2018年08月17日
16回戦@横浜 広島5−7横浜DeNA 8回まさかの一岡投手炎上で逆転負け。マジック消滅。
悪夢の逆転負けで広島の優勝M消滅…ヤクルトに自力Vの可能性復活
8/17(金) 21:38配信
8回、逆転を許し厳しい表情でベンチに戻る一岡
「DeNA7−5広島」(17日、横浜スタジアム)
首位の広島が逆転負けを喫し、試合前「32」としていた優勝マジックが消滅した。
悪夢のような逆転負けだった。好投を続けていた先発野村が4−1と3点のリードを保っていた八回に捕まる。無死満塁のピンチを招いて降板すると、代わった一岡が初球をDeNA・筒香にたたかれてまさかの逆転満塁本塁打。しかもこれだけで終わらず宮崎、ソトにもソロ本塁打を浴び、ショッキングな3連発で逆転負けした。
この日、神宮球場でヤクルトが阪神に勝ったことで自力優勝の可能性が復活。15日に初点灯した広島の優勝マジックは「32」から1つも減ることなく、わずか2日で消滅した。
信じられない逆転負けでした。昨年に続いて横浜劇場は健在なのでしょうか。
打線はDeNA先発の東投手を攻め、4回表にバティスタ選手のレフト前タイムリーで1点を先制します。
その裏にDeNAソト選手のセンター前タイムリーで同点に追い付かれますが、すかさず5回表に菊池選手のレフト線へのタイムリー2ベースで2−1と勝ち越し、さらに丸選手がライトスタンドへ2ランを放ち、4−1とリードを広げます。
先発の野村投手はコーナーを突く丁寧なピッチングでDeNA打線の攻撃を巧みにかわす、野村投手らしい粘りを見せてくれました。7回まで7安打ながら、失点は4回のDeNAソト選手のタイムリーの1失点でした。5回裏には1アウト満塁のピンチがありましたが、DeNAロペス選手をサードゴロ併殺に打ち取り、ピンチを脱しました。
このまま広島が逃げ切るかと思われた8回裏に悪夢が訪れます。先頭のDeNA大和選手がライト前ヒットで出塁。続く柴田選手、ロペス選手がセンター前ヒットでノーアウト満塁の大ピンチを迎えます。野村投手の肉体的、精神的スタミナが限界になっていたようです。ここでバッターはDeNA筒香選手というところで、2番手のピッチャーに一岡投手を指名しました。ここでドリヨシはおや?と思いました。筒香選手ならば、ここは左のフランスア投手だろうと…。フランスア投手の威力あるストレートならば、筒香選手を三振に打ち取れる可能性は高いと感じていたのですが、なぜか一岡投手が登板しました。そして、筒香選手に投じた1球目、アウトコースにボール球で様子を見るストレート球が、真ん中へ入り、見事にフルスイングされ、打球はライナーでライトスタンドへ吸い込まれました。逆転満塁ホームランで4−5と、一瞬にして形勢が変わってしまいました。アウトコースに外す球が真ん中に行くなんて…。信じられません。これでガックリ気落ちした一岡投手は、続く宮崎選手、さらにソト選手に連続してレフトスタンドへソロホームランを浴び、4−7とリードを広げられました。一岡投手大炎上です。わずか5球で6失点です。
9回表はDeNA抑えの山崎投手から、西川選手がレフトスタンドへソロホームランを放ちましたが、万事休す。今夜はかなり痛い逆転負けを食らってしまいました。
今日の負けのダメージは、広島の選手の皆さんにかなりあるのではないかと思います。気持ちを切り替える事ができればいいですが…。
今日広島が負けて、ヤクルトが勝ったため、ヤクルトに自力優勝の可能性が出たので、広島の優勝マジックは消滅しました。明日からは優勝だの、マジックだの考えず、一戦必勝で挑みましょう。
明日の先発は大瀬良投手です。前回読売戦では8回途中3安打1失点の好投でした。明日も好投を期待します。DeNAは濱口投手です。前回阪神戦は3回途中6安打4失点で負け投手になっています。8月は調子を落としているだけに、広島打線はチャンスはあると見ています。明日は絶対に勝たないといけません!
