2018年03月11日
オープン戦@福山 広島3−3東京ヤクルト(9回規定により引き分け) 高橋昂也投手5回無失点!エルドレッド選手先制タイムリー!石原選手気迫のタイムリー!
広島・高橋昴也が上々、5回無失点「四球が続いたのが課題」
3/11(日) 15:46配信
デイリースポーツ
「オープン戦、広島−ヤクルト」(11日、福山市民球場)
広島・高橋昂也投手が先発し、5回3安打無失点と好投した。
直球とスライダーを中心に淡々と相手打線を封じた。三回は先頭の谷内に四球を与えたが、荒木を直球で二ゴロ併殺。続く山崎には四球と盗塁を許し、この日唯一となる得点圏の走者を背負った。それでも冷静に、山田を三ゴロに打ち取った。
開幕ローテ入りを狙う2年目左腕は降板後、「結果的に0に抑えられて、いいところも課題もあった。真っすぐは良かった方」と、うなずいた。一方で「四球が続いたのが課題。制球面をレベルアップできるようにしたい」と反省も忘れなかった。
広島エルドレッド、ヤクルト戦で先制適時打
3/11(日) 14:43配信
デイリースポーツ
「オープン戦、広島−ヤクルト」(11日、福山市民球場)
広島がブラッド・エルドレッド内野手の先制適時打などで3点を先制した。
三回までは相手先発・由規に無安打に抑えられていた打線。四回1死に鈴木が左越え二塁打を放つと、エルドレッドがカウント1−2から変化球を中前へはじき返し先制に成功した。
その後2死一、二塁からは石原が2点中前二塁打を放ち追加点。均衡していた中、流れを引き寄せた。
高橋昂也投手がまずまずの好投を見せてくれました。若干コントロールにばらつきがあり、全体的に球が高めだったものの、ストレート、変化球にキレがあり、時々右打者のインコースに決まるストレートは素晴らしいものがあります。制球面の修正ができれば、先発ピッチャーとしての役割は十分果たせるて思います。九里投手とのローテーション争いはますますし烈になりそうですね。
2番手のアドゥワ投手、4番手の藤井投手がそれぞれ失点しました。中継ぎ投手として一軍に生き残るためにはさらに今後オープン戦で見極めていかなくてはなりません。
打線はエルドレッド選手が元気でした。奥様の出産で来日が遅れて調整面はどうかなと心配されましたが、体にもキレがあり、よく動いているので安心しました。一軍外国人枠の競争も激しいですので、エルドレッド選手も本気モード全開です。外国人枠が5人だったらなあとドリヨシは切に思っています。
石原選手もうかうかできませんが、今日は一発回答のタイムリー2ベースを放ちました。前の打順の西川選手が申告の敬遠をされて、石原選手の闘志に火がついた模様です。まだまだベテランも元気です。一軍の捕手争いもし烈で、石原選手の他に會澤選手、磯村選手、坂倉選手など、近年ない争いにドリヨシも注目です。
2018年03月10日
オープン戦@マツダ 広島6−6東京ヤクルト(9回規定により引き分け) 野村投手4回4失点と課題残す。
広島・野村は4回4失点「しっかり修正していきたい」
3/10(土) 16:38配信
サンケイスポーツ
広島・野村祐輔投手(28)が10日、ヤクルトとのオープン戦(マツダ)で対外試合2度目の先発。当初は5イニングを予定していたが、94球を投げ4回6安打4失点(自責3)で降板となってしまった。
「入りは良かったですが、二回からは思うように投げることができなかった」
一回は3者凡退に抑えたが、二回以降は毎回走者を背負う。二回から四回まで失点を重ねて、予定より1イニング短い四回で降板となった。
30日の中日との開幕戦(マツダ)での先発が有力視される右腕は「今日はフォームのバランスがよくなかった。この時期に課題が見つかってよかった。しっかり修正していきたい」と前向きに話した。
今日の試合は両チーム共に12安打ずつの打撃戦になりましたので、ピッチャーの投球内容はそんなに気にしなくていいと思います。とは言え、野村投手の今日の結果は少し心配です。4回までに球数94球を費やし、ストライクを取るのにアップアップの状態が伺われます。2回から4回まで毎回失点という、不甲斐ない内容でした。フォームがしっかりしていなかったと野村投手本人は自覚していますので、今後うまく修正してくれると信じています。開幕投手の筆頭かと思われていますが、今後は薮田投手との激しい争いになりそうです。野村投手は来週の楽天とのオープン戦で再び登板すると思われますが、今日みたいな苦しいピッチングだと、開幕投手に黄信号かもしれません。
打線は相変わらず好調ですね。普通に戦っても4〜5点は取れそうです。開幕の打順も4番以降をどう組むか、緒方監督もいい意味で悩みどころですね。
明日は場所を福山に移してヤクルトとのオープン戦です。高橋昂也投手が登板予定です。ローテーションの6番目を獲得出来るか、明日のピッチングに注目です。
2018年03月04日
オープン戦@長崎 広島3−4埼玉西武 大瀬良投手凱旋登板3失点。メヒア選手3戦連発の2ラン!
