2018年08月29日
21回戦@東京ドーム 広島5−4読売(延長10回) 10回無安打4四球で決勝点!マジック20!
広島、延長戦制す マジックはひとつ減って20 2年連続巨人戦15勝以上は26年ぶり
8/29(水) 22:01配信
延長10回、巨人・アダメスの押し出し四球で生還しナインとタッチする広島・丸=東京ドーム
「巨人4−5広島」(29日、東京ドーム)
広島が延長で巨人を下し、マジックをひとつ減らして、20とした。貯金も今季最多の23となった。
延長十回、巨人4番手のアダメスから3四球で1死満塁とし、途中出場の堂林は遊ゴロに倒れたが、2死満塁となって、田中が押し出しの四球を選び、これが決勝点となった。
広島は今季巨人戦15勝目。昨季は最多の18勝を挙げたが、2年連続15勝以上は1991・92年(いずれも15勝)以来、26年ぶりとなった。
先発・九里は6回8安打4失点(自責2)。2点リードの六回に坂本、重信に連続適時打を浴びて同点とされ、8勝目はお預け。九回に登板した中崎に勝ちが付き、2勝目。勝ち越した十回は、フランスアが抑えて、来日初セーブをマークした。
月間17試合登板のチーム最多記録を更新したフランスアは、「自分の仕事が出来て良かった。マダ、ガンバリマス」と日本語でコメント。あと18試合の日本タイ記録については「あと2試合、もちろんいきます」と力強く語った。
打線は2点を追う五回、2死二塁で九里が自ら巨人の先発左腕、吉川光から右前へのタイムリーを放ち、1点差とすると、六回には新井が逆転の4号3ラン。初回の守備で先制点献上につながる2失策を犯していたベテランがバットで取り返した。
巨人はアダメスが十回、四球から犠打バント、申告敬遠、四球、押し出し四球とノーヒットで1点を失った。
今日は投手陣も野手陣も粘って勝ち取った1勝だと思います。
先発九里投手は初回、ピッチャー強襲の内野安打とファースト新井選手のエラーでノーアウト2、3塁のピンチを背負うと、読売マギー選手にレフトへの犠牲フライを打たれて1点先制され、続く岡本選手にセンター前へタイムリーを浴び、0−2とされました。エラー絡みの失点なので、少し不運な面がありました。まあ、仕方ありません。
2回以降は持ち前の粘りのピッチングで5回まで無失点に抑えました。3回裏は内野安打と四球2つで2アウト満塁とされましたが、読売小林選手をサードゴロに打ち取り、ピンチを脱しました。
打線は5回表、読売先発の吉川投手を攻め、2アウト2塁から九里投手がライト前へタイムリーを放ち、1−2と1点差にします。このタイムリーは大きかったですね。
そして6回表、1アウト後2つの四球で1アウト1、2塁のチャンスで、新井選手がバックスクリーンへ逆転の3ランを放ち、4−2としました。初回に新井選手がエラーをして失点につながっていただけに、この3ランでリベンジが成立しました。低めの難しい球だったと思いますが、見事にすくいあげて持っていきました。
しかし、6回裏に九里投手が捕まりました。読売坂本選手にレフト前タイムリーで4−3。続く重信選手にライト前へのタイムリーを浴びて4−4の同点にされました。
7回以降、両チーム決め手がなく、試合が進みます。7回はジャクソン投手、8回は一岡投手、9回は中崎投手がそれぞれ無失点に抑えました。9回裏は中崎投手が2アウト満塁の大ピンチを招きましたが、読売長野選手をサードゴロに打ち取り、ピンチを脱しました。
試合は延長戦に入り、10回表、読売は4番手のアダメス投手が2イニング目に入りました。先頭の野間選手が四球で出塁し、続く菊池選手が送りバントを決めて1アウト2塁。丸選手は申告敬遠で1アウト1、2塁。続く鈴木選手が四球で1アウト満塁となります。続く堂林選手はショートゴロで2アウト満塁になりましたが、続く田中選手が四球を選び、押し出しで決勝点が入り、5−4になりました。
10回裏はフランスア投手が抑え、プロ初セーブを記録しました。
とにかく今日は粘り勝ちでした。今日の勝ちは大きいですね。今日もヤクルトが勝ちましたので、マジックは1つ減って20になりました。
さあ、明日は3タテを狙っていきましょう。広島の先発は岡田投手です。前回ヤクルト戦では5回8安打7失点と不甲斐ない内容でした。今月は登板した4試合全てで先制を許しているだけに、明日はそうさせない、岡田投手らしいピッチングを期待します。読売は田口投手が久しぶりの先発です。今月はファームで4試合投げて、防御率1.82です。広島打線がどう攻略するかが楽しみです。
2018年08月28日
20回戦@東京ドーム 広島10−5読売 19安打10得点で快勝!ジョンソン投手好投で10勝目!マジック21!