2018年08月16日
17回戦@京セラドーム 広島2−3阪神 8回同点に追い付くも守備のミスで勝ち越しを許す。
阪神、代打・大山が勝ち越しタイムリー! ドリス危険球退場も能見がプロ初S
8/16(木) 21:50配信
9回に登板したドリスはわずか1球で危険球退場
阪神対広島の試合結果
■阪神 3-2 広島(16日・京セラドーム)
阪神は16日、京セラドームで行われた広島戦を3-2で勝利した。同点の8回に代打・大山が決勝の中前タイムリーを放ちチームはカード勝ち越しを決めた。
阪神は2回に鳥谷の右犠飛で先制すると、5回には2死満塁から糸井が押し出し四球を選び2点を奪う。先発のメッセンジャーは7回1失点の好投を見せ今季12勝目、通算100勝目の権利を持って降板したが、8回に2番手として登板した藤川が松山に同点犠飛を浴び試合は振り出しに戻った。
それでも阪神はその裏。先頭の中谷が三塁内野安打、鳥谷の犠打をフランスアが一塁へ悪送球し続く梅野が四球を選び無死満塁と絶好機を作る。ここで代打・大山が中前適時打を放ち勝ち越しに成功した。
9回は守護神・ドリスがマウンドに上がったが先頭の会沢に投じた初球が頭部に直撃し危険球退場となった。無死一塁から急遽登板した能見が後続を打ち取りプロ初セーブを挙げ試合を締めた。
Full-Count編集部
おとといも言いましたが、接戦の試合をしっかり勝ち切るチームが真の強いチームだと思います。今日も広島はミスで負けてしまいました。隙が有りすぎです。
先発岡田投手は今日もゲームを作ってくれました。2回裏に阪神鳥谷選手のライトへの犠牲フライで1点。5回裏には阪神糸井選手に押し出し四球を与え、2点目を失いました。しかし、タイムリーは打たれておらず、6回を投げて7安打2失点の粘りのピッチングを展開しました。
打線は阪神先発のメッセンジャー投手の前にタイムリーが出ず、6回表に丸選手のセカンドゴロの間に1点を入れるのがやっとでした。
1−2で迎えた8回表、阪神2番手の藤川投手から、松山選手がレフトへの犠牲フライで2−2の同点に追い付き、試合は振り出しに戻りました。
しかし、8回裏、広島3番手のフランスア投手が登板しました。先頭の阪神中谷選手が強い当たりのサードゴロでしたが、西川選手が好捕しましたが、1塁へ逸れた送球で内野安打となりました。西川選手は送球に難がありますね。正確な送球をしていれば、アウトになっています。このプレーが今日の試合を左右することになります。続く鳥谷選手が送りバントをしましたが、フランスア投手が1塁へ悪送球をしてしまいました。このエラーが決定的になりました。その後満塁の大ピンチから、阪神代打大山選手がセンター前へタイムリーを放ち、2−3と勝ち越されました。この回、ミスが連続してしまったのが敗因です。
9回表、阪神は抑えのドリス投手が登板しましたが、先頭の會澤選手に初球頭部に死球を与え、危険球退場になりました。波乱の9回表になるかと思いましたが、その後登板した阪神能見投手がしっかり抑えて万事休すとなりました。
この回も、野間選手が送りバントを試みますが、フライアウトになり失敗しています。
終盤勝負所でのミスが目立つカープというチームは、本当に強いのでしょうか?リーグ優勝は多分大丈夫でしょうけど、クライマックスシリーズや日本シリーズのような短期決戦でしっかり戦えるのか心配でなりません。今一度気を引き締めて、しっかり戦って欲しいと思います。
さて、明日からは横浜でDeNAと3連戦です、明日の先発は野村投手です。前回読売戦では7回途中6安打3失点で勝ち投手になっています。明日もしっかりゲームを作ってくれると期待しています。DeNAは東投手です。前回阪神戦では7回9安打3失点で負け投手になっています。横浜スタジアムでは相性がいいだけに、粘り強い攻撃が必要です。DeNAは最近7試合で2勝5敗と調子を落としているので、この3連戦は勝ち越したいですね。
2018年08月15日
16回戦@京セラドーム 広島6−4阪神 九里投手粘投で6勝目!丸選手3打点!鈴木選手2ラン!ついに優勝へのマジック32点灯!
足かけ2週間“7度目の正直”でついに…広島3連覇へ優勝マジック「32」点灯
8/15(水) 21:51配信
<神・広>阪神に勝利してマジックを点灯させた緒方監督はナインとハイタッチをかわす(撮影・大森 寛明)
◇セ・リーグ 広島6―4阪神(2018年8月15日 京セラD)
球団初となる3連覇へ、広島の優勝マジック「32」がついに点灯した。マジック対象チーム阪神との直接対決に6―4で勝利を収め、60勝にセ・リーグ一番乗り。今月2日の初挑戦から足かけ2週間に及ぶ“7度目の正直”でようやく優勝マジックを点灯させた。3年連続のマジック点灯は球団史上初。
広島は3回、1死一塁から丸の右中間二塁打で1点を先制。続く鈴木は左翼スタンド中段へ22号2ランを放ち3点リードを奪った。1点差に詰められた直後の4回には2死満塁から丸が押し出し四球を選んで1点追加。6回には1死一、二塁から丸がこの試合3打点目となる左越え二塁打を放って1点を加えると、7回には会沢が4年ぶり2桁本塁打となる左越え10号ソロを放って貴重な追加点を挙げた。先発の九里は5回で7安打を許しながらも8三振を奪う力投を見せ、今季6勝目(3敗)。
阪神は先発の才木が3連続を含む5四死球の乱調で、3回2/3を4失点降板。打線は3点先取された直後の3回、1死二、三塁から糸井の左前適時打とロサリオの中犠飛で2点を返し、なおも2死一、三塁と同点機が続いたが鳥谷が空振り三振、2点を追う4回には2死二、三塁で伊藤隼が空振り三振に終わった。5回から7回までは1人の走者も出せず。9回に中崎を攻め2点を返したが及ばず。自力優勝の可能性が消滅した。
今日は打つべき選手が打って、投げては継投で投手陣が粘った試合でした。
打線は3回表、阪神先発の才木投手を攻め、丸選手が右中間へタイムリー2ベースで1点先制し、さらに鈴木選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、3−0としました。
しかし、直後の3回裏、九里投手が捕まります。阪神糸井選手のレフト前タイムリーと、ロサリオ選手のセンターへの犠牲フライで3−2とされます。
ところが広島は4回表、阪神才木投手の制球難に漬け込み、丸選手が押し出しの四球を選び、4−2としました。