広島・大瀬良、地元長崎で凱旋登板 修正能力発揮
3/4(日) 14:32配信
デイリースポーツ
「オープン戦、西武−広島」(4日、長崎県営野球場)
広島の先発・大瀬良が地元長崎で凱旋(がいせん)登板を果たした。初回は直球と、前回登板で課題を残したカットボールだけで組み立て3失点。二、三回は緩い変化球も交えて無失点に封じ「修正できたのは良かった」と振り返った。
降板後は長崎のテレビ局の取材も受けた。地元の注目度は高く、「アップの時から普段はないような声援が聞こえてきた。特別な感情を持って、マウンドに上がりました。すごく貴重な経験をさせてもらいました」と笑顔を見せていた。
広島・大瀬良が長崎で凱旋登板 3回3失点も「特別な感情を持ちました」
3/4(日) 15:03配信
サンケイスポーツ
広島・大瀬良大地投手(26)が4日、地元長崎での西武とのオープン戦に先発。故郷の大声援を受けて、マウンドに上がった。
「高校のときとは違いますけど、懐かしい球場ですね。普段ないような声援をもらって、特別な感情を持ちました。序盤は力が入ってしまいましたが、全体的にはしっかり投げることができました」
一回一死二塁で森に中前へ先制打を浴びると山川、松井にも適時打を許すなど3失点。二回以降は150キロ近くの直球と変化球を使って、3回3失点だった。ホロ苦い結果に終わったが、ファンの前で力強い投球を披露した。
広島・メヒアが3試合連発の2ラン 勢い止まらない
3/4(日) 14:32配信
デイリースポーツ
「オープン戦、西武−広島」(4日、長崎県営野球場)
広島のアレハンドロ・メヒア内野手がオープン戦開幕から3試合連発となる2ランを放った。
2点を追う四回2死三塁。高橋光の外角変化球を振り抜き、打球は左中間席に飛び込み、同点に追いつく一打となった。2月24日の楽天戦、3日の西武戦に続く一発。この日の第1打席も適時打を放っており、勢いが止まらない。
大瀬良投手が凱旋登板しました。今季は好調ということで、今日の試合も期待していましたが、やはり地元での登板という事でかなり力が入ったのでしょうか、初回、西武森選手、山川選手、松井選手にタイムリーを浴びて3失点してしまいました。しかし、その後は緩急を使ったピッチングで0に抑えました。初回だけもったいない内容でした。今季の大瀬良投手は試合の中での修正能力もアップしたように感じられます。今後もオープン戦でのピッチングが続きますが、昔の良かった時の大瀬良投手に近づいていますので、ますます注目していきたいですね。
2番手の岡田投手こそ3回を1失点したものの、3番手の中田投手、4番手の地元凱旋登板の今村投手と、仕上がりは順調のようですね。
メヒア選手は絶好調ですね。さすが昨年のウエスタン・リーグの首位打者です。西武先発の高橋投手から2回はタイムリー。そして4回は左中間スタンドへ一時は同点となる2ランを放ちました。メヒア選手は豪快なスイングではありませんが、コンパクトに振り抜くバッティングなので、バティスタ選手とは違ってアベレージヒッターの印象があります。基本は常にセンター返しの打球が多いですね。バティスタ選手が離脱する中、メヒア選手が一軍を勝ち取る可能性は非常に高くなりました。
しかし、今日は6安打3得点に終わってしまいました。昨日の反動が来てしまったのでしょうか。ドリヨシ的には、今日みたいな1点を争うゲームをいかに勝ち取るかを見たい訳です。そのためにも、四球でも死球でもいいから塁に出て、足を絡めた機動力で相手にプレッシャーをかけた攻撃が出来るかですし、守備ではピッチャーを中心にした守りの野球が出来るかですね。今日の試合は、特に後半は攻撃が淡白だったような気がします。某コーチが2人いなくなって、カープの攻撃がおとなしくなったと言われないように、どんどん仕掛けて欲しいですね。
次回のオープン戦は10日、マツダスタジアムでのヤクルト戦です。某コーチ2人にギャフンと言わせる試合にしたいものです。
2018年03月03日
オープン戦@佐賀 広島10−0埼玉西武 打線爆発17安打10得点!野村投手3回零封で開幕投手に名乗り!