圧勝の広島がM21 毎回安打で2桁得点 ジョンソンは自身3度目の2桁勝利
8/28(火) 21:42配信
力投する広島・ジョンソン=東京ドーム(撮影・棚橋慶太)
「巨人5−10広島」(28日、東京ドーム)
序盤から打線爆発の広島が、今季12度目の2桁得点で優勝マジックを一つ減らして「21」とした。
初回、巨人先発の内海の立ち上がりを攻め、丸の適時打で1点を先制すると、鈴木が右中間席へ26号2ランをたたき込み、この回3点を先取した。
三回には2死から野間、菊池、丸、鈴木と4者連続タイムリーで大量5点を奪い、序盤で大きなリードを奪った。
終盤にも得点を重ね、打線は毎回の19安打で10点を奪った。毎回安打は、7月16日・中日戦(ナゴヤドーム)以来、今季2度目となった。
投げては先発のジョンソンが7回を4安打1失点で来日4年目で3度目の2桁勝利となる10勝目(2敗)を挙げた。「しっかり守ってもらい、ゴロを打たせる自分の投球ができた。10勝はチームのサポートのおかげだと思っています」と振り返った。
巨人は先発の内海が2回2/3を10安打8失点と大誤算。打線は9点を追う九回に粘りを見せ、4点を返してなおも、無死一塁としたが、序盤の大量失点が重かった。チームは60敗目で借金3となった。
今日はジョンソン投手のナイスピッチングに尽きるでしょう。7回を投げて4安打1失点のナイスピッチングでした。唯一の失点は2回裏に読売ゲレーロ選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びた1点のみでした。21のアウトのうち、ゴロアウトが14と、低めに丁寧に制球されていた事がわかります。これで自身2度目の二桁勝利に達しました。
打線は今日は活発でした。初回から読売内海投手を攻め、丸選手がレフト前タイムリーで先制すると、続く鈴木選手が右中間スタンドへ2ランを放ち、いきなり3点を先制します。
さらに3回表には、読売内海投手の暴投、野間選手のライトフェンス直撃のタイムリー2ベース、菊池選手のライトへのタイムリー2ベース、丸選手のライト前タイムリー。さらに読売2番手の野上投手から、鈴木選手のライトへのタイムリー2ベースでこの回5点を入れて、8−1と試合の主導権を握りました。
7回表は読売3番手の中川投手から、読売ファースト岡本選手の捕球エラーでさらに1点追加して9−1とします。
8回表は読売4番手の池田投手から、今日一軍登録された代打小窪選手が右中間を破るタイムリー2ベースで10−1とします。
これで今日は楽勝かと思われましたが、9回裏に登板した3番手の今村投手が大誤算でした。先頭の読売岡本選手にレフトスタンドへソロホームランを浴び、さらに陽選手にレフトへの2点タイムリー2ベースを打たれて10−4とされます。今村投手はストレートも変化球もキレがなく、球全体が甘く入っていて、とてもではないですが、競った場面では使えない状況です。結局今村投手は1アウトも取れずに降板となり、4番手にフランスア投手が上がりました。本当はフランスア投手は使いたくなかったのがベンチの本音でしょうが、仕方ありません。代わりっぱな読売大城選手にセンター前タイムリーを浴び10−5とされますが、後続を抑えて逃げきりました。
ドリヨシ的には、9回を今村投手が3人できっちり抑えてくれれば、今日は隙のない、広島の流れのままで勝利出来ていたのに、何かスッキリしない終わり方になりました。
今日勝って、ヤクルトも勝ちましたので、マジックは1つ減って21になりました。さて、明日ですが、広島は九里投手です。前回ヤクルト戦で6回6安打4失点の粘りのピッチングで勝ち投手になっています。低めに決まる多彩な変化球が決まるかどうかが生命線です。読売は吉川投手です。前回DeNA戦で7回4安打2失点と好投ながら負け投手になっています。今月は3勝1敗で防御率1.75の内容です。今日みたいな大量得点は難しいでしょうが、強力広島打線がどう攻略するか注目です。
2018年08月26日
21回戦@マツダ 広島1−11中日 高橋昂也投手2回途中6失点炎上。後続も打たれて大敗。マジック22のまま。
広島・高橋昂がプロ最短の1回2/3を6失点降板
8/26(日) 19:37配信
マウンドでぼう然とする広島・高橋昂也=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
「広島−中日」(26日、マツダスタジアム)
広島・高橋昂也投手がプロ最短となる1回2/3を2安打4四球6失点で降板した。
一回は先頭の平田に左越え三塁打を浴び、続く京田の中犠飛で先制点を献上。二回は1死から高橋に右翼席へソロを被弾すると、2死一塁から3者連続四球を与えさらに1点を失った。制球が定まらず、ここで交代を告げられた左腕。相手先発・藤嶋との高卒2年目対決だったが、先にマウンドを降りる形となった。
2死満塁で登板した2番手・アドゥワは大島に押し出し四球を与えると、ビシエドには中前への2点適時打を献上。序盤から6点のビハインドを背負った。
高卒2年目の投手対決は、中日藤嶋投手に軍配が上がりました。
先発高橋昂也投手はストレートはまずまずながらも、変化球のコントロールに苦しむ内容でした。初回、中日平田選手にいきなりレフトオーバーの3ベースを打たれ、続く京田選手にセンターへの犠牲フライを打たれて1点先制されました。
続く2回表は1アウト後、中日高橋選手にライトスタンドへソロホームランを浴び0−2。その後3つの四球で2アウト満塁のピンチを招き、中日京田選手にも押し出しの四球を与え、0−3となりました。ここで高橋昂也投手は降板し、2番手のアドゥワ投手に交代しました。しかし、続く中日大島選手に押し出しの四球を与え、0−4。さらにビシエド選手にセンターへの2点タイムリーを打たれて0−6と、序盤から大量リードされました。
5回表は3番手の高橋樹也投手が捕まりました。中日ビシエド選手にレフトスタンドへソロホームランを浴び0−7。さらに高橋選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて0−9。さらにさらに平田選手にセンターへのタイムリーで0−10とほぼ決定的になりました。
打線の唯一の得点はその裏、丸選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1−10とします。今日のホームランで、丸選手は30号となり、球団に日本人選手でシーズン30本は2005年の新井選手の43本、前田智徳さんの32本以来だそうです。
しかし、6回表、高橋樹也投手が中日ビシエド選手にこの日2本目となるソロホームランをレフトスタンドへ運ばれ、1−11とされます。
試合はこのまま終了し、今日はあっさり大敗でした。マジックは22のままです。昨日、ドリヨシはネガティブに考えていたのですが、いやな予感がまんまと当たってしまいました。広島打線は初物に弱いという噂がありますが、ドリヨシ的に考えると、本格派の投手には強いが、変則的な投手にはもろいようです。まあ、気持ちを切り替えて、あさってから頑張りましょう!
