2022年02月28日
春季キャンプ打ち上げ!
広島の監督賞はドラ5・松本と育成・二俣 敢闘賞はドラ6・末包
2/28(月) 17:30
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東スポWeb
左から松本、二俣、末包(東スポWeb)
若ゴイが躍動した1か月だった。広島は28日、沖縄市のコザしんきんスタジアムで一軍キャンプを打ち上げた。佐々岡真司監督(54)は「キャンプは終わったが、まだ競争意識を持ってやっていけるように。二遊間と会沢以外は競争。空いているところをつかんでほしい」とナインにゲキを飛ばした。
今年の監督賞にドラフト5位の松本竜也投手(22=ホンダ鈴鹿)と育成の二俣翔一内野手(19)、敢闘賞にはドラフト6位の末包昇大外野手(25=大阪ガス)が選ばれた。佐々岡監督は選考理由を「結果、内容が表れた選手」とした上で「松本は期待するところがある。二俣も最後の実戦でいい結果を示した」と説明した。
松本は「充実したキャンプでたくさん学ぶことができた」と笑みを浮かべ、二俣は「呼ばれた瞬間、びっくりしました。驚きました」と語った。また敢闘賞で指揮官からお酒を手渡された末包は「プロ1年目なのでしっかりと元気を出してチームの起爆剤になれるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
東京スポーツ
1か月間の春季キャンプが終わりました。日南、沖縄と全体的にかなり活気あふれるキャンプだったと思います。
このキャンプの監督賞はドラ5ルーキーの松本投手と、育成の二俣選手。そして敢闘賞はドラ6ルーキーの末包選手に決まりました。
松本投手はセットアッパー候補で、対外試合2試合で計2イニングを無失点に抑えました。見た感じも安定したピッチングをしており、大崩れはしないなと思いました。何と言っても強い気持ちを持っていますので、ピンチになればなるほど松本投手の実力が発揮されるのではないでしょうか。
二俣選手は対外試合4戦連続安打など、初の1軍キャンプでアピールしました。二俣選手は本来はキャッチャーですが、出場機会を求めて現在はサードで頑張っています。高校時代、最初はバッティングが課題でしたが、高校通算21本塁打をマークしたスラッガーです。このキャンプではその片鱗をのぞかせています。二俣選手はおそらく開幕までには支配下選手登録されるのではないかと思います。3月に入っても1軍に帯同するでしょうが、なんとか食らいついて欲しいですね。
末包選手は対外試合4番に入り、コンスタントにヒットを重ねてきました。26日の読売とのオープン戦では、レフトスタンド後方の防球ネット最上部に当たる特大の2ランを放ち、持ち味のパワーを発揮しました。が、昨日の日本ハムとのオープン戦では、1アウト満塁の絶好のチャンスで空振り三振を喫しました。末包選手もかなり悔しかったと思います。末包選手は落ちる系の球についてきてない感じがしますので、今後はそこの見極めが課題になりそうです。
このキャンプでは、ケガや故障で途中離脱する選手がいませんでした。これが大きかったと思います。開幕まであと25日ですが、1軍の生き残りをかけての競争がさらにし烈になってきます。当落線上にいる選手の皆さんは大変ですが、持っているもの全部を出し切って、悔いのないように過ごして欲しいですね。
2022年02月25日
紅白戦で玉村投手、小林投手がアピール失敗。中村奨成選手2打点!末包選手今日もマルチ!