広島・野村、“因縁”の佐賀で3回無失点 広陵高時代に決勝で佐賀北に逆転負けで準V
3/3(土) 15:29配信
デイリースポーツ
「オープン戦、西武−広島」(3日、みどりの森県営球場)
広島の先発・野村は3回を投げ、2安打無失点で今年初の実戦登板を終えた。
「とりあえず無事に終わってホッとしています。試合形式は初めてだったので、ゲーム勘を体に覚えさせようと思った。ここまでは順調かなと思う」と振り返った。
佐賀とは“因縁”がある。広陵高時代の2007年夏の甲子園決勝で佐賀北と対戦。“がばい旋風”が甲子園を席巻する中、野村は逆転満塁本塁打を浴び、準優勝に終わった。前日2日にはマツダスタジアムを訪れていた当時の佐賀北のキャプテン市丸さんと再会。「佐賀北からみんな来るよ」と声をかけられると、「応援してって言っといて」と笑顔で返していた。
降板後、実際に当時の佐賀北ナインが球場に応援に訪れていたと聞かされると、「うれしいですね」と笑顔を見せていた。
広島打線17安打10点 鈴木&メヒアに一発、西武・多和田は3回途中9失点
3/3(土) 16:22配信
デイリースポーツ
「オープン戦、西武0−10広島」(3日、みどりの森県営球場)
広島は三回に鈴木がオープン戦1号を放った。三回2死二塁に代打で登場し、多和田から2ラン。メヒアが2号ソロ、新井は今年のオープン戦初出場初安打を放つなど、打線が爆発し17安打10得点を記録した。
開幕投手候補の先発・野村は3回2安打無失点と好投。2番手・薮田も3回2安打無失点だった。
西武は先発・多和田が三回途中9失点と振るわなかった。
野村投手はピッチングに安定感がありました。若干変化球が抜ける時もありますが、今季初の対外試合にしては上出来の内容だったと思います。広陵高校時代、2007年の夏の甲子園の決勝で戦った佐賀北高校のメンバーが球場に来ていただけに、野村投手もかなり気合いが入っていたようです。今のところ開幕投手は野村投手が一歩リードしていると思います。
2番手の薮田投手も3回を投げて、2安打無失点のピッチングでした。が、薮田投手は全体的に球が高めに上ずっていたのが気になりました。雨の降る中での登板だったのも影響したかもしれません。
7回は中崎投手が登板しましたが、まだ100%のピッチングではなさそうです。まだ球が走っていない感じがしましたし、中崎投手の体のキレが完全ではなさそうでした。
8回は一岡投手が登板しました。今日のピッチングでは、カーブが有効に決まっていたと思います。雨の影響で、フォークが少し荒れていましたが、まずまずの出来だと思います。
9回はカンポス投手が登板しました。相当雨を気にしていて、抜ける球がありましたが、縦に曲がるスライダーは効果的でした。
打線は相変わらず好調ですね。17安打10得点と爆発しました。丸選手、下水流選手、松山選手、新井選手、會澤選手と、好調を維持しています。一軍生き残りに必死の美間選手も2安打3打点の活躍を見せており、さらに右足の状態と相談しながらプレーしている鈴木誠也選手が2ラン、メヒア選手も豪快なソロホームランを放ち、打線はカープ祭でした。今ペナントレースが開幕しても大丈夫のような感じです。
今日、明日の試合は、菊池選手、田中選手、西川選手がいないのですが、それを感じさせないほど、野手の皆さんは元気です。チームはかなり活気付いています。
明日は長崎で西武との試合です。大瀬良投手と今村投手が凱旋登板する予定です。特に大瀬良投手は今季調子がいいだけに、明日の登板は楽しみですね。
2018年02月25日
オープン戦@那覇 広島−読売は2回裏途中降雨ノーゲームになりました。
急に激しい雨が降り、瞬く間にグランドが水浸しになり、プレー続行が不可能になり、結局ノーゲームになりました。
先発の大瀬良投手は確かに今季は違いますね。ストレートが走っていますし、カットボールやスライダー、カーブにチェンジアップの変化球がキレています。今日は若干球が上ずっており、読売ゲレーロ選手にソロホームランを浴びたものの、内容は良かったと思います。今季の大瀬良投手は二桁勝利は間違いないですね。
打線も好調で、1、2回と読売先発のヤングマン投手を攻めています。しかし、あと1本というところで併殺でチャンスを潰したのはもったいないですね。今日見た限りは読売ヤングマン投手は球にばらつきがあり、制球にやや難がありそうなので、十分攻め入る隙はありそうです。公式戦でも対戦する機会はありますから、自慢の足で揺さぶりながら攻略していけば、勝機はあるでしょう。
次回のオープン戦は3月3日の佐賀での西武戦です。広島緒方監督と西武辻監督が佐賀出身ということで、同郷監督対決で注目されています。沖縄キャンプも終盤であさって打ち上げになり、いよいよ実戦モードが本格化し、選手の一軍生き残りをかけてのアピールが激化します。とにかく無理してケガをしないように頑張って欲しいですね。
2018年02月24日
オープン戦@沖縄 広島5−11東北楽天 薮田投手3回無失点!メヒア選手2安打3打点!