あさってからはビジター6連戦です。東京ドームで読売と3連戦、そして神宮でヤクルトと3連戦です。最低でも3勝3敗の五分で乗り切って欲しいと思います。
20回戦@マツダ 広島6−2中日 大瀬良投手7回2失点で14勝目!マジック22!
広島・大瀬良14勝目 7回をソロ2本による2失点に抑える マジックは22
8/25(土) 21:06配信
お立ち台で笑顔がはじける広島・大瀬良大地と広島・磯村嘉孝=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
「広島6−2中日」(25日、マツダスタジアム)
広島・大瀬良大地投手が7回2失点で自己最多を更新する14勝目(5敗)を挙げた。被安打7も許した得点は、ソロ本塁打による2点に抑えた。
チームの優勝マジックは1つ減って22となった大瀬良は、「これからも大事な試合が続くのでしっかり投げたい」とファンの声援に応えた。
打線も1点を先制された直後の初回、丸の29号3ランで逆転すると、二回には大瀬良が自らタイムリーを放ち、1点を加えた。さらに五回はバティスタが20号ソロを放つと、七回には鈴木が25号ソロで加点した。
中日は先発・大野雄が5回7安打5失点で今季初勝利にまたも届かなかった。打線は広島と同じ9安打を放つも、初回に平田が7号、六回にはビシエドの20号とソロ2本による2得点に終わった。
今日も大瀬良投手が期待通りのピッチングを展開しました。
調子は良くなかったようですが、キャッチャーの磯村選手の強気のリードに助けられて、粘りのピッチングをしました。失点は初回中日平田選手にバックスクリーンに先頭打者ホームランを浴びたのと、6回表に中日ビシエド選手にバックスクリーンへソロホームランの計2失点でした。そのビシエド選手のホームランの後、アルモンテ選手にヒットを打たれて1アウト1塁とされましたが、試合後のヒーローインタビューで「抑えないと男じゃないと思った」のコメントを残しましたが、まさにそのピッチングでした。続く中日高橋選手をピッチャーライナーで併殺に打ち取り、7回も3者凡退に打ち取りました。大瀬良投手は今年は精神的にかなり成長しています。レジェンド黒田さんの助言が彼を変えたのではないかと思います。7回7安打2失点は見事です。
打線は初回から中日先発の大野投手を攻め、ノーアウト1、3塁のチャンスで、丸選手がライトスタンドへ3ランを放ち、3−1と逆転しました。
2回裏には1アウト3塁のチャンスで、大瀬良投手がライト前へタイムリーを放ち、4−1とリードを広げました。
5回裏には、バティスタ選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、5−1とします。
7回裏には、中日3番手の木下投手から鈴木選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、6−2としました。
8回表はフランスア投手、9回表は中崎投手が締めて中日に快勝しました。
打つべき選手が打ち、投げるべき投手が投げる、強い広島の野球ができたと思います。今日はヤクルトが勝利していますので、マジックは22となりました。
さあ、ガード勝ち越しをかけての明日の試合ですが、広島の先発は高橋昂也投手が再びチャレンジです。前回DeNA戦では3回途中2安打ながら、四球を連発するらしくないピッチングでした。明日はあまりナーバスにならないように、思い切りの良いピッチングを期待します。中日は藤嶋投手です。前回読売戦では7回6安打1失点と好投しています。ドリヨシ的には、広島打線は藤嶋投手のようなタイプは苦手じゃないかと少しネガティブに考えています。打線がどれたけ粘るかが明日の勝敗を分けそうです。
2018年08月24日
19回戦@マツダ 広島3−5中日 野村投手6回4失点。中日の継投で逃げ切られるも、マジック23。
カープ敗れるも優勝Mは1つ減って「23」 野村6回4失点で3敗目
8/24(金) 21:43配信
3回、中日打線につかまり追加点を許す野村(撮影・飯室逸平)
「広島3−5中日」(24日、マツダスタジアム)