さらに6回表には、阪神2番手の岡本投手から、丸選手がレフトへのタイムリー2ベースを放ち、5−2に、7回表には阪神3番手の岩崎投手から、會澤選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、6−2とリードを広げました。
先発九里投手は5回を投げて、7安打2失点の粘りのピッチングでした。決して良い内容とは言えませんでしたが、九里投手の気迫で抑えた感じでした。
6回はアドゥワ投手、7回は一岡投手、8回はフランスア投手がしっかり抑え、9回は抑えの中崎投手が登板しましたが、ピリッとしません。2アウト2、3塁から、阪神代打原口選手にセンター前へ2点タイムリーを浴び、6−4と追い上げられてしまいました。後続を抑えて、なんとか逃げ切りましたが、中崎投手の内容があまりに心配です。全体的に球が高く、ストレート、変化球共キレが今一つで、僅差のゲームで登板させるのはちょっと怖いですね。ドリヨシ的にはフランスア投手を抑えに持ってきた方がいいのではないかと思うのですが、どうでしょう。
今日の勝ちでチームはリーグ60勝一番乗りで、ついにリーグ優勝へのマジック32が点灯しました。いよいよ球団初のリーグ3連覇に向けてカウントダウンが始まりました。
明日はカード勝ち越しをかけた戦いです。先発は岡田投手です。前回中日戦では8回5安打2失点と好投しました。気迫あるピッチングに、ドリヨシも見直した内容でした。明日も期待通りのピッチングをしてくれると思います。阪神はメッセンジャー投手です。前回DeNA戦は7回6安打無失点の好投を見せています。明日はロースコアの展開になりそうですが、接戦をしっかりモノにして、確実にマジックを減らしていきましょう。
2018年08月14日
15回戦@京セラドーム 広島4−7阪神 シーソーゲームを落とし、マジック点灯はまたしてもお預け。
広島が逆転負け、今季6度目挑戦もマジック点灯お預け また阪神に…
8/14(火) 21:31配信
<神・広>5回裏無死一、三塁、福留の打球をベースカバーに入ったジョンソン(中)が一塁手・松山からの送球を落球してしまう(撮影・奥 調)
◇セ・リーグ 広島4―7阪神(2018年8月14日 京セラD)
広島が14日、京セラドームで行われた阪神戦に4―7で敗れ、リーグ3連覇へのマジックナンバー点灯はお預けとなった。
先発は2桁勝利を狙うジョンソン。3回まで無得点に抑え4回には先制点の援護を受けたが、4回裏に梅野の適時打で追いつかれた。5回には自身の一塁ベースカバー中の捕球ミスが絡んだ適時内野安打と糸井のタイムリーで勝ち越しを許してしまう。その後も1死満塁のピンチを背負ったが、後続を断ち2失点で踏みとどまった。5回で116球となったため、この回で降板した。
打線は一巡してから阪神先発・岩貞の球を捉えるようになり、4回に松山が初球打ち左適時打で先制。2点を追う6回には再び松山が初球を強振、右翼席へ運ぶ10号2ランで同点に追いついた。
8回に野間の内野安打で勝ち越しに成功したが、8回裏に4番手の今村が阪神打線につかまった。代打・原口の同点打、福留の押し出し四球、糸井の2点適時打で逆転負け。マジック点灯挑戦は6度目となったが、またしても阪神に阻止された。
こういう接戦をモノにしないと、真の強いチームとは言い難いと思います。今日の敗戦は痛かったですね。
打線は4回表、阪神先発の岩貞投手から松山選手のレフト前タイムリーで1点を先制します。
広島先発のジョンソン投手は立ち上がりから制球に苦しむピッチングでした。1点先制した直後の4回裏、阪神梅野選手のセンター前タイムリーで1−1の同点に追い付かれます。次のバッターが岩貞投手だっただけに、もっと厳しい所を突いた投球をして欲しかったですね。
5回表、1アウト2、3塁のチャンスが訪れましたが、田中選手がセカンドライナー。菊池選手が空振り三振で追加点のチャンスを潰してしまいました。ここで点が取れなかったのは痛いですね。
5回裏、ジョンソン投手が捕まります。四球から始まったピンチで、阪神福留選手のファーストへのタイムリー内野安打で1−2。さらに糸井選手のライト前タイムリーで1−3とされます。なおもノーアウト満塁の大ピンチでしたが、ジョンソン投手は後続をなんとか断ち、5回8安打3失点で降板しました。
直後の6回表、松山選手がライトスタンドへ2ランを放ち、3−3の同点に追い付きました。初球阪神岩貞投手の抜けたスライダーを完璧にとらえました。
ゲームは同点のまま8回表を迎えます。阪神2番手の藤川投手を攻め、1アウト満塁のチャンスから、野間選手がピッチャーへのタイムリー内野安打で4−3と勝ち越しました。なおも1アウト満塁の大チャンスでしたが、西川選手が空振り三振。続く代打新井選手が見逃し三振に倒れ、試合を決定づける一打が出ませんでした。
8回裏、4番手の今村投手が誤算でした。先頭の阪神鳥谷選手がショート田中選手のエラーで出塁します。ドリヨシはここが一番気に入らなかったです。今村投手はまだ制球に不安がある中で、バックがしっかり守ってあげなくてはいけない所での、それも先頭打者のエラーですから、話しになりません。阪神代打原口選手にセンター前へタイムリーを浴びて4−4の同点とされ、なお2アウト満塁の大ピンチから、阪神福留選手が押し出し四球を選び4−5と逆転を許し、さらに糸井選手にセンター前に2点タイムリーを浴びて4−7とリードを広げられました。今村投手は全体的に球が高く、球自体にキレを感じませんでした。打たれても然るべきかなと感じました。しかし、この回の先頭の鳥谷選手の打球を田中選手がしっかり処理していれば、違う展開になっていたかもしれません。
9回表は阪神抑えのドリス投手が締めて、広島は痛い星を落としました。
接戦のゲームは、ミスをした方が必ず負けます。広島は数字上では圧倒的に強いですが、隙があります。シーズン終盤にかけては、隙を見せてはいけません。今一度選手の皆さんは緊張感を持って、一戦一戦丁寧に戦って欲しいと思います。
さて、明日の先発は九里投手です。前回中日戦では4回5安打3失点で降板しています。内容が不安定で、早めに継投に入った試合でした。九里投手らしい、低めに変化球を集める丁寧なピッチングを期待します。阪神は才木投手です。前回は読売戦で6回6安打3失点で負け投手になっています。過去広島は才木投手に勝ちを献上しています。明日はリベンジといきたいところです。持ち前のストレートをしっかり打ち込んで、快勝しましょう!