広島の開幕ローテ候補2人がアピール失敗 小林樹斗が3回3失点、玉村昇悟が3回1失点
2/25(金) 14:16
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サンケイスポーツ
広島・小林樹斗投手
広島春季キャンプ(25日、沖縄)紅白戦(3回制)で開幕ローテ候補の2人がともに先発で精彩を欠いた。最速151キロ右腕の小林樹斗投手(19)が3回4安打3失点、昨季4勝を挙げた左腕の玉村昇悟投手(20)が3回3安打1失点だった。
小林は二回までパーフェクト投球だったが、三回先頭・石原の左中間二塁打から野間に適時打、中村奨に2点二塁打を許した。玉村は一回1死から単打と味方の失策で一、二塁を招き、188センチ、110キロの右の大砲候補のD6位・末包(大阪ガス)に中前適時打を浴びた。
開幕ローテは大瀬良、九里、森下、床田が確定した。残り2枠を最速150キロ左腕のD2位・森(三菱重工West)、小林、玉村、遠藤らで争っている。23日の阪神との練習試合(宜野座)が天候不良で中止となったため、この日に紅白戦を組んだ。
おととい登板予定の阪神との練習試合が雨天中止になったため、今日の紅白戦に登板した玉村投手と小林投手でしたが、先発ローテーション入りのアピールは今ひとつだったようです。
ドリヨシが見る限り、玉村投手はストレートの威力が今ひとつで、変化球のキレもあまり感じられませんでした。テレビ中継の解説の達川光男さんが言われてましたが、玉村投手が変化球を投げる時は腕の振りが弱くなるとのことでした。確かに、変化球の腕の振りがストレートと比べると弱いかなと感じました。
小林投手は1回、2回と素晴らしいピッチングでした。ストレートと変化球のコンビネーションも上々だったと思いますし、コントロールも良かったです。キャッチャーに入った會澤選手も高評価していました。しかし、3回に石原選手に左中間に2ベースを浴びてからガタガタっと崩れ、3失点しました。ランナーを背負ってからのピッチングが課題になりますね。
打っては中村奨成選手が2打点の活躍を見せました。3回、小林投手からアウトコースの球を素直に弾き返し、ライト線へ2点タイムリー2ベースを放ちました。ドリヨシは贔屓目に見ているかもしれませんが、中村奨成選手は今シーズン絶対にイケると思います。
そして、ドラ6ルーキーの末包選手が今日の紅白戦でもマルチ安打をマークしました。特に1回は玉村投手からセンター前にタイムリーを放ちました。末包選手は先日、鈴木誠也選手からバッティングについてアドバイスを受けて、バッティングフォームと意識を修正しながら、課題を克服している段階だそうです。ドリヨシ的には、キャンプ前半はバッティングに関しては引っ張り専門だった印象でしたが、アドバイスの後は、センター中心に打ち返す感じになってきているなと感じました。末包選手はドラ3ルーキーの中村健人選手と同様に、結果が求められますので、明日からのオープン戦でのバッティングに注目ですね。
そのオープン戦が明日からスタートします。明日は那覇で読売戦です。我らがエースの大瀬良投手が先発します。明日のピッチングで、開幕投手が確定すると言っていいかなと思います。あとは打線のつながり、得点力に注目したいですね。
2022年02月23日
佐々岡監督が沖縄キャンプ第2クールを振り返る。
鯉将一問一答 広島・佐々岡監督は新助っ人の早期入国を希望 「早く入ってきて欲しい、そう願っています」
2/23(水) 18:44
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サンケイスポーツ
広島・佐々岡真司監督
(練習試合、阪神―広島=雨天中止、23日、沖縄・宜野座)登板予定だった広島の開幕ローテ候補、小林樹斗投手(19)と玉村昇悟投手(20)の2人は、新たに組み込んだ25日の紅白戦(沖縄)で投げることになった。ともに3回投げる予定。佐々岡真司監督(54)の主な一問一答は次の通り。
──沖縄キャンプ第2クールを振り返って
「きょう試合がなかったのでちょっと残念でしたけど、順調に来ていると思います。まだまだやらないといけないこともたくさんありますけどね」
──第2クール中の実戦2試合で目立った選手は
