2019年06月14日
1回戦@楽天生命パーク 広島2−11東北楽天 楽天打線に7被弾大敗。床田投手7失点炎上。
広島 今季ワースト7被弾で5度目の3連敗 交流戦4カード連続初戦黒星
6/14(金) 20:58配信
大差をつけられ、ベンチで頭を抱える緒方監督(撮影・棚橋慶太)
「交流戦、楽天11−2広島」(14日、楽天生命パーク宮城)
広島が今季ワーストの7被弾で今季5度目の3連敗(1分け挟み)を喫した。
先発の床田が初回、先頭の茂木に直球を右中間席へ運ばれ、先制点を献上。続く島内に右前打、浅村には四球を許し一、二塁のピンチを迎えた。そして4番・ブラッシュには左中間席へ3ランを運ばれた。2死からウィーラーに左翼席へソロを浴び、この回3被弾で5点を失うまさかの立ち上がりとなった。
二回も先頭の太田に左翼ポール際へソロを許すと、2死走者なしからは浅村に右中間席へソロを被弾。二回途中6安打、5本塁打7失点で降板した。
今季初登板となった2番手・薮田も三回に犠飛、四回には浅村、五回には辰己に2ランを浴び失点を重ねた。
攻撃陣は二回に会沢の7号2ランで反撃したが、大量失点で三回以降は沈黙した。
広島は交流戦で4カード連続初戦黒星、2勝7敗1分けで最下位に低迷。巨人が勝てばセ・リーグでも首位陥落となる。
試合途中から緊張感が完全になくなってしまいました。今季のワーストゲームの一つになりました。
先発床田投手は立ち上がりから炎上しました。1回裏、先頭の楽天茂木選手に右中間スタンドへ先頭打者ホームランを浴びて0−1。ヒットと四球で1、2塁とされ、楽天ブラッシュ選手に左中間スタンドへ3ランを浴びて0−4となりました。さらに2アウト後、楽天ウィーラー選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて0−5とリードを広げられました。
打線は2回表、楽天先発の辛島投手を攻め、1アウト2塁から、會澤選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、2−5と3点差に追い上げました。
しかし、2回裏、楽天太田選手にレフトポール際にソロホームランを浴びて2−6。2アウト後、楽天浅村選手に右中間スタンドへソロホームランを浴びて2−7とリードを広げられました。床田投手はここでKOとなりました。2回途中6安打7失点で6安打中5本がホームランという、屈辱的な結果となりました。1回に先頭打者の楽天茂木選手に打たれたホームランで浮き足立ったのでしょうか。かなりショックだったと思いますが、この悔しさを次回の登板にぶつけて欲しいと思います。
広島は2番手に薮田投手が登板しましたが、3回裏、楽天ウィーラー選手にレフトへの犠牲フライを打たれ、2−8。4回裏には楽天浅村選手にこの日2本目となるソロホームランを右中間スタンドへ運ばれ2−9。5回裏には楽天辰己選手にライトスタンドへ2ランを浴びて2−11と、試合が決まってしまいました。薮田投手は5回まで投げて7安打4失点と、ピリッとしませんでした。一度火がついた楽天打線を抑えるのは大変だと思いますが、本来の薮田投手にはまだ戻っていない感じがしました。
6回、7回は遠藤投手が登板しましたが、楽天打線を無失点に抑えました。遠藤投手が結果を残しています。もしかしたら先発の可能性もあるのではないかと思います。8回は島内投手も無失点に抑えました。遠藤投手、島内投手のピッチング内容はポジれる点ですね。
打線は3回以降得点できず、結局2−11で大敗してしまいました。これで広島は引き分けを挟んで3連敗で、交流戦単独最下位です。非常に厳しい結果が続いていますが、なんとか踏ん張って欲しいですね。それにしても、楽天の各打者はスイングが強いですね。振り切って来ますので、投手から見れば恐怖感があるのではないかと思います。
さて、明日は連敗ストップをかけて、広島はジョンソン投手が先発です。ジョンソン投手らしい、強気のピッチングを期待します。楽天は岸投手です。難攻不落のピッチャーですが、そんな事は言ってられません。全員一丸で攻略していきましょう。明日の仙台は天気が心配です。
2019年06月13日
3回戦@札幌ドーム 広島2−2北海道日本ハム(延長12回規定により引き分け) 10回勝ち越すも同点に追い付かれドロー。選手に疲れのみ残る残念な試合。
広島が延長十回に勝ち越し 鈴木誠也が押し出し四球で1点もぎ取る
6/13(木) 21:29配信
延長10回広島2死満塁、押し出しの四球を選んだ広島・鈴木誠也(左)=札幌ドーム(撮影・出月俊成)
「交流戦、日本ハム−広島」(13日、札幌ドーム)
広島が延長十回、2死満塁で鈴木誠也が押し出しの四球を選び、勝ち越しの1点をもぎ取った。
1−1でもつれこんだ延長十回。先頭の小窪が二塁打を放つと、田中広のバントが失策を誘い、無死一、三塁に。田中広が二盗を決めたため、1番長野は敬遠となり満塁になった。
ここで日本ハムは公文から玉井に投手を交代。菊池涼、バティスタと打ち取られたが、鈴木はフルカウントから四球を選び、勝ち越しに成功した。
今日は打線にあと1本出ていたら、こんなに延長で苦しむ展開にならなくて済んだはずです。打線は重症ですね。
打線は1回表、日本ハム先発の加藤投手から、先頭の長野選手がライトフェンス直撃の3ベースで出塁すると、続く菊池涼介選手がセンター前へタイムリーを放ち、1点を先制しました。続くバティスタ選手は四球でノーアウト1、2塁と追加点のチャンスだったのですが、鈴木選手はファーストファールフライ、西川選手はセンターフライ、會澤選手はファーストフライでチャンスを潰しました。打線の低調さはここにも現れています。
