2021年07月13日
13回戦@マツダ 広島8−3中日 先発野手全員15安打で快勝!九里投手7回3失点で7勝目!
広島15安打8得点快勝 西川4安打、坂倉4打点、九里は7回3失点7勝目
7/13(火) 21:20
配信
デイリースポーツ
中日打線を相手に力投する先発の九里(撮影・立川洋一郎)
「広島8−3中日」(13日、マツダスタジアム)
広島が4月以来の3連勝。前半戦最後の3連戦の勝ち越しを決めた。
打線は15安打8得点と爆発した。1−1の三回に坂倉の4号3ランで勝ち越しに成功。五回も坂倉が左前適時打を放つなど、4本の長短打で3点を奪った。2点を返され、3−7で迎えた七回は、代打・松山の右前適時打で突き放した。
2番に入った西川は4安打。5番・坂倉は2安打4打点だった。
先発の九里は7回6安打3失点で、チームトップの7勝目を手にした。二回、阿部にソロを浴びたものの、その後は粘りの投球で試合を進める。七回、堂上に2ランを許した直後も流れを立ちきり、追加点を与えなかった。
前日12日は大瀬良で勝利。この日は九里が続いた。2連勝して迎える14日の第3戦は、森下の先発が予定されている。
今日も投打がガッチリ噛み合った、ストレスのないゲームでした。ようやくチームのエンジンがかかってきたでしょうか。
先発の九里投手はストレートと多彩な変化球を低めに集める丁寧なピッチングを展開しました。2回表には中日阿部選手にバックスクリーンへソロホームランを浴びて1失点しました。このホームランはうまく打たれた感じがしました。7回表には中日堂上選手にレフトスタンドへ2ランを浴びましたが、この球は失投だったと思います。しかしながら、失点はこの2被弾の3点のみでした。九里投手は7回3失点と、先発投手の責任は十分果たす事が出来たと思います。
打線は今日も活発でした。1回裏、中日先発の福谷投手を攻め、ノーアウト1、3塁から小園選手のセカンドゴロの間に1点を先制しました。
3回裏は2アウト1、3塁から、坂倉選手が右中間スタンドへ3ランを放ち、4−1とリードして、試合の主導権を握りました。この前の打順の鈴木誠也選手が当てるだけのバッティングでショートゴロに倒れ、チャンスを潰しかけたところでのこのホームランはチームにとってかなり大きかったですね。今日の試合のポイントだと思います。
5回裏は中日2番手の橋本投手を攻め、1アウト1、2塁から坂倉選手がレフト前タイムリーを放ち5−1。さらに中日3番手の藤嶋投手を攻め、1アウト満塁から菊池涼介選手のライトへの犠牲フライで6−1。さらに磯村選手がレフト線へのタイムリー2ベースで7−1とし、リードを広げました。
7−3と追い上げられた直後の7回裏は中日4番手の田島投手を攻め、2アウト1、2塁から代打松山選手がライト前タイムリーを放ち、8−3として、ほぼ試合が決まりました。2アウトランナーなしからの得点だけに、この追加点も大きかったですね。
8回からは継投に入り、8回はルーキー森浦投手、9回は島内投手が締めて試合が終わりました。
これでチームは3か月ぶりの3連勝となり、自力優勝の可能性が復活しました。明日でシーズン前半が終了しますが、勝って締めくくってオリンピックブレイクに入りたいですね。明日のカープの先発は森下投手、中日は天敵の柳投手です。明日はロースコアのタフな試合になりそうですが、カープが3連覇していた時のように、相手のスキを突くいやらしい攻撃と、全員一丸の野球で勝ちをもぎ取りましょう!
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