「野手の中村健人(ドラフト3位、トヨタ自動車)と末包(同6位)大阪ガス)はアピールするところもありますし、荒削りなところもまだまだあると思います。守備にミスが出ていたりしていますけど、一日一日反省して、次に生かせるようにしっかりとやらせていきたいなと。開幕までオープン戦等もありますし、つなげていきたいという思いもあります」
──投手では
「中で投げている黒原(同1位、関学大)、松本(同5位、ホンダ鈴鹿)というところはね。特に黒原はシート打撃で結果出ず(打者11人8安打)に悩んだところはあったと思いますけど、それでもしっかりと練習して、反省を生かして、巨人戦(19日、1回三者連続三振)というよりも、その後のブルペンから少しずつ変わってきたと思っています。いいものを出せてホッとしていますし、特に本人が一番ホッとしたと思いますし、まだまだ結果を残して開幕1軍に残れるか、だと思います」
──大瀬良、九里、森下の中で開幕投手は
「そこは聞きたいところでしょうし、ある程度。タイミングをみて発表します」
──新外国人のマクブルーム(前ロイヤルズ)、アンダーソン(前レンジャーズ)、ターリー(前ホワイトソックス)の状況は
「3月になって、(日本に)入ってきても隔離があったりと、正式なことはいろいろとまだ決まっていない。こちらとしては早く入ってきて欲しい、そう願っています」
──コンディション不良の坂倉は
「まったく。しっかりファーム(2軍)で出てきてから考えたいと思います。まったく白紙です。3月に入ってファームで試合に出れば、そこから様子を見て」
──最終クールに向けて
「最後にオープン戦(26日は巨人、27日は日本ハム)が組まれている。仕上げはまだまだ先なので、若い選手は2試合、アピールして、3月を迎えてもらいたいと思います」
佐々岡監督のコメントは、チーム全体がしっかり見えているなという印象があります。さすが就任3年目となると、違ってきますね。
外野手のポジション争いがし烈ですが、その中でもドラ3ルーキーの中村健人選手と、ドラ6ルーキーの末包選手がバッティングでアピールしています。26日からオープン戦が始まりますが、この2選手がどこまで1軍レベルについてこれるか注目です。しかし、そんな中で忘れてはいけないのがドリヨシ推しの中村奨成選手です。彼もバッティングは向上しています。もうしばらくは2番DHかレフトで出場すると思いますが、このチャンスを是非モノにして欲しいですね。
投手ではドラ1ルーキーの黒原投手が、先日のシート打撃で炎上して、黒原投手自身も不安だらけになったと思いますが、ピッチングフォームを修正し、読売との練習試合では1イニングを3者連続三振という、最高の結果を出してくれました。これで黒原投手はホッとできたと思いますので、今から本領を発揮してくれるでしょう。
ドラ5ルーキーの松本投手はドリヨシ的にはリリーフで十分通用するのではないかと思います。安定したピッチングで、大崩れしにくい印象がありますし、社会人野球時代は主にリリーフをしていたというのもあって、度胸がすわっています。松本投手がリリーフ陣に加われば、層がさらに厚くなりますね。
開幕投手については、佐々岡監督の中では既に決まっていると思います。26日の読売とのオープン戦で、大瀬良投手が先発しますが、その内容を見極めて、大瀬良投手を指名するシナリオが出来ているはずです。何と言ってもカープのエースですからね。
新外国人選手のマクブルーム選手、アンダーソン投手、ターリー投手の来日については、3月から入国制限が緩和されるので、おそらく3月上旬までには来日できるのではないかと思います。が、来日後も待機期間などがありますし、これら3選手がどれだけトレーニングや練習をしていたのか、全くわからないので、公式戦開幕までには間に合わないかもしれません。シーズン序盤は現有勢力で戦うことになりそうです。
いよいよキャンプも大詰めで、オープン戦が本格的になってきます。選手の皆さんも課題を克服しつつ、1軍定着に向けてアピールがさらにし烈になりますね。今季はチームの底上げがしっかり出来ていますので、今後のオープン戦の戦い方に注目していきたいと思います。
2022年02月20日
大瀬良投手、九里投手、森下投手がシート打撃に登板!