首位・広島は最下位の中日に敗れたが、優勝マジック対象チームの阪神、ヤクルトも敗れたため、マジックは1つ減って「23」となった。
先発の野村がアルモンテに一、三回と2打席連続で適時打を打たれるなどリードを許す。三回には高橋にも2点適時打を浴びるなど6回8安打4失点(自責3)で3敗目(6勝)となった。
打線は1−4の四回に会沢が12号ソロ。2−5の八回には松山が11号ソロを放ったが、追いつくことはできなかった。
中日は笠原が6回2失点で3勝目(3敗)。4番手で9回を締めた佐藤がプロ初セーブを飾った。
今日は中日の必死の継投の前に及びませんでした。
先発野村投手は初回から持ち味の制球が定まらず、2アウト後、中日大島選手への四球をきっかけに、アルモンテ選手にライトへタイムリー2ベースを浴びて1点先制されました。2アウトからの失点だけに、もったいなかったです。
その裏、広島は中日先発の笠原投手から松山選手がライト前にタイムリーを放ち、1−1の同点に追い付きました。
しかし、野村投手がピリッとしません。3回表、1アウト後に中日京田選手への四球をきっかけに、アルモンテ選手がライトへタイムリーで1−2としますが、ライトの鈴木選手が捕球をミスしたため、ランナーが2、3塁に進塁しました。この鈴木選手のミスも痛かったですね。続く高橋選手がライト前へ2点タイムリーを打ち、1−4とされました。
野村投手はここでギブアップかと思われましたが、4回、5回、6回と粘りのピッチングを見せ、3イニングを無失点に抑えました。野村投手の意地を見た気がします。しかし、失点したイニングは無駄な四球から始まっているところは反省ですね。
打線は4回裏、會澤選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、2−4とし、いよいよ追撃体制に入りました。會澤選手はこれで12本のホームランを放ち、1953年に門前真佐人さんがマークした球団捕手最多ホームランに並びました。
6回裏の攻撃が今日の試合のターニングポイントになったようです。先頭の松山選手が四球、會澤選手がレフト前ヒット、西川選手の送りバントの後、田中選手が死球で1アウト満塁の大チャンスで代打新井選手が打席に入りました。ドリヨシは最悪でも1点は入ると思っていたのですが、結果はショートゴロの併殺に倒れ、この回無得点に終わりました。
8回表、広島は3番手の高橋樹也投手が登板しました。先頭の中日高橋選手がレフト前ヒットで出塁し、続く福田選手のサードゴロの当たりを西川選手がセカンドへ悪送球し、ノーアウト1、3塁とピンチになってしまいました。西川選手は送球エラーが多いですね。僅差の展開でのミスがやはり広島には多いような気がします。続く中日松井選手にスクイズを決められて、2−5とリードを広げられました。
その裏、中日3番手の祖父江投手から、松山選手が右中間スタンドへソロホームランを放ち、3−5と再び2点差に詰め寄りました。
昨日の試合の事もあり、ファンは最後の最後まで諦めていませんでしたが、反撃もここまでで、結局3−5で敗れてしまいました。
ドリヨシは何度も言ってますが、接戦ではミスが命取りになります。選手の皆さんは疲れもあるでしょうが、なんとか集中して頑張って欲しいです。でも、今日の試合も選手の皆さんが必死に頑張っているのが伝わって来てます。ゴールまでもう少しですから、頑張ってください!
さて、明日の先発は大瀬良投手です。前回DeNA戦では8回途中6安打1失点で勝ち投手になっています。広島のエースです。今月の防御率は1.21と抜群の内容です。明日は中継ぎ陣が登板過多になっているので、出来れば完投目指して頑張って欲しいです。中日は大野投手です。今月はファームで調整して、防御率2.50です。しかし、一軍では昨年9月以降勝ちがないので、打線としては序盤からどんどん攻めたい所です。明日は大瀬良投手ですから、絶対勝たなくてはなりません。
2018年08月23日
18回戦@マツダ 広島9−8東京ヤクルト(9回サヨナラ) 最大7点差を逆転!土壇場丸選手同点3ラン!鈴木選手サヨナラ弾!マジック24!
