2021年06月19日
10回戦@東京ドーム 広島12−11横浜DeNA 最終回ヒヤヒヤ逃げ切りで辛勝!森下投手4勝目!林選手4安打1HR4打点!中村奨成選手プロ初HR!
広島ヒヤヒヤの1点差勝利 9回に7失点して快勝ムード吹っ飛び12対11 最後は栗林で何とか火消し
6/19(土) 18:03
配信
スポニチアネックス
<D・広9>9回、4番手で登板する栗林(撮影・沢田 明徳)
◇セ・リーグ 広島12−11DeNA(2021年6月19日 東京D)
広島が3発、17安打の猛攻で12得点を挙げながらも、ヒヤヒヤの逃げ切り勝ちとなった。
初回、林の2点適時二塁打などで3点を先制すると、3−3の3回に再び林が勝ち越し適時打。この一打で流れをつかむと、6回には菊池涼、7回には林、8回には中村奨にも一発が飛び出した。
東京五輪の日本代表選手に内定した先発の森下は、2回までに3失点したものの、その後は立ち直り、7回3失点で降板。打線が9回にも3得点を奪うなど快勝ムードだったが、最終回に暗転した。
12−4の9回、高橋樹が宮崎に満塁弾を浴びるなど一気に3点差まで詰め寄られると、佐々岡監督はたまらず、2死一塁で栗林を投入。だが、栗林も代打・楠本に左中間への適時二塁打を許し、さらに2死二塁から大和にも左前適時打を浴びて、ついに12−11の1点差に。8点のリードがなくなる危機を迎えたが、最後は柴田を一ゴロにしとめて、何とか逃げ切った。
勝ちはしましたが、なんとも情けない試合になりました。9回に8点差を1点差に追い上げられるとは…。
先発の森下投手は序盤は制球に苦しみました。1回表に味方打線が3点先制しましたが、その裏にDeNA伊藤選手、オースティン選手に1発を浴び、3−2になり、2回裏は1アウト2塁からDeNA大和選手にレフト前タイムリーを浴び、3−3の同点に追いつかれました。
しかし、中盤以降は立ち直り、高い修正力を発揮しました。5回裏にはDeNA桑原選手、伊藤選手、佐野選手を3者連続三振に仕留めると、6回、7回も3者凡退に仕留め、尻上がりに調子を上げました。
結局森下投手は7回102球を投げて7安打3失点と力投しました。
打線は若鯉選手が快音を連発。17安打12得点を記録しました。
1回表、2アウト1、2塁のチャンスを作り、林選手がレフト線を破る2点タイムリー2ベースを放ち先制しました。そして西川選手もセンター前タイムリーを放ち3点目を加えました。
3−3の同点に追いつかれた直後の3回表は、林選手が3打点目となるライト前タイムリーを放ち再びリード。続く坂倉選手のセンターへの犠牲フライで5点目を奪いました。
5回以降も菊池涼介選手のレフトスタンドへのソロホームランなどで加点し、7回表は林選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち8点目。8回表は代打中村奨成選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち9点目を奪いました。中村奨成選手はプロ初ホームランとなりました。おめでとうございます!。9回表は石原選手のライトへの犠牲フライと、途中出場の羽月選手のセンター前2点タイムリーでダメ押しとなる3点を追加しました。
林選手は5回表の第3打席にもレフト前ヒットを放ち、プロ初の1試合4安打4打点を記録しました。サードの守備でも6回裏に痛烈なライナーを横っ飛びで好捕するなど、攻守両面で存在感を示しました。いやあ、林選手は絶好調ですね。完全5番固定でいいと思います。
さて、7回まではほぼ快勝ペースでしたが、8回からの継投はベンチを疑う投手起用でした。8回裏は2番手にバード投手が登板しましたが、ヒットと2つの四球などで1アウト満塁のピンチを迎えました。そしてDeNA宮ア選手に押し出しの死球を与えました。バード投手は一人相撲をしている感じで、制球が全く定まっていませんでした。ドリヨシ的にはバード投手には期待していましたが、残念でなりません。満塁としたところでピッチャーを交代させるべきだと思いました。結果は押し出し死球の1点で済みましたが、大量失点の可能性も高かっただけに、早めの交代がセオリーかと思います。っていうか、強力DeNA打線にスキを見せては絶対にいけないので、大量リードでも勝ちパターンのピッチャーを惜しみなく投入するべきだったと思います。
9回裏は3番手に高橋樹也投手が登板しました。ドリヨシ的にはさっき書いたとおり、DeNA打線にはスキを見せてはいけないので、回の頭から栗林投手を投入するべきだったと思います。DeNAの猛反撃のきっかけを作ったのが、1アウト後のDeNA柴田選手のファーストゴロの当たりを守備固めで入った堂林選手がファンブルし、出塁を許したところから始まりました。守備固めで入っている訳ですから、絶対にアウトにしなくてはいけません。1アウト目もサードに入った田中広輔選手がスタンドギリギリのファウルフライを好捕していただけに、残念です。結局守護神の栗林投手を起用せざるを得ない事になりました。12−11の1点差にまで追い上げられましたが、なんとか抑えて試合が終わりました。
こんな中途半端な投手起用をした首脳陣に責任があります。もし、逆転サヨナラを食らった暁には、首脳陣は全員丸刈りするくらいの責任があります。
いずれにせよ、後味の悪い試合になりました。
明日は投打がガッチリ噛み合った素晴らしい試合を期待します。カープの先発は大道投手です。前回オリックス戦でプロ初先発して、素晴らしいピッチングをしました。明日も十分期待できます。DeNAは坂本投手です。投げてみないとわからないタイプです。カープの打線も好調になってきていますので、いけると思います。明日も勝って勢いをつけて広島へ帰って欲しいですね。
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