広島・大瀬良 シート打撃1巡目で降板「大事を取って、という形を取らせてもらった」
2/20(日) 21:44
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東スポWeb
広島・大瀬良(東スポWeb)
広島・大瀬良大地投手(30)が20日、沖縄市のコザしんきんスタジアムでシート打撃に登板した。1巡目に打者6人に投げて被安打1、与四球1、2奪三振だった。予定では2巡目もあったが、投げることなくベンチへと下がった。
大瀬良は「投げていてちょっと気になる部分が出てきたので」とし「2セット目は『無理しなくてもいいんじゃないか』とトレーナーさんとも話して終わった感じ。本当に大事を取って、という形を取らせてもらいました」と説明した。
佐々岡監督は「(大瀬良)本人とトレーナーも『大丈夫』だと。今日は寒かったので、そこまで心配することはないということだった。次の登板に支障はないかなと思う」と話し、26日に行われるオープン戦の巨人戦(那覇)での先発を予告した。
東京スポーツ
広島・九里がシート打撃で被安打4 昨季セ最多勝の貫禄「この段階では順調に来ている」
2/20(日) 21:30
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東スポWeb
シート打撃に登板した広島・九里(東スポWeb)
広島・九里亜蓮投手(30)が20日、沖縄市のコザしんきんスタジアムでシート打撃に登板した。打者13人に52球を投げて被安打4、与四球1、4奪三振。球場のガンでは最速は139キロだった。
九里は「自分が投げたい球や打者の反応だったりをしっかり見られた。真っすぐもある程度は投げ切れたので、この段階では順調に来ていると思います」と話した。昨年のセ・リーグ最多勝(13勝)右腕は自身初の開幕投手を目標に掲げる。
昨年まで3年連続で開幕投手を務める大瀬良、そして3年目・森下がライバルだ。九里は「監督さんから発表があるまでは、誰が言われるか分からないですし、目指してやっていきたい。いつになるか分からないが一生懸命やりたい」と語った。
東京スポーツ
広島・森下 シート打撃で好投「しっかり準備をして投げられたので良かった」
2/20(日) 21:08
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東スポWeb
開幕投手を狙う広島・森下(東スポWeb)
開幕投手へ向けて好アピールを見せた。広島・森下暢仁投手(24)が20日、沖縄市のコザしんきんスタジアムでシート打撃に登板。打者14人に41球を投げて被安打がわずか2、1奪三振で無四球の好投≠セった。
それでも森下は「セット(ポジション)に入ってからのバラつきだったりがあった。そこをもうちょっと精度を上げていけたらなと思う」と話した。球場のガンで最速145キロ。右腕は「しっかり準備をして投げられたので良かったなと思う」と語った。
バックネット裏で森下、大瀬良、九里の開幕投手を争う3人の投球を見守った佐々岡監督は「森下は真っすぐが(球団のガンでは)150キロ出ていた」と明かし「いろいろ試していたボールもあったと思う。対打者を見ながらやっていた」と満足そうに振り返った。
東京スポーツ
今日は大瀬良投手、九里投手、森下投手の先発3本柱がシート打撃に登板しました。
大瀬良投手は体の張りを訴えてシート打撃を途中降板するアクシデントがありました。初の実戦形式のマウンドで1巡目に打者6人と対戦し、1安打1四球に抑えましたが、2巡目でマウンドに上がる事はありませんでした。今日は寒い中での登板でしたので、体の張りを心配しましたが、支障はなさそうで良かったです。大瀬良投手は26日の那覇での読売戦に先発予定です。
九里投手は打者13人と対戦し、MAXは139キロでしたが、コーナーに厳しい球を集めました。中村奨成選手の打席では厳しいインコースの球で2本バットを折りました。今の段階では順調に来ているようです。
森下投手は打者14人に対し41球を投げて、2安打1奪三振無四球と、圧巻のピッチングを披露しました。MAXは145キロを計測しました。
3人共に順調な仕上がりを見せています。この3人に床田投手が加わり、先発4本柱になろうとしています。ドリヨシ的には、この4投手で50勝できれば、リーグ優勝は間違いないと思います。いや、現在の調子を考えると、50勝を遥かに越える可能性は高いでしょう。
佐々岡監督は2月のキャンプ中に開幕投手を指名する予定ですが、やはりエースの大瀬良投手であると思います。大瀬良投手でなくてはなりません。九里投手は3戦目に、森下投手は2カード目の初戦に先発起用した方がベターかと考えています。
2022年02月17日
栗林投手、大道投手がシート打撃に登板!