広島 7点差ひっくり返した!丸、誠也の9回連続弾でサヨナラ勝ち
8/23(木) 22:02配信
<広・ヤ>9回、サヨナラ本塁打を放ち、ガッツポーズをする鈴木(撮影・坂田 高浩)
◇セ・リーグ 広島9―8ヤクルト(2018年8月23日 マツダ)
序盤に7点のビハインドを負った広島が終盤に驚異的な粘りを見せ、ヤクルトに逆転サヨナラ勝利。優勝へのマジックナンバーを24に減らした。
2―7とビハインドの広島は6回に田中の適時打で反撃。7回に1点を奪われたが、その裏に鈴木誠の2点適時二塁打で3点差にまで迫ると、土壇場の9回に丸の28号3ランで同点。さらに続く鈴木誠に24号サヨナラ弾が飛び出した。
ヤクルトは山田の29号満塁弾などで4回までに7得点。7回には西浦の適時二塁打で追加点を挙げ、試合を決めたかに見えたが、9回から登板した石山がまさかの2被弾で痛い星を落とした。
今シーズンのベストゲームになる試合でした。選手は最後まで諦めていませんでした。
先発の岡田投手が大誤算でした。初回、いきなりヒット2本と四球でノーアウト満塁のピンチを背負うと、ヤクルトバレンティン選手にセンターへの犠牲フライで先制され、さらに岡田投手のボークで2点目を失いました。
さらに2回表にはヒット2本と四球で1アウト満塁のピンチを背負うと、ヤクルト山田選手にレフトスタンドへ満塁ホームランを浴び、0−6とされます。
4回表にはヤクルト青木選手が3ベースを放ち、続く山田選手がセンターへの犠牲フライで0−7とされ、一方的にリードされました。岡田投手は球にキレがなく、いいコースに行っても痛打される状態でした。結局5回を投げて、8安打7失点でKOでした。
打線は5回裏、ヤクルト先発の原投手から、代打でソフトバンクからトレードで移籍して来た曽根選手が右中間へタイムリー3ベースで1−7。野間選手のショートゴロの間に1点で2−7とします。
6回裏には田中選手がレフト前タイムリーで3−7になります。
しかし、7回表に、広島2番手の高橋樹也投手から、ヤクルト西浦選手がレフトへのタイムリー2ベースで3−8とされ、勝負あったかに見えました。
しかし、その裏、鈴木選手が右中間へ2点タイムリー2ベースを打ち5−8てして、望みを繋ぎました。
8回表、広島は3番手にジャクソン投手が登板しました。2アウト2、3塁のピンチを背負いましたが、ヤクルト代打畠山選手をサードフライに打ち取り、ピンチを脱しました。
さらに9回表は4番手に今村投手が登板しましたが、1アウト3塁のピンチを背負いましたが、ヤクルト谷内選手をセカンドフライ、井野選手をピッチャーゴロに打ち取り、ここもピンチを脱しました。
そして運命の9回裏です。1アウト後、野間選手がショートゴロで1塁が際どいタイミングでしたが、判定はアウトになりました。しかし、緒方監督がリクエストして、判定が覆りセーフになりました。この内野安打が大きかったですね。続くバティスタ選手がセンター前ヒットで繋ぎました。このバティスタ選手のバッティングは非常に冷静でした。普通外国人選手なら大きい当たりを狙いたいところですが、コンパクトなスイングでセンター返しのチームバッティングに徹したところは素晴らしかったですね。そして、丸選手が起死回生のバックスクリーン左へ同点の3ランを放ち、土壇場で8−8とします。マツダスタジアムの雰囲気は異様な盛り上がりになり、その盛り上がりがおさまらないうちに、鈴木選手がレフトスタンドへサヨナラホームランを放ち、9−8の大逆転勝利を納めました。
ヤクルト戦の大逆転勝利と言えば、昨年の「七夕の奇跡」ですが、今年も奇跡を起こしました。ドリヨシは今日の試合で、リーグ優勝を確信しました。
これで広島は2ガード連続の勝ち越しになり、今日阪神が負けたため、優勝へのマジックは24になりました。今日の奇跡的な勝利で、明日以降勢いがますます加速しそうです。
さて、明日からはマツダスタジアムで中日と3連戦です。明日の先発は野村投手です。前回DeNA戦では7回10安打4失点の粘りのピッチングでした。明日もしっかり試合を作ってくれるでしょう。中日は笠原投手です。前回は読売戦で7回4安打1失点で勝ち投手になっています。が広島打線の勢いがすごいので、おそらく攻略出来ると思います。
今夜は興奮して眠れそうにありません。
2018年08月22日
17回戦@マツダ 広島7−4東京ヤクルト 會澤選手同点ソロ!西川選手決勝3ラン!九里投手7勝目!マジック26!
広島、ヤクルト下しマジック26! 会沢特大同点弾、西川決勝3ラン
8/22(水) 21:26配信
5回に勝ち越しの5号3ランを放つ広島・西川=マツダスタジアム
(C)KYODO NEWS IMAGES
○ 広島 7 − 4 ヤクルト ●
<17回戦・マツダスタジアム>
広島が一発攻勢で逆転勝ちし、優勝へのマジックナンバーを「26」に減らした。
広島は3−4で迎えた4回、8番会沢が特大の11号ソロを左翼席へ運び同点。続く5回は一死二、三塁の好機で、6番西川が勝ち越しの5号3ランを右翼席へ運んだ。
先発の九里は、バレンティンに32号3ランを浴びるなど3回までに4失点。それでも、4回以降はゼロを並べ、6回6安打4失点で7勝目(3敗)を挙げた。3点リードの7回以降は、一岡。フランスア、中崎が無失点リレー。最後を締めた中崎は29セーブ目(1勝0敗)をマークした。
ヤクルトは4番バレンティンが全4得点をたたき出すも、投手陣が振るわず連勝ストップ。先発の館山は、3回に右上腕部付近に打球を受け緊急降板。代わった風張が3点を失い4敗目(2勝)を喫した。
BASEBALL KING
正直、勝てて本当に良かったです。昨日の嫌な負け方を引きずりかねない今日の試合、チームの総合力で勝ちました。
先発九里投手は変化球もさえており、ストレートもいい感じでしたが、今日の球審の飯塚さんが結構辛めの判定をする関係で、少し苦労した感じがしました。