広島・薮田が3回を無安打無失点 省エネ34球に「完投目指しているので…」
2/24(土) 15:58配信
デイリースポーツ
「オープン戦、広島−楽天」(24日、コザしんきんスタジアム)
広島の薮田和樹投手が先発し、3回無安打無失点と好投した。対外試合に今年初めて登板。初回を3人で打ち取ると、二回は四球を与えたものの併殺打で切り抜けるなどした。三回も新球フォークで三好を空振り三振に仕留めた。最速は150キロを計測した。
「まずは0点の結果になって良かった。先頭打者へのテンポを意識して投げた」。球数が34球と少ない省エネ投球には「完投を目指しているので、球数を減らしていかないといけないと思っているので」と説明した。
昨季は15勝し最高勝率のタイトルに輝いた。今年は開幕投手に立候補しており「アピールを続けていきたい」と意気込んだ。
先発の薮田投手は、立ち上がりはコントロールにばらつきが見受けられましたが、修正して、3回を無安打無失点に抑えました。ストレートも150キロを越え、変化球もキレがあり、安定感のあるピッチングでした。公式戦開幕投手に名乗りをあげました。ドリヨシが気にしているのは薮田投手の肩です。大学時代に肩を故障して、投げられない試合が続いた経緯がありますので、肩のケアをしっかりして欲しいと思います。今日の内容ならば、今季も二桁勝利は十分期待できますね。
2番手に登板した高橋昂也投手は、楽天内田選手に2ランを浴びて失点したものの、粘りのピッチングを見せてくれました。左打者に対してのアウトコース、右打者に対してのインコースへのストレートはやはり魅力的です。今後もオープン戦でお試しが続くでしょうが、彼なりのピッチングが出来れば、開幕一軍は間違いないでしょう。
3番手のジャクソン投手は完璧な内容でした。外国人投手がこの時期に仕上がっているのは異例の早さですが、外国人枠の競争を考えると、やはりアピールしなければならないので、早めに調整してきたのでしょう。
4番手には日南から招集された長井投手が登板しました。ドリヨシ的には期待していたのですが、緊張のせいか、コントロールがつかず、四球を連発してしまいました。まあ、いきなり一軍のオープン戦の舞台でのピッチングですから、仕方がない面もあるでしょう。伸びのあるストレートなど、持っているものは素晴らしいので、今日の内容を糧にして、次回のチャンスで頑張って欲しいですね。
5番手のオスカル投手は最悪の内容でした。左打者対策で登板したのですが、その左打者にヒットを許し、その後楽天打線に捕まり、自ら守備のミスを犯すなどして、大量失点の元凶になってしまいました。オスカル投手はサイドスローに転向して、球威がなくなって、打者から見れば逆に球が見えやすくなったのではないかと思います。今日のテレビ中継の解説の山本浩二さんが「下半身の粘りがない」と言われていましたが、ドリヨシもそう感じました。改めて畝投手コーチとフォームをチェックして、しっかりしたピッチングができるように頑張って欲しいですね。
6番手の藤井投手、7番手の一岡投手は、持ち味を発揮して抑えました。藤井投手も開幕一軍入りのお試しが続きますが、なんとかいい結果を続けて欲しいですね。
攻撃面では、メヒア選手が活躍しました。センター前への2点タイムリーとレフトスタンドへのソロホームランで今日は3打点を叩き出しました。バティスタ選手が左手を負傷している中、メヒア選手も一軍生き残りをかけて必死です。外国人枠は投手ではジョンソン投手とジャクソン投手は確実なので、あとは野手2人でしょうか。そうなればバティスタ選手とメヒア選手ということになる可能性は高そうですね。
今日の試合は勝ちパターンの試合でしたが、長井投手とオスカル投手の乱調で逆転負けを喫してしまいました。若手選手のお試し期間ではありますが、ある程度勝ちにこだわってやって欲しいと思います。明日は那覇で読売とのオープン戦です。大瀬良投手が先発予定らしいですが、今年は調子がいいだけに、明日のピッチングを楽しみにしたいと思います。