広島・栗林がシート打撃に登板 打者11人で4奪三振「2イニングでもベストを出せるように」
2/17(木) 20:50
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東スポWeb
広島・栗林(東スポWeb)
着実にステップを踏んでいる。広島の栗林良吏投手(25)が17日、沖縄市のコザしんきんスタジアムで今キャンプで初めてシート打撃に登板した。雨が降りしきる中、打者11人に投げて被安打3、4奪三振の結果だった。
この日は「ストライク先行」をテーマに投げたという栗林は「走者がいない状態だったら結構いい球がいっていた。フォークは走者がいる状況では良くなかった」と振り返った。そして今後に向けては「クイックを課題にやりたい」と話した。
今年から延長12回制が復活する見込み。シート打撃の登板で1巡目と2巡目の間に他の投手を挟み、イニングまたぎを想定したという栗林は「1イニングでベストを出すのももちろん大事だが、2イニングでもベストを出せるように」とも語った。
東京スポーツ
広島の2年目・大道 シート打撃でリベンジ投 打者8人に1安打
2/17(木) 19:27
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デイリースポーツ
シート打撃に登板して力投する大道(撮影・立川洋一郎)
「広島春季キャンプ」(17日、沖縄)
2年目の大道温貴投手が雨の中、シート打撃に登板し、打者8人に対して1安打1奪三振と好投した。
12日の紅白戦では3回5安打3失点と打ち込まれた。異例ともいえる実戦から実戦形式練習に臨んだが、きっちり修正してみせた。
「きょうはピシャリといきたかったんで少し力を入れて投げました。カーブを多めに投げたいなというのがあったんですけど、ストレートの走りが良かったんで、もうちょっとカーブを入れたかったんですけど真っすぐでいっちゃいました」
持ち味であるストレートはもちろん、落差のあるカーブも効果的だった。
「真っすぐの勢いは変えたくないので真っすぐメインには変わりないのですが、そこに緩急があれば、幅を広げるということに関してはカーブが有効なのかなと思います」
現状では先発か中継ぎが起用法は定まっていない。
「やっぱり難しいところ。自分が調子を保っていって、与えられたところで投げられたらなと思う。自分のコンディションをきょうぐらいのところまで常にもっていけるように調整していくだけ」
ポジションを求めて、実戦で結果を残していくだけだ。
プロ2年目の栗林投手と大道投手がシート打撃に登板しました。
栗林投手はこのキャンプ初のシート打撃に登板しました。打者11人に対し、4安打4奪三振無四球でした。このキャンプでは制球力向上を課題に取り組んできました。初めての実戦形式の登板で、ストライク先行を意識した今日のピッチングでは、全30球中ボール球は8球で、カウントが2ボールまで進んだのは1度しかありませんでした。
今季は延長12回制が復活する中、シート打撃2巡目はイニング跨ぎを想定しました。しかし、打者6人に4安打を浴びました。打者5人をパーフェクトに抑えた1巡目から、割合を増やしたクイック投法のバランスが悪く、球が甘く入りました。次回はクイックを課題にやりたいと振り返りました。
ドリヨシ的には、栗林投手は順調に仕上がっていると思います。新たな事にチャレンジする中で、出来る事は取り入れ、出来ない事は切り捨てる作業をしていく次のクールになるでしょう。
大道投手はこのキャンプ2度目のシート打撃に登板しました。打者8人に投げて被安打はわずか1で、1奪三振と結果を残しました。小雨の降る中のコンディションでしたが、ピッチングのバランスが良かったと思います。
昨シーズンは中継ぎでスタートし、途中で先発に転向しました。24試合に登板し、4勝4敗、防御率は4.75でした。今季のポジションは未定ですが、ドリヨシ的には大道投手はリリーフに適していると思います。1イニング限定で持っている力を発揮した方が、良い結果をもたらすと思います。
2022年02月15日
大瀬良投手、九里投手、森下投手がフリー打撃に登板!