広島先発の山口投手は今日は良い方のピッチングが展開できました。しかし、2回裏、四球とヒットと送りバントで1アウト2、3塁とされ、日本ハム横尾選手にライトへの犠牲フライを打たれ、1−1の同点に追い付かれました。この回の先頭バッターに四球を与えたのが痛かったですね。
それでも山口投手は粘りのピッチングを展開し、5回78球を投げて2安打1失点の上々の出来でした。来週のロッテ戦も先発いける感じですね。広島は6回から中村恭平投手、一岡投手、レグナルト投手とつないで、日本ハム打線を無失点に抑えました。
しかし、打線は元気なく、追加点も取れないまま、試合は延長戦に入りました。
延長10回表、広島に大チャンスが到来しました。日本ハム6番手公文投手から、先頭の小窪選手が左中間への2ベースで出塁。田中選手が送りバントも日本ハム公文投手がファンブルしてノーアウト1、3塁に、田中選手が2塁へ盗塁し、長野選手が申告敬遠でノーアウト満塁の大チャンスがやってきます。ここで日本ハムは7番手の玉井投手が登板しました。しかし、菊池涼介選手がサードゴロ。バティスタ選手もサードゴロで2アウト満塁となり、少しヤバい雰囲気が漂ってきました。続くバッターは鈴木選手です。鈴木選手はなんとか粘ってフルカウントから四球を選び、押し出しで2−1と、待望の勝ち越し点が入りました。なお満塁のチャンスでしたが、西川選手はレフトフライに倒れ、1点止まりで終わりました。
10回裏、広島は抑えのフランスア投手が登板し、逃げ切りに入りました。しかし、先頭の日本ハム西川選手が右中間への2ベースで出塁。1アウト後、王選手にレフトオーバーのタイムリー2ベースを浴びて、2−2の同点に追い付かれました。逃げ切りは失敗に終わりました。
結局その後両チーム決定打が出ず、2−2で引き分けました。1回と10回、大量得点のチャンスがありましたが、あと1本が出ない、なんとも歯がゆい攻撃でした。クリーンアップにヒットが出なかったのが、今日こんなに苦戦した原因だったと思います。しかし、投手陣は踏ん張りました。よく頑張ったと思います。ただ心配なのは、この札幌の3連戦はタフな試合が続いたので、選手の皆さんがかなり疲労がたまっているのではないかと…。明日からは移動ゲームで楽天との3連戦ですし、大丈夫でしょうか。
明日の先発は床田投手です。できるだけ長いイニングを投げて欲しいですね。前回ソフトバンク戦では不甲斐ないピッチングでしたので、リベンジに燃えているはずなので、ナイスピッチングに期待しましょう。楽天は辛島投手です。前回中日戦では3回4失点KOになっています。明日は右バッターがカギでしょうから、長野選手、バティスタ選手、鈴木選手あたりがしっかり捕らえて欲しいですね。
2019年06月12日
2回戦@札幌ドーム 広島1−2北海道日本ハム 日本ハムドラ1ルーキー吉田投手にプロ初勝利献上。大瀬良投手2失点完投も報われず。
広島、2連敗で交流戦最下位脱出ならず…吉田輝に初勝利献上、エース大瀬良で痛恨黒星
6/12(水) 20:56配信
2回、勝ち越しを許し、肩を落としてベンチへ戻る大瀬良
「交流戦、日本ハム2−1広島」(12日、札幌ドーム)
広島は打線が沈黙。交流戦の最下位から抜け出せず、2連敗となった。
屈辱を味わった。ドラフト1位・吉田輝星投手に対し、初回1死満塁の絶好機で無得点。二回に長野が同点の適時打を放ったが、黄金ルーキーの初勝利を期待する敵地の雰囲気に飲み込まれるように、三回以降も右腕の直球を仕留めきれず。5回1失点の好投を許した。
1点を九回は2死一、二塁の好機で会沢の放った打球は三遊間へ。だが、三塁手平沼の攻守に阻まれ、試合終了となった。
先発の大瀬良は8回8安打2失点の力投も報われず。エースで痛い星を落とした。
大瀬良投手で勝てなかったのは非常に痛かったですね。それも日本ハム初登板初先発のルーキー吉田投手にプロ初勝利を献上する試合となってしまいました。
広島は1回表、日本ハム吉田投手を攻めて、先頭の長野選手がライト前ヒットで出塁。菊池涼介選手が四球で1、2塁。バティスタ選手はサードゴロで1アウト2、3塁。鈴木選手が四球で1アウト満塁の先制の大チャンスとなりました。が、西川選手が3球三振に倒れました。内野は前進守備をしておらず、普通に内野ゴロでも1点入る場面での三振はかなり痛かったですね。続く磯村選手はサードゴロで、結局無得点に終わりました。もったいない攻撃でした。
1回裏、先発大瀬良投手が、1アウト後、日本ハム大田選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて、0−1と先制されました。試合の流れをひしひし感じましたね。
しかし、2回表、2アウトから田中選手がライト前へヒットで出塁。続く長野選手が左中間を破るタイムリー2ベースを放ち、1−1の同点に追い付きました。2アウトからの得点だけにこれは大きかったですね。
しかし、2回裏、日本ハムはヒット3本で1アウト満塁とし、続く日本ハム西川選手がファーストへのゴロを打ちました。バティスタ選手が捕球しましたが、1塁のベースカバーがおらず、タイムリー内野安打になり1−2と勝ち越されました。ドリヨシ的には、バティスタ選手が捕球した時、本塁がホースプレーなので、本塁へ送球していれば、アウトが取れていたのではないかと思います。一瞬の判断が必要ではありますが、バティスタ選手の機転がきいていればなという感じです。
日本ハム先発の吉田投手は、5回まで粘りのピッチングをして4安打1失点でした。6回からは継投に入りましたが、広島打線は沈黙したままでした。広島は大瀬良投手が投げ続け、8回113球を投げて8安打2失点の粘りのピッチングでした。さすがエースの粘りでした。
試合はそのまま9回表になりました。日本ハムは抑えの石川投手です。先頭の鈴木選手がライト前へヒットで出塁。西川選手が送りバントを決めて1アウト2塁。磯村選手が空振り三振で2アウト2塁。小窪選手が四球で2アウト1、2塁。一打同点のチャンスで會澤選手が6球目を打ち、三遊間の鋭い当たりでしたが、日本ハムサード平沼選手が好捕し、サードゴロに倒れて試合は終わりました。