初回、ヤクルトバレンティン選手にレフト線を破るタイムリー2ベースで1点を先制されました。バレンティン選手は今は絶好調ですね。誰も止められないです。
打線はその裏、ヤクルト先発の館山投手から、松山選手がレフトへタイムリーを放ち、すかさず1−1の同点に追い付きます。
さらに2回裏、野間選手がレフトへの犠牲フライで2−1と逆転します。
しかし、3回表、またしてもバレンティン選手に左中間スタンドへ3ランを浴び、2−4と逆転されました。カウント2−0と不利にしたところで、ストライクを取りにいったところを痛打されました。恐るべしバレンティン選手…。
しかし、広島打線は全然諦めていません。3回裏、ヤクルト2番手の風張投手から、西川選手がショートゴロ併殺の間に1点を返し3−4とします。
そして4回裏、我らが選手会長會澤選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、4−4の同点に追い付きました。このホームランは大きいですね。
そして5回裏、1アウト2、3塁のチャンスで、ヤクルト3番手秋吉投手から、西川選手が初球を叩いて、ライトスタンドへ3ランを放ち、7−4と再逆転しました。前の打席でチャンスで併殺だっただけに、かなり気合いが入っていた感じです。素晴らしい一打でした。
先発九里投手は6回まで粘りのピッチングで、6安打4失点でした。ヤクルトバレンティン選手一人にやられた感じでしたが、まあ、仕方ないでしょう。
後続の投手は7回は一岡投手、8回はフランスア投手、そして9回は中崎投手が締めて、今日は危なげないリレーで勝利を挙げました。
ここ数試合は、中継ぎ、抑えと打たれてしまうケースがありましたが、今日は無失点リレーでまずはホッとしています。これで広島の優勝へのマジックは26となりました。今日は総合力で広島が圧倒しましたね。明日はガード勝ち越しをかけての一戦です。広島の先発は岡田投手です。前回は阪神戦で6回7安打2失点と好投しています。その前の中日戦も8回5安打2失点と好投してますが、いずれも勝ちがついていません。明日は出来れば完投するぐらいの勢いあるピッチングで勝って欲しいです。ヤクルトは原投手です。前回読売戦では4安打無失点完封しています。かなりいい内容で来ていますので、打線も結構苦労しそうな感じです。明日はロースコアの展開が予想されますが、ミスなく、攻撃も守備も粘り強く、接戦を勝ちきって欲しいですね。
2018年08月21日
16回戦@マツダ 広島5−10東京ヤクルト(延長10回) 接戦も9回リプレー検証で判定覆り同点にされ、延長でアドゥワ投手大炎上で逆転負け。マジック28のまま。
広島、まさか逆転負け 9回リプレー検証で判定覆る→同点→延長10回に5失点
8/21(火) 22:47配信
1点リードの9回、中崎が同点に追いつかれる
■ヤクルト 10-5 広島(21日・マツダスタジアム)
広島が痛恨の逆転負けを食らった。21日、本拠地マツダスタジアムでのヤクルト戦。1点リードで迎えた9回に同点に追いつかれると、延長10回にアドゥワがバレンティンにソロ本塁打を浴びて勝ち越されると、畠山にも3ランを浴びた。
流れがおかしくなったのは、9回だった。1点リードでマウンドには守護神の中崎が。2死二塁まで持ち込んだものの、2死二塁で谷内の三ゴロを上本が弾くエラー。三塁走者にタッチしたとして三塁塁審は一度はアウトの判定を下し、試合終了かと思われたが、リクエストによるリプレー検証の末に判定が覆りセーフに。続く坂口に中前適時打を許し、試合は振り出しに戻った。
延長10回にマウンドに上がったアドゥワは1死からバレンティンに31号ソロを浴びて勝ち越しを許すと、畠山にも5号3ランを被弾。さらに坂口にも適時打を浴びて、この回大量5失点で試合を決められた。
Full-Count編集部
今日は一転二転三転の接戦でしたが、結局は勝負所でのミスで破れてしまいました。
先発ジョンソン投手は初回から制球に苦労し、球数をかなり費やす展開になりました。大量失点しても不思議ではない内容でしたが、なんとか5回を投げて、5安打7四球ながらも、2回表ヤクルト坂口選手のセンター前タイムリーの1点に抑えました。
打線はヤクルト先発の小川投手から、2回裏に鈴木選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、1−1の同点に追い付き、4回裏には松山選手がレフト前タイムリーで2−1と勝ち越し、さらに5回裏には代打バティスタ選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、3−1とリードを広げました。
しかし、6回表、2番手の永川投手が捕まります。ヒットと死球と四球で1アウト満塁のピンチを作り、ヤクルトバレンティン選手に押し出し四球、さらに雄平選手にセンター前への2点タイムリーで3−4と逆転されました。
しかし、6回裏にヤクルト2番手のハフ投手から、田中選手がレフト前タイムリーを放ち、4−4の同点に追い付き、さらに7回裏にヤクルト3番手の梅野投手から、鈴木選手がセンターへのタイムリーで5−4と再逆転しました。
そして、問題の9回表です。抑えの中崎投手が登板しましたが、先頭のヤクルト川端選手に四球を与え、送りバントで1アウト2塁とします。代打畠山選手は空振り三振で2アウト2塁となり、次のバッターは代打の谷内選手です。谷内選手の打った打球はサードゴロの当たりでしたが、上本選手が捕球エラーをし、3塁に走ってきたヤクルト代走の田代選手にタッチして、一度はアウトの判定で試合終了かに見えたのですが、ヤクルト小川監督のリクエストで判定が覆り、セーフとなり、2アウト1、3塁になりました。普通に上本選手が処理していれば試合終了だっただけに、痛いエラーになりました。続くヤクルト坂口選手はレフト前タイムリーを放ち、無情にも5−5の同点に追い付かれました。