広島・大瀬良、九里、森下の開幕投手候補がフリー打撃に登板
2/15(火) 16:53
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サンケイスポーツ
打撃投手を務める広島・大瀬良大地=コザしんきんスタジアム(撮影・甘利慈)
広島春季キャンプ(15日、沖縄)1軍の2次キャンプが沖縄市のコザしんきんスタジアムで始まり、大瀬良大地投手(30)、九里亜蓮投手(30)、森下暢仁投手(24)の3投手がフリー打撃の打撃投手を務めた。
開幕投手候補の3投手は球種を直球に縛りをかけマウンドヘ。韮沢、D3位・中村健(トヨタ自動車)、林、D6位・末包(大阪ガス)を相手に打者1人5球前後、これを2セット繰り返して40球近くを投じた。
4年連続4度目の開幕投手を狙う大瀬良は41球を投げ安打性の当たりは2本に抑えた。九里は43球を投げ、柵越え1本を含む安打性の当たりは10本、森下は41球を投げ柵越え1本を含む安打性の当たりは6本だった。
先発の3本柱のピッチャーがフリー打撃に登板しました。
大瀬良投手は41球全てストレートを投げ込んでMAX140キロを計測しました。芯で捉えられたのは2球程度しかなく、中村健人選手からは空振りを奪うなど仕上がりは順調のようです。実際にボールに外れたのは7球だけで、制球は安定しており、ファウルも16球を数えました。
九里投手は43球を投げて、日南キャンプで松坂大輔さんから直伝されたスライダーも試して、中村健人選手から空振りを奪いました。九里投手の変化球が1つ増える事で、ピッチングの幅がさらに広がりそうですね。
森下投手はストレートのみ41球を投げて、MAX144キロを計測しました。末包選手に1球だけバックスクリーンに運ばれましたが、調整は順調のようです。
先発投手陣の中核として期待される3人はそろって開幕投手に名乗りを上げていますが、ドリヨシは間違いなく大瀬良投手だと確信しています。今までの実績や、自主トレ、キャンプの大瀬良投手の状態を観ると、誰が考えても大瀬良投手で間違いないでしょう。3人共に順調なので、この調子で3月の開幕を迎えて欲しいですね。
1軍沖縄キャンプがスタート!
カープ沖縄キャンプがスタート 佐々岡監督「チーム一丸で今年こそ優勝」
2/15(火) 10:46
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中国新聞デジタル
歓迎式で整列する選手たち
広島東洋カープは15日、沖縄市のコザしんきんスタジアムでの2次キャンプを始めた。気温17度と南国の暖かい日差しを浴びながら動きだした。
午前9時20分から市の歓迎式があり、佐々岡真司監督ら首脳陣と34選手がグラウンドに集まった。広島東洋カープ沖縄協力会の宮里敏行会長が「魅力あるプレーで全国に元気を届け、リーグ優勝、日本一を目指してほしい」とエール。佐々岡監督は「今年こそ皆さんの期待に応えられるよう、チーム一丸でリーグ優勝を目指して頑張ります」と決意表明した。
中国新聞社
いよいよ沖縄キャンプがスタートしました。実戦形式が中心のキャンプになります。注目はやはり鈴木誠也選手の抜けた穴を誰が埋めるかになりますね。外野のレギュラーポジション争いはかなりし烈になっています。野間選手、宇草選手、正随選手、大盛選手、西川選手、中村奨成選手に加え、ルーキーの中村健人選手、末包選手。さらにベテランの長野選手、松山選手と、かなりのサバイバルになっています。ドリヨシもこれら多くの選手から3人を絞るのは難しいですね。でも、個人的には中村奨成選手は是非起用して欲しいです。
投手陣も、先発、リリーフとメンバーを絞る事になります。投手陣も高いレベルでの競争になりますが、ドリヨシ的には先発では玉村投手、リリーフでは森浦投手に頑張ってもらいたいと思っています。
沖縄キャンプ中では、対外試合が6試合あります。いきなり明日午後1時からDeNAとの練習試合が予定されています。どんな戦いをするのか、楽しみですね。
2022年02月14日
玉村投手が16日DeNA戦で先発へ!小林投手は中継ぎで登板!