今日は球際の差が出た試合でした。いやあ、大瀬良投手で落としたのは非常に痛いですね。それも、日本ハムドラ1ルーキー吉田投手にプロ初勝利を献上したのは屈辱です。広島の打線は一体どうしたのでしょうか?11連勝していた時とは、明らかに不調に陥っていますね。なんとか打開しないと、かなりヤバい状況になりそうです。リーグ2位の読売が1.5ゲーム差まで迫ってきましたので、広島は本当の正念場にきました。
明日の先発は山口投手です。前回西武戦では3回7安打5失点KOされています。明日は真価を問われる試合になりますので、とにかく思いきったピッチングを期待しています。日本ハムは加藤投手です。前回ヤクルト戦では5回4安打1失点で勝利投手となっています。が、防御率は3.56なので、投げてみないとわからない部分もあります。明日こそ打線の爆発を期待しましょう!
2019年06月11日
1回戦@札幌ドーム 広島4−5北海道日本ハム 野村投手1回5失点KO。終盤1点差に追い上げるも及ばず。
広島・野村の背信5失点重く… 終盤追い上げも1点届かず
6/11(火) 21:09配信
1回、日本ハム・王柏融に2点適時打を浴び、天を仰ぐ広島・野村祐輔=札幌ドーム(撮影・出月俊成)
「交流戦、日本ハム5−4広島」(11日、札幌ドーム)
広島は野村祐輔投手がプロ8年目、165試合目で自己最短の1回6安打5失点でKOとなった。二回以降は得点を許さなかったが、初回の大量失点が響き、カード初戦を落とした。
鈴木の適時二塁打で1点の援護を受けての初回マウンド。野村は西川、大田に連続安打を浴びると、近藤には四球を与える。満塁で迎えた中田に左前2点適時打を浴び、あっさりと逆転を許した。
続く王にも右前2点適時打。渡辺を見逃しの三振に仕留めてようやく最初のアウトを奪った。清宮も1ゴロで2死としたが、続く清水に右前打を打たれる。そして9番・中島には粘られこの回49球目となる13球目を左前適時打とされた。49球を投じ、5失点降板となった。
二回からはドラフト2位の島内(九州共立大)が3回0/3を無失点。3番手・菊池は島内がつくった無死満塁のピンチを無失点で切り抜け、4番手・遠藤も2イニングを封じた。
八回にはバディスタがバックスクリーン右に18号2ラン。1点差まで迫ったが、初回の5点があまりに重かった。
12日はエース大瀬良が先発する。日本ハムはドラフト1位・吉田輝(金足農)が1軍デビューとなる先発マウンドに立つ注目カード。連敗は許されない。
今日は野村投手が全てでした。見事なまでの背信投球でした。
1回表、日本ハム先発の上沢投手を攻め、ヒットで出塁した菊池涼介選手を1塁に置いて、鈴木選手が左中間へのタイムリー2ベースを放ち、1点先制しました。これはいいスタートが切れたと思いましたが、その時の野村投手の表情が冴えないように見えて、何かヤバいのではないかと感じました。
そのイヤな予感は見事に的中してしまいました。1回裏、ヒット2本と四球でノーアウト満塁の大ピンチを背負いました。そして、日本ハム中田選手にレフト線への2点タイムリー2ベースを浴びて、1−2とあっさり逆転を許してしまいました。さらに日本ハム王選手にライト前へ2点タイムリーを浴びて1−4とされました。その後2アウトまでこぎ着けましたが、ヒットできるつながれ、2アウト1、3塁とされ、続く日本ハム中島選手に13球粘られて、レフト前へタイムリーを浴びて1−5とリードを広げられました。結局野村投手は1回49球で6安打5失点でKOとなりました。今日は球の走りも悪く、変化球のキレもなく、制球も甘くなり、何一ついい所がありませんでした。ドリヨシ的には降格決定ではないかと思います。先日の三次での中日戦で素晴らしいピッチングを見せて、これで今季の野村投手は大丈夫かと思われましたが、残念でなりません。しばらく2軍で鍛え直した方がいいと思います。
2回表、打線は内野安打で出塁した安部選手を2塁に置いて、磯村選手が左中間フェンス直撃のタイムリー2ベースを放ち、2−5として、望みをつなぎました。
しかし、打線は7回まで日本ハム上沢投手を攻略できずに終わってしまいました。上沢投手も状態はそんなに良くないと思いましたが、広島打線が打ちあぐねて、要所を抑えられました。
広島は2回から継投になりましたが、島内投手、菊池保則投手、遠藤投手、中崎投手と無失点リレーをしました。ここはポジれる所でしょうか。特に5回裏には島内投手がノーアウト満塁の大ピンチを迎えましたが、そこで代わった菊池保則投手が後続を抑えたのは素晴らしかったですね。
8回表、打線は日本ハム2番手のロドリゲス投手から、2ベースで出塁した長野選手を3塁に置いて、バティスタ選手がバックスクリーン右へ2ランを放ち、4−5と1点差に追い上げました。
しかし、追い上げもそこまでで、結局4−5で惜敗でした。
とにかく、今日は野村投手のピッチングが全てでした。ベンチの信頼はかなりなくなったと思われます。2軍での調整を希望します。打線も交流戦に入って元気がありません。特に1、2番の出塁がないのが気になります。野間選手は一体どうしたのでしょうか。菊池涼介選手も一時の勝負強さがなくなっています。
さて、明日は広島はエースの大瀬良投手です。内容はともかく、絶対勝たないといけません。日本ハムはドラ1ルーキーの吉田投手が先発です。2軍でも結果が出ていない中で、1軍初登板初先発です。是非プロの洗礼を浴びせようではありませんか!打線の奮起を期待します。
2019年06月09日
3回戦@マツダ 広島3−2福岡ソフトバンク 九里投手今季先発で初勝利!鈴木選手17号!ソフトバンクに競り勝つ!