そして、試合は延長戦に突入しました。10回表、6番手のアドゥワ投手が捕まります。ヤクルトバレンティン選手にレフトスタンドへソロホームラン、畠山選手にレフトスタンドへ3ラン、坂口選手にライトへのタイムリー2ベースを打たれて、この回5失点で万事休すとなりました。結局5−10で逆転負けを喫してしまいました。
今日の敗戦が明日以降に響かないことを切に願います。ドリヨシは毎回しつこく言ってますが、接戦をモノにできないチームは強いチームではありません。個人攻撃はしたくはありませんが、今夜は上本選手は大反省です。守備固めの意味が全くなくなりました。中崎投手が先頭に四球を与えたのも敗因ですね。今日のマジックは28のままです。
さて、明日は九里投手が先発です。前回阪神戦では5回7安打2失点で勝ち投手になっています。粘りのピッチングが明日も出来るかどうかですが、好調ヤクルト打線を抑えるのは容易ではありません。ヤクルト先発は館山投手です。久しぶりの先発です。前回は4月30日の読売戦ですが、4回9安打4失点で負け投手になっています。今季は調子が悪いので、打線は十分いけると思います。今日の敗戦を払拭する試合を期待します。
2018年08月20日
18回戦@横浜 広島9−7横浜DeNA 乱打戦を制してDeNAの終盤の猛追をかわす!アドゥワ投手4勝目!マジック28!
広島、優勝マジック「28」に DeNAの猛反撃振り切る
8/19(日) 22:12配信
DeNAに競り勝ちタッチを交わす広島・田中(左端)=横浜スタジアム(撮影・堀内翔)
「DeNA7−9広島」(19日、横浜スタジアム)
広島がDeNAの反撃を振り切って、優勝へのマジックを「28」とした。3カードぶりの勝ち越しを決めた。
初回、プロ入り初の1番に入った西川が右中間二塁打。1死後、丸がバックスクリーン右へと突き刺す27号2ランで先制。その後2死一、二塁から、前日に続き7番で先発した田中が中堅フェンス直撃の二塁打。2者が生還し、この回一挙、4点を奪った。
四回には1死から西川、菊池が連続四球で出塁し一、二塁。丸は今永の外角直球に反応し、一、二塁間を破る適時打を放った。
4番の鈴木も左前適時打で続くと、なお一、二塁から松山は中前への適時打。クリーンアップ3者連続適時打で3点を加え、DeNAの先発・今永をKOした。
七回には西川の中前適時打、八回には田中の田中の中犠飛で突き放した。
守っては救援陣が八回に2本の2ランを浴び、九回にも守護神の中崎が1点を失い、なお2死満塁のピンチを迎えたが、辛くも逃げ切った。
今日は大丈夫だと思っていた試合でしたが、最後はヒヤヒヤの展開になってしまいましたが、なんとか逃げ切りました。
広島は初回、DeNA先発の今永投手を攻め、今日プロ初の1番に入った西川選手がいきなり右中間を破る2ベースを放ち、1アウト後、丸選手が右中間スタンドへ先制の2ランを放ちました。さらに2アウト後、松山選手がライト前ヒット。バティスタ選手が四球を選び、続く田中選手がセンターオーバーの2点タイムリー2ベースでこの回4点を先制しました。
広島先発の戸田投手は、良くもなく、悪くもない微妙な出来だったですね。初回DeNAロペス選手のサードゴロの間に1点を返されます。
3回裏は四球2つと内野安打で2アウト満塁の大ピンチを招きましたが、DeNA桑原選手をサードゴロに打ち取り、ピンチを脱しました。
4回表、広島は2つの四球で1アウト1、2塁から、丸選手がライト前タイムリー。続く鈴木選手がレフト前タイムリー。さらに松山選手がセンター前タイムリーでこの回3点を加え、7−1とリードを広げました。
4回裏からは広島は2番手の今村投手に代わりました。が、DeNA大和選手にレフト線を破るタイムリー2ベースを浴び、7−2とされました。今村投手もどうも調子は今一つのように感じました。次回の登板もやはり心配です。
7回表はDeNA4番手の平田投手から西川選手がセンター前タイムリーを放ち、8−2とします。
さらに8回表は田中選手がセンターへの犠牲フライで9−2とし、勝負あったかと思われました。
しかし、8回裏、5番手の飯田投手がDeNA山本選手がレフトスタンドへ2ランを浴び、9−4とされ、代わった6番手のフランスア投手がDeNAソト選手に左中間スタンドへ2ランを浴び、9−6と追い上げられ、試合はわからなくなりました。
そして9回裏、抑えの中崎投手もピリッとしません。先頭のDeNA宮崎選手に左中間スタンドへソロホームランを浴び、9−7と2点差になりました。2アウト後、ヒットと四球と死球で満塁の大ピンチを招きました。1打逆転サヨナラの場面でしたが、最後はDeNAソト選手をショートゴロに打ち取り、なんとか逃げ切りました。
いやあ、胃が痛むゲームでした。後味がスッキリしませんね。中継ぎ投手で無失点に抑えたのは3番手のアドゥワ投手と4番手の一岡投手だけでした。なんとしても中継ぎ投手陣の編成を考えないといけません。ドリヨシ的には、7回に中崎投手、8回にアドゥワ投手、9回にフランスア投手のパターンを実践して欲しいですね。
中継ぎ投手陣は全体的に疲れが見えますので、先発投手ができるだけ長いイニングを消化してもらわないといけません。あとは打線の大量援護ですね。打線は相変わらず活発なので、このまま打ちまくって欲しいですね。
さて、あさってからはマツダスタジアムでヤクルトとの3連戦、続いて中日との3連戦です。圧倒的に勝率が高いマツダスタジアムなので、ここは最低でも4勝2敗で勝ち越して欲しいですね。
2018年08月18日
17回戦@横浜 広島4−1横浜DeNA 大瀬良投手8回途中1失点の力投で13勝目!マジック30再点灯!
