2022年05月14日
5回戦@マツダ 広島3−5東京ヤクルト またしても終盤の失点で逆転負け。森下投手の粘投実らず。首位陥落。
【広島】“魔の8回”に逆転許して首位陥落…ターリーが来日初黒星 今季16敗のうち救援投手9敗目
5/14(土) 17:47
配信
スポーツ報知
8回、村上に同点ソロを許したターリー(カメラ・義村 治子)
◆JERAセ・リーグ 広島3―5ヤクルト(14日・マツダ)
広島が最大の弱点を露呈する形で逆転負けを喫し、ヤクルトに首位を明け渡した。
1点リードの8回に登板した2番手・ターリーが、先頭・村上に2打席連発となる同点ソロを被弾。無死一、二塁からバトンを受け取った3番手・森浦も、犠打で1死二、三塁となった後、長岡に対して詰まらせた打球が内野の頭上を越える適時打となり、勝ち越しを許した。
今季のイニング別の失点は8回が32失点で最多。6回の20失点を大きく上回る“魔の8回”を避けることはできなかった。開幕当初から「8回の男」を務めた中崎が不振で4敗を喫して2軍再調整。その後、首脳陣は日替わりで起用を続けてきた。この日の8回に登板したターリー、森浦は11日の阪神戦(甲子園)で同点のピンチを切り抜けた2人だった。
首位攻防初戦を落とし、連勝も4でストップした。新外国人ターリーは来日初黒星。今季16敗目だが、その半数以上となる9試合で救援陣に黒星が付いている。
ヤクルト戦は昨季8勝14敗3分けと大きく負け越した。今季も、ここまで1勝4敗と苦しんでいる。
報知新聞社
「魔の8回」でまたしても敗れてしまいました。一体どうしたのでしょうか?
先発の森下投手は7回2失点(自責1)の粘りのピッチングでしたが、4勝目をつかむことはできませんでした。今日は苦しみながらも粘りました。1回表は連打と四球でノーアウト満塁のピンチを背負い、ヤクルト中村選手のレフト前タイムリーで1失点しました。味方が逆転に成功した直後の6回表はヤクルト村上選手に同点ソロを許しましたが、2失点にまとめました。
3回まで毎回先頭にヒットを許すなど被安打10は、4月17日の中日戦に並ぶ今季ワーストタイで、森下投手自身3度目の二桁被安打となりました。
森下投手は3−2で降板しましたが、8回に登板した2番手のターリー投手がヤクルト村上選手に同点ソロを浴び、勝利投手の権利が消えました。その後内野安打と四球でノーアウト1、2塁となった所でターリー投手が降板。3番手に森浦投手が登板しました。その後1アウト2、3塁からヤクルト長岡選手にセンター前タイムリーを浴びて3−4と逆転を許しました。ターリー投手は制球に課題がありそうですが、ストレートの球威はありますので、もう1回登板のチャンスを与えて欲しいですね。森浦投手はタイムリーこそ浴びましたが、その後2者連続三振に斬っていますので、勝ちパターンでの起用は大丈夫だと思います。
9回表は4番手に島内投手が登板しましたが、ヤクルト山田選手に左中間スタンドへソロホームランを浴びて3−5とされました。かなり痛い一発になりました。島内投手はどうも自信なさげにピッチングしている感じがします。島内投手はハートを強くする事が最も大事だと思います。
打線は5回裏、ヤクルト先発の原投手を攻め、ノーアウト3塁から中村健人選手がレフト前にタイムリーを放ち、1−1の同点に追いつき、さらに1アウト1、3塁から大盛選手のセカンドゴロの間に1点を入れて2−1と逆転しました。
2−2で迎えた6回裏は、ヤクルト2番手の木澤投手から坂倉選手が右中間スタンドへソロホームランを放ち、3−2と勝ち越しました。本当ならば、これで逃げ切らないといけないのですが、「魔の8回」を迎えてしまいました。
リリーフ投手陣は8回をかなり意識しすぎているように感じます。もっと楽にリラックスしてピッチングに臨んで欲しいですね。そして、ドリヨシが提案していますが、野村投手をリリーフに起用したら、うまくいくのではないかと思うのですが、高橋健コーチ、いかがでしょうか?
これでカープは2位に転落。首位ヤクルトに0.5ゲーム差になりました。明日は絶対に勝たなくてはなりません。カープはアンダーソン投手が先発です。ドリヨシは大瀬良投手かと思ったのですが、予想が外れました。失礼しました。アンダーソン投手は来日初登板で無双のピッチングをしましたので、明日も期待していいと思います。ヤクルトは石川投手です。今季の石川投手は調子がいいです。油断禁物です。石川投手の術中にはまることのないよう、粘り強く攻める必要があります。
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