広島・九里が今季先発で初勝利 4月以来の先発マウンドに「結果で恩返しを」
6/9(日) 17:16配信
5回、広島・会沢翼に笑顔で声をかける広島・九里亜蓮=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
「交流戦、広島3−2ソフトバンク」(9日、マツダスタジアム)
広島先発の九里亜蓮投手が5回5安打2失点で、今季先発初勝利となる2勝目を挙げた。
1−1の四回に2死を奪いながら松田宣への左前打をきっかけに一、二塁とされると、甲斐に中前適時打を許した。味方が逆転した直後の五回は2死から連打を浴び二、三塁を迎えた。「ピンチの場面でしたが、会沢さんが強気のリードをしてくれた。会沢さんに向かって思い切り投げた」。グラシアルを一邪飛に封じ、勝利投手の権利を得た。
4月29日・ヤクルト戦以来の先発となった右腕。「ふがいないピッチングが続いていた中でまた先発としてマウンドに上がらせていただいたので、何とか結果で恩返ししようとマウンドに上がりました」。今季中継ぎとしては1勝を記録しているが、先発としてきっかけとなる白星を手にした。
今日はチーム一丸でソフトバンクに競り勝つ試合になりました。まさに執念の勝利でした。
先発の九里投手は気合いの入ったピッチングを展開し、ソフトバンク打線に真っ向勝負しました。
しかし、2回表にソフトバンクに先制を許しました。死球とヒット、外野フライで1アウト1、3塁のピンチから、ソフトバンク甲斐選手がスクイズを決めて0−1と先制されました。ソフトバンクらしい、手堅い攻撃で、非常にいやらしい得点でした。この失点は仕方ないと思います。
しかし、2回裏、ソフトバンク先発の松本投手から鈴木選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、たちまち1−1の同点としました。このホームランは大きかったですね。
4回表、ソフトバンクがいやらしい攻撃をしてきました。2アウトからヒットと四球で1、2塁とすると、またしてもソフトバンク甲斐選手に今度は詰まりながらもセンター前へタイムリーを浴びて1−2とリードを許してしまいました。強いて言えば、九里投手の球が高かった分、センター前へ運ばれたかなと思います。2アウトからの失点なので、もったいなかったですね。
しかし、4回裏、ソフトバンク松本投手を攻め、3者連続四球でノーアウト満塁の大チャンスから、會澤選手がレフト前へタイムリーを放ち、2−2の同点に追い付き、さらに田中選手がセンターへの犠牲フライで3−2と逆転しました。
九里投手は5回88球を投げて、5安打2失点の粘りのピッチングを見せてくれました。九里投手の気迫がソフトバンク打線を抑えた感じでした。
ソフトバンクは4回途中から継投に入り、広島も6回から継投に入りました。6回は中村恭平投手、7回は一岡投手、8回はレグナルト投手、そして9回はフランスア投手が締めて、3−2で辛くも逃げ切りました。
ポイントは7回表、ソフトバンクはヒット3本で1アウト満塁とし、大ピンチを迎えましたが、続くソフトバンク内川選手をピッチャーゴロで1−2−3の併殺に打ち取り、ピンチを脱したところですね。
これで広島は連敗を3でストップしました。ソフトバンクに3タテは食らわずに済みました。対ソフトバンクでは、日本シリーズを含めて6連敗していましたが、それも止めました。今日はソフトバンクに押されながらも、耐えて勝った試合でした。
さて、あさってからは長距離遠征です。札幌で日本ハムと3連戦、続いて仙台で楽天と3連戦です。選手の皆さんも疲れているとは思いますが、なんとか3勝3敗の五分で乗り切って欲しいと思います。
2019年06月08日
2回戦@マツダ 広島2−4福岡ソフトバンク ジョンソン投手5回4失点で4敗目。3連敗で一時の勢い止まる。
緒方監督悔し3連敗 会見に応じず広報通じてのみ…
6/8(土) 18:22配信
イニングの合間に投手交代を審判に告げベンチに戻る緒方監督(撮影・梅根麻紀)
<日本生命セ・パ交流戦:広島2−4ソフトバンク>◇8日◇マツダスタジアム
広島は1カ月ぶりの3連敗となり、緒方孝市監督(50)は会見場に姿を見せなかった。
会見に応じないのは今季2度目で、広報を通し「また明日切り替えてしっかりやるだけです」とコメントを残した。
先発ジョンソンが5回4失点で4敗目。救援陣の踏ん張りが勝ちにつながらず、交流戦は1勝4敗で最下位と、一時の勢いが止まっている。
今日はソフトバンクにいやらしい攻撃をされ、痛い敗戦となりました。
先発ジョンソン投手はまずまずの立ち上がりでしたが、2回表にソフトバンクに先制されました。四球と盗塁と内野ゴロで2アウト3塁から、ソフトバンク高田選手にレフト前へタイムリーを浴びて0−1と先制を許しました。2アウトまでこぎつけていただけに、非常にもったいない失点になりました。ランナーは四球で出塁したソフトバンク甲斐選手でしたが、1塁への牽制球で誘い出したのですが、ファーストバティスタ選手の送球の遅れで2塁に進塁されるミスがありました。これも痛かったですね。
3回裏、打線が粘って同点に追い付きます。ソフトバンク先発の高橋投手から、石原選手のヒット、ジョンソン投手の四球、野間選手のピッチャーゴロで1アウト1、3塁とし、菊池涼介選手がレフトへ犠牲フライを放ち、1−1の同点とします。
