2022年01月18日
今季のプロ野球の延長戦は12回で行う方向へ!
プロ野球、今季は延長戦を従来通り12回で行う方向で調整へ
[2022年1月18日19時40分]
日本野球機構の旗
日本野球機構(NPB)と12球団は18日、理事会・実行委員会をオンラインで開き、昨季は行わなかった延長戦を従来通り12回で行う方向で調整した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、20年は延長10回、21年は日本シリーズ以外は9回打ち切りとなっていた。19日の12球団監督会議で説明する。
20年から導入した特例も継続し、今季も選手入れ替えの緩和や登録枠の拡大を行う。出場選手登録は従来の29人から31人、外国人選手登録は4人から5人、ベンチ入りは25人から26人となっている。また、2万人以下の有観客で準備している春季キャンプに関して、巨人、ソフトバンク、オリックスなどがキャンプを行う宮崎県の河野俊嗣知事がこの日、県内の来客が中心と想定している旨を発言。井原敦事務局長は「地方自治体の方針に従う」と強調した上で、「(県外からは)自粛してくださいという要請だと思う。皆さんが従っていただくのを信じることになる」と続けた。
リプレー検証についても話し合われた。審判団が確証を持って判断できない映像は、どのようなものかを具体的に定義し、そのような映像の場合は最初のジャッジに従うことを明確にする。この点も、12球団監督会議で説明する。
◆その他の主な承認・報告事項 (1)巨人星理事、西武飯田理事をセ、パ各理事会の副会長に選任(2)フレッシュオールスターは7月23日に長崎ビッグNスタジアムで実施(3)NPBアワーズは11月25日に実施。
延長戦が行われるようになりそうです。これで従来通りの形になりますが、そうなると選手の起用方法がまた変わってきますね。
ピッチャーは中継ぎの投入の仕方が変わります。昨シーズンまでは9回打ち切りだったので、惜しみなく良いピッチャーから登板させる事ができましたが、延長戦を考えると、ピッチャーを慎重に、かつなるべく負担を軽くする事を考慮しながら使わないといけません。延長12回制になれば、中継ぎ投手が充実しているチームが有利になり、逆にコマがそろっていないチームが不利になります。そういう意味ではカープにとっては有利に働くだろうと思います。
野手については、代打や守備固めのタイミングが変わります。選手層の厚いチームが延長戦に有利に働き、逆に選手層の薄いチームが不利になります。カープは若手、中堅、ベテランとバランスがとれており、選手層は厚いので、有利に働くと思います。
昨シーズンは引き分け試合が12ありましたが、今季は大きく減る事になります。カープのチームとしての総合力は、鈴木誠也選手が抜けたとしても、12球団でもトップクラスだと思います。延長戦を制し、その先にあるリーグを制し、さらに日本シリーズを制するシナリオが完成します。ドリヨシ的には延長戦は賛成です。
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