2021年07月15日
14回戦@マツダ 広島2−0中日 今季初の同一カード3連勝!森下投手8回無失点で6勝目!中日柳投手との明大対決制す!
広島が竜3タテ今季初の4連勝!森下が8回0封で柳との明大対決制す
7/14(水) 21:05
配信
ベースボールキング
広島の森下暢仁 (C) Kyodo News
○ 広島 2 − 0 中日 ●
<14回戦・マツダスタジアム>
広島が息詰まる投手戦を制し今季初の4連勝。中日をホームで3タテし、4位と1ゲーム差の借金12でシーズンを折り返すことになった。
森下暢仁と柳裕也の明治大OB同士の投げ合いとなった一戦は、立ち上がりから両投手が好投。広島打線は3回までノーヒットに抑え込まれるなど、重苦しい立ち上がりだった。
それでも4回、一死無走者から3番・小園海斗が初球の143キロを振り抜くと、これが右中間席へ飛び込む今季1号ソロに。チーム初安打かつ自身2年ぶりの一発が、結果的に試合を決める決勝打となった。8回には小園と同期入団の6番・林晃汰が適時打で追撃。若鯉の活躍で貴重な追加点をあげた。
投げては先発の森下が緩急を自在に要所を締めゲームメイク。先輩の柳を上回る8イニングを5安打1四球5三振、108球で投げぬく快投で、2点差の9回は不動の守護神・栗林良吏が3人斬り。若き右腕の完封リレーで、森下が今季6勝目、栗林が18セーブ目を手にした。
試合後のヒーローインタビューでは、久々の一発となった小園が「気持ちよかったです」と笑顔。侍ジャパンにも選出されている森下は「日本の代表として金メダルを取れるように頑張っていきたいと思います」と力を込めた。
広島は81試合を終えて30勝42敗10分の借金12でオールスターブレークへ突入したが、4連勝で前半戦を締めくくる好ムード。若鯉の台頭など収穫もあり、後半戦の巻き返しへ期待が高まる。
BASEBALL KING
今日息詰まる投手戦でしたが、森下投手が中日柳投手に投げ勝ちました。今日もナイスゲームでした。
その森下投手ですが、108球の熱投で8回5安打無失点の好投でした。同じ明治大学OBの中日柳投手との投げ合いもあって、森下投手はかなり気合い入っていました。
2回表、1アウト2、3塁のピンチを背負いましたが、中日阿部選手を三振、木下選手をセンターフライに抑えて切り抜けるとリズムに乗りました。150キロ超えのストレートを軸に変化球をうまく織り交ぜて中日打線から凡打の山を築きました。
森下投手はこれで10試合連続のクオリティースタートを達成し、防御率はリーグ2位の2.29となりました。シーズン後半戦はリーグの勝ち頭になりそうですね。そして、東京オリンピックでも侍ジャパンの先発投手として、必ずや活躍してくれると思います。
打線は中日柳投手の前に3回までノーヒットと、ほぼ完璧に抑えられていました。が、4回裏、1アウト後、小園選手が初球を叩いて右中間スタンドへソロホームランを放ち、1−0と先制しました。値千金と言ってもいいでしょう。このホームランは若さ故に打てたのかもしれません。しかし、中日柳投手は7回を投げてこの1失点なので、敵ながら素晴らしいピッチングでした。
8回裏は中日2番手の又吉投手を攻め、2アウト満塁のチャンスで、林選手がレフト前タイムリーを放ち、2−0としました。この1点は両チームにとって大きな1点になりました。林選手は試合毎に成長しています。このタイムリーも、林選手にとってはかなりの自信になったと思います。
9回表は守護神のルーキー栗林投手が中日打線を3者凡退に仕留め、息詰まる投手戦はカープが勝利しました。
これでチームは今季初の4連勝とともに、今季初の同一カード3連勝となりました。本来のカープの野球ができ始めた感じがします。チーム状態が良くなって来たところで、約1か月の中断期間に入るだけに、ドリヨシとしては少し残念ですが、エキシビションマッチなどでしっかり調整して、新たな気持ちでシーズン後半戦に臨んで欲しいですね。
プロ野球は明日は松山でフレッシュオールスターが開催されます。カープからは玉村投手、石原選手、韮澤選手、矢野選手の4人が出場します。MVP目指して頑張って欲しいですね。
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