しかし、直後の4回表、2ベースで出塁したソフトバンク松田選手を置き、ソフトバンク釜元選手がライト前へタイムリーを打ち、1−2と再びリードされました。この当たりは打ち取った当たりでしたが、飛んだコースがちょうどセカンドとファーストの間だったので、広島にとっては不運としか言えません。
でも、4回裏、広島は西川選手の2ベースと内野ゴロで2アウト3塁とし、安部選手がライト前へタイムリーを放ち、すぐさま2−2の同点に追い付きました。このタイムリーは2アウトからの得点なので、とても大きかったですね。
しかし、5回表、ジョンソン投手がピリッとしませんでした。というか、ソフトバンクの粘っこい攻撃がありました。先頭のソフトバンク真砂選手がセーフティーバントを決めて出塁。送りバントで2塁へ進めた後、ソフトバンク内川選手にレフト線へのタイムリー2ベースを浴び、2−3。ヒットでつなげられ1アウト1、3塁とされ、ソフトバンク松田選手にセンターへの犠牲フライを打たれ、2−4とリードを広げられました。先頭のソフトバンク真砂選手にセーフティーバントを決められたところで、ジョンソン投手のリズムが狂ってしまいました。まさに、広島の野球をソフトバンクにされてしまった感じがしました。ジョンソン投手は5回101球を投げて、8安打4失点でした。ソフトバンクの機動力と奇襲攻撃にやられた感じがしましたし、打者がなかなか凡打にならず、粘っこいのが印象的でした。
リリーフは6回、7回は中村恭平投手、8回は一岡投手、9回はレグナルト投手が無失点リレーでつなぎました。ここはポジれるところですね。しかし、打線は5回以降無得点に抑えられ、結局2−4で敗戦となりました。
これで広島は3連敗になり、11連勝中の勢いがなくなってきました。ここは踏ん張り所ですね。
今日は試合後の監督会見に緒方監督は姿を見せなかったみたいですが、ドリヨシはこの会見拒否が気に入りません。確かに敗戦のショックはあるかと思いますが、敗因とか、ポイントとか、明日への意気込みなどを、簡単でもいいのでコメントして欲しいと思います。監督の行動は選手への影響力が大きいので、悪い方へ行かないように祈るのみです。
明日の広島の先発は九里投手です。久しぶりの先発ですが、低めに決まる多彩な変化球でソフトバンク打線を翻弄して欲しいですね。ソフトバンクは松本投手です。今季初登板です。通算防御率は4.40なので、攻略のチャンスは十分あると思います。明日は絶対勝ちます!
2019年06月07日
1回戦@マツダ 広島3−6福岡ソフトバンク 終盤1点差に追い上げるも、中崎投手被弾で追い付かず敗戦。
広島、難敵ソフトバンクに返り討ち…誠也3ランで反撃も中崎2ラン被弾で勢い失う
6/7(金) 21:40配信
9回、2点を奪われベンチへ戻る中崎
「交流戦、広島3−6ソフトバンク」(7日、マツダスタジアム)
広島が苦手のソフトバンクに完敗。貯金11となった。
七回まで千賀に抑え込まれ、無得点。だが、4点を追う八回、代わったモイネロを攻め、主砲鈴木が16号3ラン。1点差に詰め寄り、本拠地も押せ押せムードとなった。
だが、九回に反撃ムードがしぼんだ。5番手で登板した中崎が福田に左翼席へ2ランを被弾。勢いを失い、最終回の攻撃は守護神・森にねじ伏せられた。
先発の床田は六回途中4失点で3敗目。序盤は千賀と互角の投げ合いを演じていたが、五回に真砂に適時打を浴び、先制点を献上。六回はグラシアルの13号ソロなどで3点を追加された。
首位を快走してきたカープだが、交流戦では1勝3敗と嫌な流れ。昨年日本シリーズで敗れたソフトバンクに返り討ちとなった。最も分が悪いソフトバンク戦は、これで通算57試合で17勝36敗4分けとなった。
ソフトバンクは交流戦4連勝で、首位をキープ。千賀が7回3安打無失点の好投で6勝目。グラシアルは4戦連続本塁打となった。
終盤に追い上げましたが、ソフトバンクに追加点を奪われ、勢いが止まってしまいました。
今日の試合は広島床田投手、ソフトバンク千賀投手の投げ合いで、4回まで両者譲らず0−0で経過しました。
しかし、5回表に床田投手が捕まりました。ヒット2本と内野ゴロで2アウト1、3塁から、ソフトバンク真砂選手にライト前へタイムリーを浴びて0−1と先制されました。インコースのストレートで詰まらせた当たりでしたが、不運にもファーストの頭を越えてしまいました。
さらに6回表には1アウト後にソフトバンクグラシアル選手に左中間スタンドへソロホームランを浴び、0−2とされました。これも低めの難しい球でしたが、うまく打たれました。続くソフトバンク松田選手にヒット、中村選手に四球を与えたところで床田投手は降板し、2番手に菊池保則投手が登板しました。しかし、ソフトバンク甲斐選手にセンターオーバーの2点タイムリー2ベースを浴び、0−4とリードを広げられました。
7回表は今日1軍に登録された遠藤投手がプロ初登板しました。ソフトバンク真砂選手を空振り三振、高田選手をサードゴロ、内川選手をサードゴロに打ち取り、素晴らしいピッチングを見せてくれました。次回登板が楽しみです。
8回表は島内投手が久しぶりに登板し、ソフトバンク打線を3者凡退に打ち取りました。