広島、1日でマジック「30」が再点灯 大瀬良が八回途中1失点で13勝目
8/18(土) 21:49配信
DeNA戦に先発した広島・大瀬良=横浜スタジアム
「DeNA1−4広島」(18日、横浜スタジアム)
広島がDeNAに逆転勝ち。前日消滅した優勝マジックが「30」で再点灯した。
0−1で迎えた四回。1死から菊池、丸のが連打で一、二塁とすると、この日24歳の誕生日を迎えた4番・鈴木がDeNAの先発・浜口の初球をはじき返し、打球は一塁後方への適時二塁打。菊池が生還し、同点。鈴木は「初回に守備でミスをしてしまったので、何とか走者をかえすことができて良かったです」と振り返った。
一走の丸は走塁死し、2死二塁となったが、続く松山が浜口のカットボールを左前へ運び、勝ち越しの適時打。「気持ちで打ちました。ナイスバッティングができました」と振り返った。
終盤の八回には2本の安打などで1死一、三塁とすると、DeNA・三嶋の暴投で1点を追加。さらに西川の中前適時打で2点を加えた。
先発の大瀬良は7回0/3を6安打9三振1失点で13勝目を挙げた。
昨日の悪夢を払拭する今日の大瀬良投手のピッチングは見事でした。さすが広島のエースピッチャーですね。立ち上がりから伸びのあるストレートとキレのある変化球で、DeNA打線を抑えました。
唯一の失点は、2回裏、先頭のDeNA筒香選手のライトフライの当たりを鈴木選手が打球を見失い、2ベースで出塁を許すと、宮崎選手のセカンドゴロで3塁へ進み、ソト選手のショートゴロの間に1点を失いました。非常に不運な失点でした。
3回裏にはヒットと2つの四球で、1アウト満塁の大ピンチを招きましたが、DeNA筒香選手をショートゴロ併殺に打ち取り、ピンチを脱しました。
大瀬良投手は8回途中6安打1失点の好投で、自身最多の13勝目を挙げました。
その8回裏、ヒット2本でノーアウト1、3塁とされ、ここで2番手のフランスア投手が登板しました。そしてDeNA桑原選手を空振り三振。ロペス選手をショートフライ。筒香選手は四球で歩かせましたが、宮崎選手をセンターフライに打ち取り、見事な火消しを務めました。
打線は4回表、鈴木選手がライトへタイムリー2ベースで菊池選手が生還。丸選手もホームを狙いましたが、際どいプレーでタッチアウトになりました。緒方監督がリクエストを要求しましたが、判定通りアウトになりました。ドリヨシ的には、タッチをうまくかわしてホームインしているように見えましたがねー…。続く松山選手がレフト前タイムリーで2−1と逆転に成功しました。
そして8回表、DeNA3番手砂田投手から丸選手と松山選手のヒットで1アウト1、3塁のチャンスを作り、ここでDeNA4番手三嶋投手に代わりましたが、西川選手の打席で三嶋投手が暴投で3塁ランナーの丸選手が生還し、1アウト3塁から西川選手がセンター前タイムリーで4−1と貴重な追加点を入れました。
9回裏は抑えの中崎投手が登板しました。ここ数試合は失点があり、かなり心配しましたが、今日は3者凡退に打ち取り、4−1で勝利しました。
これで、今日はヤクルトが負けたので、再び広島に優勝へのマジック30が再点灯しました。このマジックは消滅させないようにしたいですね。
さあ、明日はカード勝ち越しをかけた一戦です。広島は戸田投手が久しぶりの一軍登板です。二軍でも先発はなかったですが、今月は8イニング投げて2失点と好調です。とにかく初回から全力でピッチングして欲しいです。DeNAは今永投手です。前回阪神戦は8回途中5安打5失点ながら勝ち投手になっています。しかし、広島戦は3連敗中です。明日も序盤から畳み掛ける攻撃を期待します。