広島玉村昇悟、開幕ローテ入りへ対外試合で先陣「自分の力をしっかり出す」16日DeNA戦
2/14(月) 18:14
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日刊スポーツ
キャッチボールをする広島玉村(撮影・加藤孝規)
3年目の広島玉村昇悟投手が今季初の対外試合となる16日DeNA戦で“開幕投手”を務める。
昨季は球団の高卒2年目では08年前田健太(ツインズ)以来の投球回数100回を達成し、5勝をマーク。今キャンプは2日のフリー打撃登板で同世代の投手と競い合うように調整の段階を上げ、11日の紅白戦では3回3安打2失点佐々岡監督は「まだ競争をしているが、期待をしている」と初戦を託した。
開幕ローテを狙う左腕は沖縄2次キャンプを翌日に控え「最初のスタートなので、しっかり流れを作れるように。最初は自分の力をしっかり出すことをやっていきたい」と気を引き締めた。ソフトバンク和田に弟子入りしたオフからの成果を示したいところ。2次キャンプではオープン戦2試合を含めて対外試合6試合が予定され、開幕1軍争いが本格化する。
○…高卒2年目の小林樹斗投手も16日DeNA戦に中継ぎで登板予定だ。昨季最終戦で1軍デビューした右腕は宮崎・日南での1次キャンプから力強い真っすぐを中心にアピールし、2次キャンプ地の沖縄へ入った。
「今がチャンスだと思うので結果にこだわって、ゼロで抑えるというのはもちろん、その中で内容も求めていければ」。こちらも玉村同様、開幕ローテ入りを目指す。
玉村投手が16日のDeNAとの練習試合で先発することになりました。玉村投手は昨シーズン5勝をマークしましたが、ドリヨシ的にはもう3勝していてもおかしくない程の素晴らしいピッチングを見せてくれました。独特のピッチングフォームは相手打者のタイミングをずらすという特徴を持っています。3年目の今シーズンは玉村投手の真価を問われます。そんなプレッシャーは感じているかもしれませんが、だからと言ってピッチングスタイルを変える必要はないと思います。あさっての練習試合では、持っているもの全てをぶつけて欲しいですね。
小林投手も中継ぎで登板する予定です。小林投手は何と言っても威力あるストレートです。昨シーズンの最終戦、ヤクルト打線相手に立ち上がりは素晴らしいピッチングでしたが、ヤクルト打線が2回り目になると、ボコボコにやられて、ほろ苦いデビューになりました。しかし、この試合は小林投手にとっては大きな糧になったはずです。課題を克服するべく、シーズンオフや日南キャンプを過ごしてきました。小林投手も失うものはないので、持っているもの全てを出し切って欲しいと思います。
2022年02月13日
1軍の日南1次キャンプ打ち上げ!
広島が日南1次キャンプ打ち上げ、九里亜蓮が手締め「いい形でシーズンを迎えられるように」
2/13(日) 12:44
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日刊スポーツ
日南1軍キャンプの打ち上げで手締めをする広島九里。左は佐々岡監督。右はドラフト3位の中村健(撮影・加藤孝規)
広島は13日、宮崎・日南での1次キャンプを打ち上げた。投手キャプテンの九里亜蓮投手(30)が手締めの音頭をとった。
「今日で日南キャンプが終わり、明日から沖縄キャンプが始まります。実戦が増えてきますが、サポートしてくださる人々に感謝の気持ちを忘れず、リーグ優勝、日本一を目指して、しっかり1人1人が課題を持ち、1日1日を大切にしていい形でシーズンを迎えられるように頑張っていきましょう」
チームは1日から宮崎・日南で1次キャンプを行っていた。13日のうちに沖縄に移動し、1日休日を挟んで15日から28日まで沖縄市内のコザしんきんスタジアムで2次キャンプを行う。
早いもので、もう日南のキャンプが終わりました。
この春のキャンプでは、ドラ1ルーキーの黒原投手ら新人5選手が1軍キャンプに帯同し、ドラ3ルーキーの中村健人選手、ドラ6ルーキーの末包選手の2人は、外野のポジション争いを活性化させ、盛り上げ役としても目立ちました。