8回裏、打線が奮起します。ソフトバンク2番手のモイネロ投手を攻め、2アウトランナーなしから、菊池涼介選手がライト前ヒット。バティスタ選手がレフト前ヒットで1、2塁とし、続く鈴木選手がレフトスタンドへ3ランを放ち、3−4と1点差に追い上げました。
さあ、追撃態勢に入ろうかと思われた9回表に誤算が…。
5番手に中崎投手が登板しました。が、しかし、先頭のソフトバンク甲斐選手がレフト前ヒットで出塁。送りバントで2塁に進塁後、ソフトバンク福田選手に左中間スタンドへ2ランを浴びて3−6とリードを広げられました。中崎投手はストレートもキレがなく、スライダーも甘く入るという、最悪の状態でした。今日の被弾で、中崎投手の去就を考えたほうがいいのではないでしょうか。
結局試合は3−6で敗れてしまいました。広島のアキレス腱である中崎投手で試合が壊れてしまいました。これで交流戦は1勝3敗となり、セ・リーグ2位の読売に2.5ゲーム差に縮まりました。明日は絶対に勝たなくてはなりません。広島はジョンソン投手が先発です。ミスターデーゲームですから、明日もナイスピッチングをしてくれるでしょう。ソフトバンクは高橋投手です。前回楽天戦では7回途中10安打6失点で敗戦投手になっています。ただ、右のアンダースローのピッチャーなので、打線がどこまで対応できるか注目です。
2019年06月06日
3回戦@メットライフドーム 広島2−9埼玉西武 山口投手3回5失点、アドゥワ投手5回4失点と西武打線に捕まる。打線は初回の2点のみ。
広島山口翔プロ初黒星 山賊打線の餌食で今後は未定
6/6(木) 22:34配信
西武対広島 3回裏西武無死一塁、山川に24号2点本塁打を浴びる山口(撮影・たえ見朱実)
<日本生命セ・パ交流戦:西武9−2広島>◇6日◇メットライフドーム
明日への糧に−。広島山口翔投手(20)が、「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦でプロ2度目の先発マウンドに上がり、プロ初黒星を喫した。
2点リードをもらった直後の1回裏に西武秋山の先頭打者弾でプロ初失点を喫すると、3回まで毎回の5失点。2番手アドゥワも4失点と、12球団屈指の山賊打線につかまった。チームは10カードぶりの負け越しで交流戦スタートとなった。
◇ ◇ ◇
プロの最高レベルを肌で感じた。先発山口が投じた球は、“山賊打線”の餌食となった。球が少しでも高く浮けば捉えられ、秋山や山川など日本を代表するスラッガーには特大弾を浴びた。前回ヤクルト戦でのプロ初先発初勝利から中6日。連勝を目指した2度目の先発でプロの洗礼を浴びた。
山賊打線の壁は高かった。2点の援護点をもらった1回。秋山に浮いたスライダーを完璧に捉えられた。打球は右中間席上段に着弾。「気持ちは切り替えることができていた。そこからどうやって抑えていこうかとなった。先、先を見て、自分の投球ができなかった」。初登板から12イニング目のプロ初失点の動揺もあり、立て直すことができなかった。
さらに1死一、三塁から森に右犠飛を打ち上げられて同点に追い付かれると、2回も先頭打者の二塁打から失点。3回も先頭打者に安打を許し、山川に浮いたスライダーを右中間席最後列まで運ばれた。「(球が)低めにいかないと1軍レベルでは簡単にいかれる。プロの怖さを知りました」。前年パ・リーグ王者であり、12球団屈指の強力打線を肌で感じた。
3回まで毎回の5失点でプロ初黒星を喫した。「この悔しさを味わったので、課題は見つかった。その課題をつぶしたい。死に物狂いでやりたい」。中村からは1回に151キロで空振り三振を奪い、3回にも150キロで空を切らせた。時折見せた思いきりのいい投球を収穫としたい。
2番手アドゥワも3本塁打を浴びて4失点。若手2投手が山賊打線を止められず、10カードぶりの負け越しで交流戦スタートとなった。山口、アドゥワともに今後の起用は未定ながら、緒方監督は「若い投手はいい勉強になった。この経験を次回(登板)に生かせるように」と若手2投手の今後の成長に期待した。【前原淳】
▽広島佐々岡投手コーチ「そう甘くはないということ。打たれた球は変化球かな。腕の振り、高さも含めて、打たれた怖さを知って次にどう生かすか」
ある程度予想された展開だったかもしれません。先発山口投手、2番手のアドゥワ投手にとってはプロの洗礼を浴びたということで、将来の糧になるピッチングになったのではないでしょうか。
打線は1回表、西武先発の郭投手を攻め、1アウト満塁のチャンスで、郭投手の暴投で1点先制し、西川選手がライトへの犠牲フライで2点目を入れました。
あとは先発山口投手の出来次第かということになりますが、残念ながら1回裏から西武打線に捕まりました。先頭の西武秋山選手に右中間スタンドへソロホームランを浴び2−1となり、さらに西武森選手にライトへ犠牲フライを打たれ、すぐさま2−2の同点とされました。
2回裏には西武金子選手にレフト前タイムリーを浴びて2−3と逆転されました。
さらに3回裏には西武山川選手に右中間スタンドへ2ランを浴びて2−5とリードを広げられました。山口投手は3回61球を投げて、7安打5失点と、プロの洗礼を浴びて降板しました。打たれてしまったのは残念ですが、山口投手にとってはよい勉強になったと思います。次回登板は未定らしいですが、再び登板機会があれば、是非リベンジして欲しいと思います。