2018年08月12日
19回戦@マツダ 広島4−8読売 福井投手5回途中6失点KO。終盤の追撃も届かず。
カープ福井6失点KO 五回4連打…ベンチの我慢も限界
8/12(日) 20:07配信
巨人打線に打ち込まれ5回途中で降板する福井(左)=撮影・飯室逸平
「広島−巨人」(12日、マツダスタジアム)
今季3度目の先発マウンドに上がった広島・福井優也投手は4回0/3を投げて7安打を浴び、6失点でKOされた。
初回にマギーに中犠飛を打たれ、二回には陽岱鋼に右翼スタンドへ一発を運ばれた。三、四回は走者を出しながらも無失点に抑えたが、五回に無死から4連打を浴びてベンチの我慢も限界に達した。
今季は過去2試合の先発もいずれも黒星を喫しており、昨年4月26日の巨人戦以来、約1年4カ月、勝ち星から遠ざかっている。この日は甲子園で母校の済美(愛媛)が劇的なサヨナラ逆転勝ちを収めたが、後輩たちの頑張りに続くことはできなかった。
今日こそは福井投手の好投を期待したのですが、残念な結果になってしまいました。
初回、読売マギー選手に犠牲フライを打たれ、1点先制されました。この犠牲フライは防げたはずです。カウント0−2と追い込んでの3球目ですが、フォークボールを投じたのですが、ストライクゾーンに入ってしまいました。もっと低めのワンバウンドするくらいなら、空振り三振が取れていたと思うだけに、もったいない1球でした。
2回表は読売陽選手にライトスタンドへソロホームランを浴びました。これで0−2になります。このホームランは仕方ないと思います。
3回、4回はランナーを背負いますが、なんとか無失点に抑えますが、5回に捕まります。先頭読売重信選手に3ベースを打たれ、続く山本選手にタイムリー2ベースを打たれて0−3。マギー選手の2ベースの後、岡本選手のタイムリーで0−4となりました。実に4連打を浴びてしまい、ここでKOとなりました。福井投手は制球が甘く、勝負所で痛打されてしまいました。前回と変わっていませんでした。とても残念です。2番手に飯田投手が上がりましたが、読売亀井選手にセンター前タイムリーで0−5になります。2アウト後、読売小林選手を申告敬遠して満塁とし、今村投手が打席に入りましたが、痛恨の押し出し四球を与え0−6と一方的にリードされました。
その裏、広島は読売先発の今村投手から、代打下水流選手が左中間スタンド中段へソロホームランを放ち、1−6とします。
しかし、6回表、広島3番手の高橋樹也投手が読売マギー選手にレフトスタンドへ2ランを浴び1−8とし、試合を決定づけました。ボール先行のバッティングカウントにしてしまったのが要因ですね。
読売今村投手はストレートに伸びがあり、変化球も制球よく、結局7回まで投げさせてしまいました。
8回裏、広島打線は意地をみせます。読売2番手の宮國投手から、鈴木選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、3−8。バティスタ選手がレフトスタンド上段へソロホームランを放ち、4−8と、4点差まで詰め寄りました。
しかし、反撃もここまでで、マツダスタジアムでの対読売の連勝は13でストップしました。まあ、いつかはストップするのですが、いざ止まると悔しいですね。今日は福井投手のピッチングが全てでした。素晴らしい球を持っていながら、十分に活かすことができずに終わってしまうのは、ドリヨシとしても悔しいし、何より福井投手本人が一番悔しいでしょう。いつか必ず復活して、一軍の先発ローテーションを担うのを期待しています。
ということで、今日のマジック点灯もお預けになりました。で、あさってから京セラドームで阪神との3連戦ですが、阪神を直接叩く事でマジック点灯になりそうですね。出来れば3連勝を狙って欲しいですね。
2018年08月11日
18回戦@マツダ 広島2−2読売(延長12回規定により引き分け) 大瀬良投手好投も、9回中崎投手同点被弾で痛恨のドロー。
広島今季10試合目の延長は引き分け 延長成績は5勝3敗2分け 九回中崎が被弾
8/11(土) 22:52配信
9回、陽岱鋼(左手前)に同点ソロを打たれうなだれる中崎
「広島2−2巨人」(11日、マツダスタジム)
延長十二回引き分け。広島は1点リードの九回、守護神・中崎が2死走者なしから巨人・陽岱鋼に同点の7号ソロを浴びた。広島は今季10度目の延長で成績は、5勝3敗2分け(○●●△○○●○○△)となった。
先発した大瀬良は七回2死から岡本に左線二塁打を許すまで1四球の無安打無得点投球を披露するなど力投。7回1/3を3安打1失点で13勝目の権利をもって降板した。
打っても二回に1死一、三塁から自らのスクイズで先制。六回には丸が25号ソロで加点した。
巨人は八回に大城の代打適時打で1点差とすると、九回に陽岱鋼が右越えに同点弾を放ち、延長に入った。
延長十二回、広島はこの回からマウンドに上がった池田に対して、西川が投ゴロ、代打・バティスタが空振り三振に倒れたが、代打・下水流が中前打で出塁。代走に上本が送られ、1番に戻って田中の一打に期待が高まった。
田中の打席で暴投があり、上本が二進。カウント3−2から、二ゴロに倒れて試合終了となった。