ドリヨシの感想としては、若い選手が多い中で皆声が良く出ていて、元気でいい雰囲気だったと思います。
ドリヨシ的に印象に残った選手は、投手では床田投手、中崎投手、森浦投手です。床田投手は11日の紅白戦でほぼ完璧なピッチングを見せて、仕上がりが順調です。中崎投手は威力あるストレートが復活し、相手打者を押し込んでいましたし、森浦投手は球のキレが素晴らしく、制球もしっかりしていて、今季も最多登板での活躍が期待されます。
野手ではドリヨシ推しの中村奨成選手とドラ3ルーキーの中村健人選手の「ダブル中村」です。中村奨成選手はバッティングはさらに進化しています。キャンプ前の自主トレでは中日の大島選手に弟子入りして、バッティングのノウハウを教えてもらい、コツを掴みつつあります。11日の紅白戦では3打数3安打とレギュラー獲得に向けてアピールしました。中村健人選手は持ち味のやわらかいバッティングで安打性の打球を量産。11日の紅白戦ではチーム初となる2ランをレフトスタンドへ運びました。中村健人選手もルーキーながら外野のレギュラー獲得に向けて必死です。
若いチームではありますが、レベルの高い競争が激化しています。何か観ている我々ファンも一層ワクワクしてきますね。
1軍は15日から沖縄県沖縄市で2次キャンプに入ります。いよいよ実戦モードが本格化してきます。いきなり16日にはDeNAとの練習試合も行なわれます。1軍生き残りをかけて、選手の皆さんも一生懸命ですが、とにかくケガをしないように頑張って欲しいと思います。
そして、ドリヨシが安心したのは、沖縄の2次キャンプもJSPORTSが中継してくれる事です。これで沖縄での練習試合やオープン戦をリアルタイムで観戦できるので良かったです。JSPORTSさん、ありがとうございます!
2022年02月12日
ドラ4田村選手が鮮烈デビューで佐々岡監督もビックリ!
広島ドラ4・田村が鮮烈デビュー 紅白戦初打席でフェン直二塁打
2/12(土) 20:22
配信
デイリースポーツ
2回、二塁打を放つ田村(撮影・北村雅宏)
「広島紅白戦、白組2−3紅組」(12日、天福球場)
広島のドラフト4位・田村俊介外野手(18)=愛工大名電=が、白組の「7番・左翼」で先発出場し“鮮烈デビュー”を果たした。紅白戦初打席で遠藤から左翼フェンス直撃の二塁打。球場全体をどよめきに包み「緊張したところで結果が出たのは、自分の中でプラスになる」と自信を深めた。
二回2死一塁。初球は空振りだったが、豪快なフルスイングでルーキーらしさを発揮。そして4球目の直球を力強く捉えた打球が、左翼後方を襲った。ベンチが盛り上がる中、塁上で小さくガッツポーズ。逆方向への長打に佐々岡監督は「高校生でね。初球から振っていたのも素晴らしいし、楽しみ」と高く評価した。
同じ日南市の2軍キャンプに参加していたが、この日1軍合流。その知らせを前日伝え聞き「すごくワクワクしました」。14日からは再び2軍に戻って調整するが、与えたインパクトは絶大だ。「今年中に、1軍の試合に出たいという目標がある。第1歩のスタートをしっかり切れたと思います」と田村。高卒1年目の1軍デビューに、期待は大きく膨らんだ1日となった。
田村選手の持ち味のバッティングで見事にアピールに成功しました。
紅白戦では白組の7番レフトでスタメン出場しました。2回2アウト1塁の場面、紅組の遠藤投手が投げたアウトコース寄りのストレートを逆方向へ放ち、レフトフェンス直撃の2ベースをマークしました。
1軍合流を知ったのは11日の練習後に高監督から伝えられたそうです。いきなりの1軍の紅白戦でしたが、持ち味の打力を首脳陣にアピールしました。佐々岡監督も楽しみな存在と今後に大きな期待を寄せていました。
田村選手はもしかしたら大化けする可能性を秘めているような気がします。高卒ルーキーながら体が出来ていますし、高校時代は「二刀流」をこなしていましたので、器用さもあるんだなと感じています。カープのレジェンド、前田智徳さん以来の逸材かもしれません。
田村選手は再び2軍キャンプに戻りますが、彼が与えたインパクトはかなり大きいと思います。今後の田村選手に期待したいですね。