4回からはアドゥワ投手が登板しましたが、アドゥワ投手も西武打線の餌食になってしまいました。
5回裏には西武山川選手に今日2本目となるレフトスタンドへのソロホームランを浴び、2−6。さらに西武栗山選手にライトスタンドへの2ランを浴びて2−8とされました。
さらに6回裏には西武外崎選手にセンターへのソロホームランを浴び、2−9とされ、試合がほぼ決まりました。アドゥワ投手は8回まで77球を投げて、7安打4失点でした。
今日は西武打線に5被弾を食らいました。ホームランだけで7失点です。ホームランを打たれていなければ、接戦に持ち込めていたかもしれません。
打線は2回以降は無得点に終わりました。2−5で迎えた5回表にチャンスはありました。2アウト後、ヒット2本と四球で満塁のチャンスがありましたが、バティスタ選手が見逃し三振に倒れ、チャンスを潰しました。この場面でタイムリーでも出ていれば、試合はもつれたかもしれません。結局西武投手陣に散発4安打に終わりました。
なお、西川選手ですが、今日はヒットがなく、結局27試合連続安打でストップしました。西川選手自身、かなりプレッシャーがあったと思いますが、これで開放されたので、逆にポジティブになることでしょう。
これでカード負け越しになり、カード連続勝ち越しが9で止まり、球団新記録の10にはなりませんでした。
さて、明日からはマツダスタジアムでソフトバンクとの3連戦です。広島の先発は床田投手、ソフトバンクは千賀投手です。1点を争う投手戦が予想されます。かなりタフな試合になりそうですが、初戦は是非とも勝ちたいですね。
2019年06月05日
2回戦@メットライフドーム 広島9−1埼玉西武 田中選手3安打5打点の活躍!大瀬良投手6勝目!西川選手27試合連続安打!
広島が猛打で快勝 田中広が復活の満弾&猛打賞 西川は27試合連続安打!
6/5(水) 21:28配信
8回、右越え満塁ホーマーを放ち長野久義らナインに祝福される広島・田中広輔(右)=メットライフドーム(撮影・園田高夫)
「交流戦、西武1−9広島」(5日、メットライフドーム)
広島が連敗を2で止め、貯金13とした。打線が終盤に威力を発揮し、9安打で9点を奪った。
三回、1死三塁から野間の二ゴロの間に1点を先制。同点で迎えた七回は田中広の適時打で勝ち越しに成功。さらに代打・磯村が2点二塁打を放ち、リードを広げた。磯村の代打打率は驚異の・833(6打数5安打)となった。
八回にはバティスタが2戦連発の17号ソロ。さらに、田中広が右翼席へ3号満塁本塁打を放ち、勝利を決定づけた。開幕から不振に苦しんでいた田中広はここにきて調子が上昇。今季2度目の猛打賞で、3安打5打点の大暴れとなった。
西川はノーヒットで迎えた九回2死一塁で最終打席が回り、執念の二塁内野安打。27試合連続安打をマークした。
先発の大瀬良は6回6安打1失点で、リーグトップタイの6勝目。1点リードの四回、外崎の10号ソロで同点とされたが、ピンチで本領を発揮した。六回は2死満塁で愛斗を一飛に打ち取り、七回の猛攻を呼び込んだ。
七回からはレグナルト、中村恭、アドゥワとつないだ。
西武は先発の十亀が踏ん張れず、七回途中4失点で今季初黒星。
中盤までは1点を争う重苦しい展開でしたが、終盤に打線が爆発して快勝しました。
打線は3回表、西武先発の十亀投手から、野間選手のセカンドゴロの間に3塁ランナーの田中選手が生還し、1−0と先制しました。
先発大瀬良投手は、ドリヨシ的に見ると、若干制球に苦しみ、強力西武打線に粘られて、球数が多くなっていました。それでも要所を締めて3回まで無失点に抑えました。
しかし、4回裏、西武外崎選手に左中間スタンドへソロホームランを浴び、1−1の同点に追い付かれてしまいました。この打たれた球はアウトローの難しい球で、決して失投ではなかったと思います。うまく打たれてしまいました。
大瀬良投手は6回122球を投げて5安打1失点の粘りのピッチングでした。
6回まで1−1で経過して、今夜も1点勝負かと思われた矢先の7回表にゲームが動きました。ヒット、送りバント、四球と死球で1アウト満塁の大チャンスが訪れました。ここで西武は2番手に小川投手が登板しましたが、田中選手がライト前にタイムリーを放ち、2−1と勝ち越しました。西武はさらに3番手に森脇投手が登板しましたが、代打磯村選手がレフト線への2点タイムリー2ベースを放ち、4−1とリードを広げました。磯村選手のバッティングは凄いですね。どうやら覚醒した感じがしますね。
さらに8回表は、バティスタ選手がレフトスタンド上段への特大のソロホームランを放ち、5−1としました。バティスタ選手は今の広島打線では一番怖いバッターになりましたね。続く鈴木選手が四球を選んだところで西武は4番手に齊藤投手に代わりましたが、さらに四球とヒットで1アウト満塁のチャンスとなり、ここで田中選手がライトスタンドへグランドスラムを放ち、9−1として、試合を決めました。田中選手も今日は1ホームランを含む3安打5打点の活躍で、完全復調した感じがしますね。
リリーフ陣は7回はレグナルト投手、8回は中村恭平投手、9回はアドゥワ投手が無失点リレーで、結局9−1で快勝となりました。