今日の試合は大瀬良投手が完璧なピッチングで展開していたのですが、残念な結果になってしまいました。
打線は読売先発菅野投手から、2回裏に大瀬良投手のスクイズで1点を先制します。さらに6回裏には丸選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、2−0とリードします。
先発大瀬良投手は初回から素晴らしいピッチングを見せました。伸びのあるストレートにキレのある変化球で、読売打線を完全に抑えました。7回2アウトまでノーヒットピッチングを展開するナイスピッチングでした。
8回表、スタミナ切れした大瀬良投手が捕まります。読売代打大城選手にセンターへタイムリー2ベースを浴び、2−1とされ、フランスア投手へスイッチします。フランスア投手は後続を抑え、ピンチを脱しました。
そして、問題の9回表です。抑えの中崎投手が登板し、簡単に2アウトまで来ましたが、読売陽選手にカウント1−2と追い込みながら、アウトコースのスライダーをうまく合わされて、ライトスタンドへ同点のソロホームランを浴びて2−2となってしまいました。ドリヨシ的には一発長打を警戒するのはわかりますが、追い込んだカウントでもあったので、1球インコースへストレートを見せて、アウトコースストレート勝負で良かったのではと思います。アウトコース一辺倒では、陽選手クラスなら合わされる可能性は高いと思いました。痛恨の1球となりました。中崎投手はストレートに自信がないのでしょうか。もっと押して行くピッチングをしてもいいのではと思います。
試合は延長戦に入りましたが、両チーム決定打が出ず、結局2−2の引き分けに終わりました。広島にとっては、あと1人で勝利という所で逃してしまうという、後味の悪い試合になってしまいました。
さて、明日はカード勝ち越しをかけての戦いになります。広島先発は福井投手です。およそ2ヵ月ぶりの先発です。前回は6月の日本ハム戦でしたが、5回6安打4失点で負け投手になっています。素晴らしい球を持っていながら、メンタル的な問題もあるのか、四球から崩れてしまう非常にもったいない内容です。明日はスーパーエースの快刀乱麻のピッチングを期待します。読売は今村投手です。前回中日戦では6安打完封で勝利しています。ここ最近は安定したピッチングですから、明日は容易には攻略できない可能性があります。粘り強い攻撃が求められます。
17回戦@マツダ 広島9−3読売 鈴木選手2本の2ラン!野村投手7回途中3失点好投!広島6連勝!
6連勝の広島緒方監督「今日の一番は祐輔」一問一答
8/10(金) 22:21配信
広島対巨人 お立ち台でガッツポーズする西川(左)と鈴木(撮影・上田博志)
<広島9−3巨人>◇10日◇マツダスタジアム
広島が初対戦の左腕メルセデスを攻略し、6連勝を飾った。
1回に鈴木が先制2ラン。4回は4連打で2点を追加し、6回も西川の適時打で5点目。終盤にも巨人のブルペン陣を打ち崩した。先発の野村は7回途中3失点で6勝目。8回無死満塁からは1軍復帰の今村が登板し、無失点でしのいだ。阪神が勝ったため、優勝マジック点灯は11日以降にお預けとなった。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。
緒方監督(自ら切り出し)今日の一番は(野村)祐輔。久しぶりに素晴らしい投球だった。状態の良さにプラスして、石原がさえていた。本当にいいリードをしてくれたよ。内野陣もしっかり守って難しいゴロをアウトにして(投手を)助けていた。
−打線もよく打った
緒方監督 (鈴木)誠也のホームランから始まって、誠也の2本目も大きかった。最後の(田中)広輔のホームランもね。ホームランだけじゃなく、つなぎの中でタイムリーが下位打線から出て、非常にいいゲームをしてくれた。
−メルセデスを攻略
緒方監督 (初対戦は)球筋を見たがるけど、積極的にいってくれということで。打者もストライクを積極的に振っていたね。
−今村が厳しい場面を抑えた
緒方監督 猛もいい投球をしてくれたね。球は戻ってると思う。真っすぐも良かった。
−ジャクソンが心配
緒方監督 大丈夫、大丈夫。
広島打線が読売メルセデス投手を見事に攻略しました。左腕のメルセデス投手に対して、広島はあえて左バッターを並べてきました。メルセデス投手の左バッターの被打率が高いというデータがあったそうです。
初回、広島は2アウトから丸選手がレフト前へ見事に運び、続く鈴木選手がインコースへのストレート系の難しい球を上手くさばいて、レフトスタンドへ2ランを放ち、2−0とし、メルセデス投手に先制パンチを与えました。
4回、読売に1点を奪われた直後の裏、左バッターを並べたのが見事にはまりました。1アウト後、鈴木選手がレフト前ヒットで出塁。野間選手がライト前ヒットで1、3塁。松山選手がライト前へタイムリーヒット。西川選手がライト前タイムリーヒットでこの回2点を奪い、4−1としました。
6回裏には西川選手のレフト前タイムリーで5−1としました。
7回表に読売に2点を奪われ、5−3と追い上げられましたが、その裏、鈴木選手が今日2本目となるライトスタンドへ2ランを放ち、7−3とします。
さらに8回裏には、田中選手がレフトスタンドへ2ランナー放ち、9−3と試合を決定づけました。
