2021年06月22日
8回戦@マツダ 広島1−6東京ヤクルト 大瀬良投手6回6失点の乱調。投打に精彩を欠き連敗。借金は今季ワーストタイの13に。
広島、拙攻拙守連発で再び借金13 大瀬良は復帰星遠く2カ月未勝利
6/22(火) 21:43
配信
ベースボールキング
広島・佐々岡監督
● 広島 1 − 6 ヤクルト ○
<8回戦・マツダスタジアム>
広島は攻守両面で精彩を欠いて2連敗。借金が再び今季ワーストの「13」に膨らんだ。
広島は序盤から守りのミスで試合の主導権を明け渡した。0−0の2回、先発の大瀬良大地が一死一・三塁のピンチを招き、三塁手・林晃汰が8番・元山飛優の風に煽られたファウルフライを捕球できず、直後に適時打で失点。さらにバント処理を試みた大瀬良も悪送球で適時失策と拙守連発。青木宣親に適時二塁打を許すなど、2回表だけで4点を失った。
援護したい打線は序盤から塁上を賑わせるも、相手先発・田口麗斗の前にあと一本が出ずゼロ行進。失点直後の2回裏に一死満塁の絶好機も、9番・大瀬良と1番・菊池涼介が連続三振に倒れ、3回と4回も先頭打者の出塁を活かせなかった。
ヤクルトが盗塁に犠打、スクイズも絡めて7安打6得点と着実に得点を重ねた一方で、広島は相手を大きく上回る11安打を放ちながら大量13残塁。攻守ともに噛み合わず、対象的な試合運びで連敗を喫した。
なお、プロ入り後はじめて「4番」で起用された高卒3年目の林晃汰は、4打数2安打で6試合連続のマルチヒットを放ったものの、三塁守備のミスに加えて、序盤の2打席はいずれも得点圏に走者を置いた状況での凡退。チームも敗れ、ホロ苦い4番デビューとなった。
大瀬良は6回(105球)を投げて、6安打5四球6失点(自責3)の内容で3敗目。今季2勝目を挙げた4月9日・巨人戦を最後に、ふくらはぎ痛から復帰してからは5試合続けて白星から遠ざかっている。
BASEBALL KING
やはり投打噛み合わず、今日も敗戦となりました。6連戦の初戦、勝てばリズムに乗ってくるところですが、今日の敗戦はズルズル行きそうな、嫌な予感がします。
先発の大瀬良投手は、ドリヨシが試合開始の1球目を見て、ビビッと感じました。前から言っていますが、大瀬良投手はいわゆる「立ち投げ」になっており、球が高めに浮きやすくなった上に、球威がなくなってしまって、ヤクルト打線にとっては打ち頃となってしまいました。
2回表、ヒットと犠打と四球で1アウト2、3塁のピンチを迎え、ヤクルト元山選手にライト前タイムリーを浴びて0−1と先制を許し、なお1アウト1、2塁でヤクルト田口投手の送りバントを大瀬良投手自ら処理するも、1塁へ悪送球し、2点目を献上しました。さらにヤクルト塩見選手の内野ゴロと青木選手のライト線へのタイムリー2ベースで、この回一挙4点を失いました。
3回、4回は3者凡退に片付けて、復調したかに見えましたが、5回表はヤクルト村上選手にレフトへの犠牲フライ。6回表は田口投手にスクイズを決められて、0−6とされました。今日の大瀬良投手は今季ワーストの5四球で、ストレート、変化球共に完全に外れるボール球も目立ちました。6回105球を投げて6安打6失点で降板しました。ドリヨシ的には、大瀬良投手がもし足の状態が良くないのなら、無理せず、首脳陣に申告して、しっかり治して欲しいと思っています。
打線は11安打しながら、得点は6回裏の西川選手のセンターへの犠牲フライの1点のみでした。普通、11安打すれば、5点くらいは取れると思いますが、タイムリーなしの1点のみというのは、問題があるはずです。散発11安打と言っていいのでしょうか。
今日は林選手が初めて4番に入りましたが、2安打しています。林選手の今後がますます楽しみになりますね。
チームは連敗で、借金は再び今季ワーストの13になりました。チームが浮上するためにも、明日あさっては連勝しなければなりません。
さて、明日のカープは九里投手が先発です。気迫のピッチングを期待します。ヤクルトはサイスニード投手です。試合はしっかり作れるピッチャーなので、決して侮ってはいけません。打線は活発なので、明日はなんとか打ち崩して欲しいですね。
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