なお、西川選手ですが、9回表の最終打席でセカンドへの内野安打を打ち、27試合連続安打を達成しました。これで1984年に山崎隆造さんが作った26試合連続安打を抜き、球団単独2位になりました。あとは高橋慶彦さんの33試合連続安打(日本記録)を目指して頑張って欲しいですね。
さあ、明日はカード勝ち越しをかけての対戦になります。広島は山口投手です。前回ヤクルト戦では7回1安打無失点の完璧なピッチングでプロ初勝利を挙げました。伸びのあるストレートで西武打線をどれだけ封じ込める事が出来るか楽しみです。西武は郭投手です。多彩な変化球を操るピッチャーです。打線は積極的に攻めて、早い回で攻略出来れば、勝機は十分あると思います。
2019年06月04日
1回戦@メットライフドーム 広島4−5埼玉西武(延長12回サヨナラ) 4点ビハインドを追い付くも、最後に力尽きる。
広島 延長十二回にサヨナラ負け 4点差追いつくも…昨年のセ・パ王者対決で屈する
6/4(火) 22:38配信
12回、サヨナラ打を放った中村(中央)がナインの手荒い祝福を受ける(撮影・園田高夫)
「交流戦、西武5−4広島」(4日、メットライフドーム)
昨年のセ・パ王者の対決。広島が延長十二回の末に西武にサヨナラ負け、交流戦黒星スタートとなった。
4−4の延長十二回。この回マウンドに上がった7番手の菊池保が先頭の外崎に中前打を許すと、続く山川にも中前へ運ばれ、一、三塁。森を申告敬遠で歩かせて満塁策を取ったものの、中村に左前へサヨナラ打を浴びた。
0−4の四回。先頭のバティスタが西武の先発・今井のチェンジアップを左翼席上段へ突き刺した。反撃ののろしを上げる16号ソロを放った。
さらに無死二塁のチャンスを作ると、西川が球団2位タイの26試合連続安打となる適時二塁打で2点目。1死後、磯村が右翼へ適時二塁打を放ち、1点差に迫ると、続く田中広も一塁線を突破する適時二塁打。5本の長短打で一挙4点を奪い、追いついた。
二回に先発の野村が四球から崩れ、失策などミスもからんで4点を失った。しかし、野村はその後は立ち直ると、七回から登板したリリーフ陣も無失点に抑えた。九回無死満塁の絶体絶命のピンチを切り抜けるなど、西武の強力打線を封じ込んだが、最後に力尽きた。
交流戦の初戦は延長戦になりましたが、最後に打たれてしまいました。
先発野村投手は立ち上がりが良くなく、球が高めに上ずっていて、痛打されるケースが多かったです。1回裏は無失点に抑えましたが、2回裏に捕まりました。1アウト1、2塁のピンチで、西武戸川選手のファーストゴロの当たりをバティスタ選手がベースカバーに入った野村投手に悪送球し、2塁ランナーが生還し、0−1と先制されました。記録上はバティスタ選手の悪送球になりましたが、ドリヨシ的にはベースカバーに入った野村投手は送球を捕ろうと思えば捕れていたと思います。このミスによる1点が、後になって響くことになります。そして、続く西武金子選手にライト前にタイムリーを浴びて0−2。さらに秋山選手にレフト前へ2点タイムリーを浴びて0−4と試合の主導権を握られました。
打線は4回表に反撃しました。西武先発の今井投手を攻め、バティスタ選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、1−4。西川選手がレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースで2−4。磯村選手がライト線へのタイムリー2ベースで3−4。さらに田中選手がライト線へのタイムリー2ベースでついに4−4の同点に追い付きました。この回の集中打は凄かったですね。
野村投手は3回以降はピッチングを修正し、粘りのピッチングで6回まで西武打線を無失点に抑えました。7回は一岡投手、8回はレグナルト投手、9回はフランスア投手が抑えましたが、打線も決め手がないままに、試合は延長戦に入りました。リリーフ陣は10回中崎投手、11回は中村恭平投手が西武打線を0に抑えました。しかし、打線も西武のリリーフ陣に抑えられ、試合は延長12回裏になりました。ピッチャーは7番手の菊池保則投手が登板しました。しかし、先頭の西武外崎選手がセンター前ヒットで出塁。続く山川選手がセンター前ヒットで1、3塁とされました。広島はここで満塁策を取ります。続く西武森選手を申告敬遠してノーアウト満塁としました。9回裏にも満塁策でノーアウト満塁にしましたが、この時はショート田中選手の好プレーもあって無失点に抑えましたが、12回はさすがにピンチを脱することはできませんでした。西武中村選手にレフト前へタイムリーを浴びて、4−5でサヨナラ負けを喫してしまいました。
非常に残念な試合でしたが、2回の守備でのミスがなければ、接戦をモノにできた可能性はありました。ですが、ある程度納得できた試合でもありました。チームにとってもそんなにダメージにはなっていないと思います。
さあ、気持ちを切り替えて、明日頑張りましょう!広島の先発は大瀬良投手です。前回ヤクルト戦では7回5安打3失点で勝利投手となっています。明日も普通にピッチングしてくれれば大丈夫です。西武は十亀投手です。前回楽天戦では6回5安打1失点で勝利投手となっています。ある程度投手戦かもしれませんが、広島の打線の粘りで攻略したいところですね。