投げては先発野村投手が7回途中6安打3失点の好投でした。4回表に読売岡本選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びましたが、コーナーを丁寧につき、緩急もつけたピッチングで粘りました。7回表はスタミナがキレてしまったのか、2アウト後、ヒットと四球で1、2塁とされ、読売亀井選手にセンターオーバーの2点タイムリー2ベースを浴びました。このタイムリーは野村投手のスタミナ切れなので仕方ないでしょう。
8回表は、3番手ジャクソン投手が登板しました。が、しかし、ヒット2本と四球でノーアウト満塁の大ピンチを招きます。ジャクソン投手は1アウトも取れずに交代になり、4番手に今村投手が登板しました。腕も顔も真っ黒に焼けて、ファームでしっかり調整してきたのがわかりました。今村投手は読売阿部選手を空振り三振。陽選手も空振り三振。山本選手をファーストゴロに打ち取り、ノーアウト満塁の大ピンチを脱しました。今日の今村投手はスライダーのキレがすごく、縦のスライダーがフォークボールのようでした。
9回も今村投手が締めて、結果9−3で快勝でした。
今日の試合は広島に隙がない、まさに横綱野球でした。打っては読売メルセデス投手を攻略し、守っては菊池選手、田中選手、西川選手がファインプレーでもり立て、走ってはヒットで1、3塁のケースを作るなど、本当に強い広島野球を見せつけました。
特に鈴木選手は8月の打率が5割と、化け物のように打ちまくっています。この調子でいけば、首位打者と打点の2冠は狙えるのではないでしょうか。
さて、明日はエース対決です。広島先発は大瀬良投手です。前回DeNA戦では8回5安打1失点で勝ち投手になっています。ほぼ完璧な内容でした。明日も安定したピッチングが期待できます。読売は菅野投手です。前回中日戦では5回10安打4失点と、不甲斐ない内容でしたが、勝ち負けには関係ありませんでした。ここ3試合は菅野投手らしくない内容だけに、明日も攻略するチャンスはありそうです。
2018年08月10日
18回戦@マツダ 広島3−2中日(延長11回サヨナラ) 菊池選手サヨナラタイムリー!岡田投手8回2失点好投!
広島 延長11回サヨナラ勝ちで今季最多の貯金21 菊池が決めた!
8/9(木) 22:19配信
11回1死一、二塁、右前にサヨナラ打を放った菊池はバンザイ(撮影・岡田 丈靖)
◇セ・リーグ 広島3―2中日(2018年8月9日 マツダ)
広島が延長戦の末、中日に3―2で今季5度目のサヨナラ勝ちを収めて5連勝。貯金を今季最多の21とした。中日は5連敗。
広島は2点を先制された直後の2回、2死二塁から田中の左前適時打で1点を返し、4回には野間、会沢、西川の3連打で同点。2―2で延長戦に突入した。そして迎えた延長11回。1死から代打・新井がしぶとく右前へ運ぶと、代走・上本が二塁盗塁を決め、田中は四球で歩いて1死一、二塁。ここで打席に入った菊池が右前にサヨナラ打を放った。
中日は2回に福田の右翼への二塁打と松井雅の中犠飛で2点を先取したが、最後は6番手・ロドリゲスが力尽きた。
4時間を超える熱戦に終止符を打ったのは菊池選手でした。今夜も全員野球で勝ち取った試合でした。
先発岡田投手は序盤、やや不安定なピッチングで、球が上ずっていました。2回表、中日福田選手のライトへのタイムリー2ベースで先制を許すと、続く松井選手が犠牲フライで2点目を献上しました。
打線は2回裏、田中選手がレフト前へタイムリーで1−2とし、4回裏は西川選手のライト前タイムリーで2−2の同点に追い付きました。
先発岡田投手は3回以降は安定したピッチングを展開し、8回まで5安打2失点と好投しました。7回表に1アウト1、2塁のピンチを招きましたが、中日福田選手をセンターフライ、松井選手を空振り三振に打ち取り、ピンチを脱しました。
両チーム継投に入り、1点を争うゲームになりました。2−2のまま延長戦に突入しました。10回表は3番手にジャクソン投手が登板しました。一軍復帰後初マウンドでしたが、2アウト3塁のピンチを招きましたが、中日大島選手を空振り三振に打ち取り、無失点に抑えました。
11回表は4番手に一岡投手が登板しましたが、1アウト満塁の大ピンチを招きましたが、中日高橋選手を空振り三振。続く荒木選手をライトフライに打ち取り、無失点に抑えました。
延長戦は中日に押される展開でしたが、11回裏、広島はワンチャンスをモノにしました。中日6番手のロドリゲス投手から、1アウト後、代打新井選手がライト前ヒットで出塁。代走に上本選手が入ります。田中選手の打席の時に上本選手が盗塁を成功させて、1アウト2塁と一打サヨナラのチャンスです。田中選手は四球で歩き、1アウト1、2塁とし、打席は菊池選手です。カウント0−1からの2球目を上手く右に打って、打球は1、2塁間を抜けました。上本選手はスタートが良く、3塁を回ってホームに帰ってきます。中日ライトの平田選手も懸命にバックホームしましたが、間一髪上本選手が生還してサヨナラ勝利しました。
