2021年06月25日
9回戦@マツダ 広島3−6中日 終盤中日ビシエド選手に決勝3ランを浴びて敗戦。最終盤追い上げムードも不可解な走塁死で試合終了。
広島追い上げムード消えた9回拙攻 つぎは4番なのに右腕グルグル突入指示
6/25(金) 22:35
配信
日刊スポーツ
広島対中日 9回裏広島2死一、二塁、小園の左前打で二走の松山竜平が本塁で憤死、試合終了。捕手は木下拓(撮影・加藤孝規)
<広島3−6中日>◇25日◇マツダスタジアム
広島の追い上げムードが、一瞬にして消え去った。
3点を追う9回。1死から代打松山、2死から野間がヒットで出塁。2死一、二塁のチャンスで小園が左前打をマーク。2死満塁で4番林を迎える…はずだった。しかし、小園の一打で三塁コーチャー広瀬外野守備走塁コーチが、二塁走者の松山に対してすかさず右腕をグルグルと回し、本塁突入を指示。左翼の中日根尾の本塁への好返球もあり、ホームベース手前でタッチアウトで試合終了。本拠地がため息に包まれた。
チームは今季3度目の5連敗を喫し、17日以来の最下位に転落。借金は今季ワーストを更新する16まで膨らんだ。
投打が相変わらずチグハグで今日も敗戦となりました。もう修正が効かなくなっているようです。
先発の玉村投手は5回5安打3失点でした。1−0で迎えた5回表2アウト2塁で中日柳投手にライト前タイムリーを浴びると、なお2アウト1、2塁から中日三ツ俣選手にライト線を破る2点タイムリー3ベースを浴びて1−3とされました。対右バッターのインコースへの攻めが甘く、アウトコースへ投げた球を痛打されてしまいました。また、5回という事で、勝ち投手の権利を意識してしまった感じもしました。しかし、玉村投手はよく投げたと思います。誰も玉村投手を責める人はいません。
打線は2回裏、中日先発の柳投手を攻め、2アウト3塁から宇草選手がファーストへのタイムリー内野安打で1−0と先制しました。そして1−3で迎えた6回裏は2アウトから坂倉選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、2−3としました。しかし、この前、先頭の小園選手がセンター前ヒットで出塁しましたが、続く林選手が6−4−3の併殺に倒れていました。林選手がつないでいれば、大量得点になっていたかもしれません。なおも2アウト2塁から、宇草選手の打ったセカンドゴロの当たりを中日堂上選手がエラーし、2塁ランナーが生還して、3−3の同点に追いつきました。
ここまではなんとか同点に追いついて、さあこれからという8回表、3番手の塹江投手が登板しました。ドリヨシは塹江投手で大丈夫かなと心配でしたが、その心配が現実となりました。内野安打と送りバントと四球で1アウト1、2塁のピンチを迎え、中日ビシエド選手にレフトスタンドへの3ランを浴びて3−6とされました。ビシエド選手への攻めが甘かったですね。インハイのストレートで空振り三振を狙ったのでしょうが、インハイに投げ切れず、低めに入ったところをコンパクトに振り抜かれました。塹江投手は失点が目立ちます。もはやセットアッパーは失格です。この際、セットアッパーにコルニエル投手を起用すべきだと思います。で、7回は島内投手に固定させるべきです。そして塹江投手にはしばらくファームでリフレッシュしてもらった方がいいでしょう。
そして迎えた9回裏、中日は暫定守護神の又吉投手が登板しました。2アウト1、2塁で小園選手がレフト前ヒットを放ちました。2塁ランナーは松山選手でした。ドリヨシは2アウト満塁で林選手の一打に期待かと思いました。
しかし、3塁コーチャーの廣瀬コーチが腕を回して松山選手に本塁突入を指示しました。レフト中日根尾選手の返球により、松山選手は本塁手前でタッチアウトとなり、試合が終わりました。素人目線でも、松山選手の本塁突入は無理だと思いましたが…。試合後、廣瀬コーチは「僕の責任です」とコメントされています。次回は同じ失敗をしないようにして欲しいです。
今日の敗戦でチームは最下位に転落しました。また、6月中の借金16は1972年以来です。また、球団の月間最多敗戦数は19です。(1953年9月と1993年9月) 6月の成績は4勝15敗2分けで残り4試合です。全敗すれば、最多タイの不名誉な記録となってしまいます。
さて、明日あさってはデーゲームです。明日のカープは大道投手です。先発3試合目です。前回のDeNA戦では、自身のピッチングに酔いしれてしまった感があります。明日は1球1球を丁寧に投げて欲しいです。中日は小笠原投手です。今季のカープ戦では抜群のピッチングをしていますので明日は打線の奮起で小笠原投手をKOしたいですね。
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