ローテ入りOK!?
福井、開幕ローテ照準 背中の張りで出遅れも急ピッチ調整へ
スポニチアネックス 3/2(木) 8:54配信
広島は1日、沖縄キャンプを打ち上げた。この日から、背中の張りで別メニュー調整していた福井優也投手(29)が全体練習に合流。調整の足踏みを余儀なくされたが、早期回復により開幕ローテ入りに向けてあらためて意欲を示した。チームはチャーター機で帰広した。
福井の表情は明るかった。キャンプ最終日に、全体練習に“滑り込み復帰”。調整に遅れが生じたとはいえ、開幕ローテーション入りをあきらめてはいない。
「開幕に合わせてやっていく。しっかり(開幕ローテを)つかめるように頑張りたい。広島に帰ったらブルペンに入って、試合でも投げる」
異変は24日のキャッチボール中に起きていた。自らバツ印をつくって、ブルペン入りを回避。翌25日はブルペンで31球を投じたものの、症状は改善に至らなかった。結果的に雨天中止になったとはいえ、26日のヤクルト戦(浦添)の先発を回避。その後は別メニューでの調整を続けていた。
「背中の張りも治まったと思うし、(キャンプを通じて)やりたいことができたと思う。満足している。きょう投げた感じは問題ない。ちょっとこわさはあるけど」
5日ぶりにキャッチボールを再開した。菊地原3軍投手コーチを相手に約40メートルの距離。約15分間行うと、ダッシュなどのメニューを消化した。
今季、開幕ローテ入りを果たせば、昨春に続き自身5度目となる。仮に開幕2カード目となる4月4日からの中日3連戦(ナゴヤドーム)に向かうとすれば、8日の西武とのオープン戦(マツダ)から中6日の登板間隔で4度の先発登板が可能となる。今後、急ピッチでの調整を強いられることに変わりはないが、調整の期間は十分に残されている。だからこそ、持ち前の強気な姿勢を崩さない。
なんとか治って滑り込みセーフという感じでしょうか…。福井投手には今年も大きな期待がかかっています。彼のポテンシャルは素晴らしいものがあります。投球の一球一球はまさに一級品です。ですが、メンタル面でのもろさがそのピッチング自体を崩してしまうという、なんとももったいない投手でもあります。一昨年は引退した黒田さんのアドバイスもあって安定したピッチングを続けて、キャリアハイの9勝をマークしました。開花しつつある福井投手の今年に賭ける思いはひとしおでしょう。普通に投げれば二桁勝利も確実だと思います。大瀬良投手が離脱した今、カープのリーグ連覇、悲願の日本一には彼の存在は欠かせません。 次回オープン戦での登板にかなり注目です。でも、無理はしないでね…。
田中選手、サードスタメンの可能性も
田中、攻守でアピール!小久保監督「サードでスタメンもある」
サンケイスポーツ 3/2(木) 8:55配信
侍ジャパン壮行試合(台湾選抜1−9日本、1日、ヤフオクD)代表で初めて先発出場した田中(広島)は、攻守でアピールし「しっかり守ることを意識しました。準備だけはしっかり」とうなずいた。
本職は遊撃手だが、三塁で安定した守備を披露。打っては六回無死一塁と七回無死一、二塁で2本の右前打を放った。「走者が入れ替わってもいいので、思いきって引っ張った」という状況に応じた打撃が得点につながり、小久保監督は「松田の状態次第ではサードでスタメンもある」と評価した。
いやあ、是非ともスタメンで使って欲しいですね。昨日も書いたのですが、彼は使えば使う程味が出る選手です。昨年のクライマックスシリーズは驚異的な打率を残すなど、短期決戦には抜群の力を発揮します。それだけにベンチに置いたままにするのは非常にもったいないと思います。松田選手にも頑張って欲しいですが、田中選手の活躍も是非観てみたいですね。