菊池選手が決めたのは非常に大きいですね。シーズン前半はバッティングが絶不調で、一体どうなるのかと思いましたが、後半、1試合だけ8番に打順を下げたあたりから、バッティングが好調になってきました。右に打球を飛ばすようになってから良くなってますね。そして、影の立役者は新井選手と上本選手でしょうね。新井選手のサヨナラの突破口となるヒットと、上本選手の走塁は見事だったと思います。
これで広島は5連勝で、貯金は今季最多の21となりました。残念ながら、今日は阪神が勝ちましたので、マジック点灯は明日以降になりました。
さて、明日からはマツダスタジアムで読売との3連戦です。広島の先発は野村投手です。前回はDeNA戦で6回8安打3失点と、勝敗には関係なしでしたが、ゲームを作っています。明日も粘りのピッチングで試合を作って欲しいですね。読売はメルセデス投手です。前回DeNA戦では9回3安打2失点で完投勝利しています。かなり安定したピッチャーなので、打線も攻略に手こずる可能性があります。球数を出来るだけ多く投げさせて、スタミナを消耗させるなど、粘り強い攻撃を仕掛けるのが一番でしょう。
2018年08月08日
17回戦@マツダ 広島7−5中日 會澤選手決勝タイムリー!6人の継投で逃げ切る!中崎投手通算100セーブ!
【広島】接戦制し、9日にもマジック36
8/8(水) 22:20配信
7回2死二塁、会沢が勝ち越しの右前適時打を放つ
◆広島7―5中日(8日・マツダスタジアム)
広島が接戦を制して4連勝を飾り、貯金を今季最多の20に伸ばした。
同点で迎えた7回に先頭・鈴木が四球で出塁すると、2死二塁から会沢が右前に決勝適時打を放った。「投手陣も頑張ってくれていた。何とか打てて良かった。うれしかったです」と選手会長は顔をほころばせた。8回にも丸の適時二塁打で追加点を挙げた。
広島、阪神の勝敗次第で、9日にマジック36が点灯する。以下が条件。
広島〇、阪神●
広島〇、阪神△
広島△、阪神●
今日は点の取り合いの接戦になりましたが、広島が寄り切ってモノにしました。
広島は3回裏、中日先発の小熊投手から、菊池選手のライト前タイムリーで1点を先制しました。菊池選手が最近になって勝負強くなりました。得点圏でのバッティングが良くなってきました。
しかし、直後の4回表、先発九里投手が捕まります。中日ビシエド選手にレフト前へタイムリーを浴び1−1の同点に追い付かれ、さらに福田選手がレフトへ2点タイムリーを浴び、1−3と逆転されます。九里投手は3回まで中日打線を0に抑えていましたが、4回は先頭の大島選手にセカンドへの内野安打を許したのが不運な当たりでした。
しかしその裏、西川選手がファーストへのタイムリー内野安打で2者が生還してすぐ3−3の同点に追い付きました。この当たりはかなりラッキーでした。
6回裏、中日2番手の岩瀬投手から、田中選手が押し出しの四球を選び4−3。さらに中日3番手の福谷投手から、菊池選手が押し出しの四球を選び5−3としました。これらの四球も、広島打線が中日投手陣へ与えたプレッシャーから来たものだと思います。
しかし、直後の7回表、3番手の永川投手が、中日ビシエド選手に右中間を破る2点タイムリー2ベースで5−5の同点に追い付かれます。
しかししかし、その裏、中日4番手のロドリゲス投手から、會澤選手がライト前へタイムリーで6−5と勝ち越しました。
さらに8回裏、中日5番手の又吉投手から丸選手がライトへのタイムリー2ベースで7−5とリードを広げました。
9回表、抑えの中崎投手が登板しました。が、先頭の中日大島選手に四球を与え、なんとなく嫌な雰囲気が漂いましたが、続く京田選手がショートゴロ併殺に倒れ、2アウトランナーなしになりました。しかし、続く平田選手にまた四球を与え、ビシエド選手にライト前ヒットでつながれて2アウト1、3塁のピンチを背負いました。が、続くアルモンテ選手がショートゴロに倒れ、9回の「中崎劇場」は見事に幕を下ろしました。
中崎投手は今日のセーブで、通算100セーブを達成しました。おめでとうございます。中崎投手の最初のセーブはドリヨシの記憶が確かならば、2014年、神宮のヤクルト戦で延長戦となり、広島が勝ち越した直後の登板だったと思います。ヒヤヒヤの内容でしたが、なんとか抑えて、プロ初セーブをマークしました。いよいよ広島もラストスパートに入りますが、中崎投手の火消しの役割はますます重要となります。
今日の試合、先発九里投手を4回で諦め、継投に入る思い切った策を講じましたが、永川投手が打たれたものの、見事にはまりました。広島のブルペン陣が充実している証拠でしょうか。打線は相変わらず好調だけに、ある程度投手陣が頑張れば、勝ちをもぎ取る事が出来ます。
さて、明日の先発は岡田投手です。前回はヤクルト戦で、5回6安打4失点で負け投手になりました。最近、不甲斐ないピッチングが続いており、連勝ストッパーになっているので、明日は不安を払拭するピッチングを期待します。中日は笠原投手です。前回DeNA戦では6回5安打3失点で勝ち投手になっています。ハマると打ちあぐねるピッチャーなので、打線としても今日同様、粘りある攻撃を期待します。明日は阪神の結果次第ではマジック36が点灯します。非常に楽しみな試合になります。
2018年08月07日
16回戦@マツダ 広島6−2中日 ジョンソン投手7回2失点で9勝目!丸選手、鈴木選手が共に2打点の活躍!
広島、天敵ガルシアを攻略し貯金19 中日は3連敗、再び借金10
8/7(火) 20:42配信
中日戦に先発した広島・ジョンソン(C)KYODO NEWS IMAGES
○ 広島 6 − 2 中日 ●
<16回戦・マツダスタジアム>
広島は3連勝で今季最多の貯金19。3戦3敗中だった中日先発・ガルシアを攻略し、7回2失点のジョンソンは9勝目(2敗)を挙げた。
広島は初回、3番丸、4番鈴木、5番バティスタの3連続適時打で先制。2回以降も2番菊池の左前適時打、鈴木の右越え18号ソロで、苦手のガルシアから5点を奪った。3点差に詰め寄られた7回は、丸の中前適時打で貴重な6点目。打線は12安打6得点と効率よく加点した。
ジョンソンは立ち上がりから安定した内容。5回と7回にそれぞれ1点ずつを失ったが、7回94球、5安打5奪三振2失点の好投で、自身7連勝とした。8回は成長著しいフランスアが圧巻の3者連続三振。9回は中崎が無失点で締めた。
中日は、ガルシアが4回8安打5失点と崩れ6敗目(11勝)。打線も振るわず5連勝後の3連敗となり、借金は再び10と膨らんだ。
BASEBALL KING
ジョンソン投手が立ち上がりから安定したピッチングをしました。ストレートやカットボールのキレも良く、制球も安定して、与えた四球は1つだけでした。失点は5回の中日福田選手のセカンドゴロの間の1点と、7回の中日福田選手の犠牲フライの1点の計2点でした。7回5安打2失点は素晴らしい内容だったと思います。ジョンソン投手自身も7連勝と、波に乗ってきましたし、勝率もリーグトップですから、頼れる存在になりました。
打線は今まで完全に苦手にしていた中日ガルシア投手を見事に攻略しました。初回、丸選手のセンター前タイムリーで先制すると、続く鈴木選手がサード強襲のタイムリー内野安打で2−0。さらにバティスタ選手のレフト前タイムリーで3−0とし、いきなり中日ガルシア投手から3点を奪いました。
2回には菊池選手がレフト前タイムリーで4−0。3回は鈴木選手がライトスタンドへソロホームランで5−0とし、主導権をがっちり握りました。
5−2と3点差に追い上げられた直後の7回裏、中日3番手の岡田投手から、丸選手がセンター前タイムリーで6−2とリードを広げました。中日が得点した直後の広島の得点は、中日ベンチにかなりのダメージを与えたのではないかと思います。
8回表は広島2番手のフランスア投手、9回表は中崎投手が締めて、6−2で快勝しました。
今日は投げるべき人がしっかり投げて、打つべき人がしっかり打った、広島としては理想的なゲームでした。そんな中で、影ながら活躍していたのが上本選手です。今日はサードでスタメンでしたが、好プレーを連発していました。特に2回の守備で、中日アルモンテ選手の当たりを見事にさばいたのは見事でした。ムードメーカー的な役割の上本選手が好プレーを見せると、ベンチは一層盛り上がりますね。
そして、野間選手が帰ってきました。今日は5回に代走から入りましたが、足の不安もなさそうで良かったです。野間選手、バティスタ選手、松山選手と、緒方監督がどう使うのか、嬉しい悩みが増えますね。
これで広島は貯金が今季最多の19となり、2位読売とのゲームさが10.5となり、完全独走状態になってきました。広島が明日あさって連勝し、阪神が連敗すれば、マジックが点灯します。
明日の先発は九里投手です。前回ヤクルト戦では7回途中8安打6失点で勝ち投手になっています。味方の大量援護もありましたし、7回にスタミナ切れで打ち込まれましたが、内容は良かったです。明日も前回同様のピッチングを期待します。中日は小熊投手です。前回は読売戦で5回7安打2失点で勝ち投手になっています。しかし、今の広島打線ならば、序盤からしっかり攻略出来るはずです。明日も快勝の可能性は高いです。