2021年06月16日
3回戦@マツダ 広島1−8北海道日本ハム 九里投手5回2失点も、後半攻守に精彩を欠き大敗。交流戦わずか3勝のワースト記録。
【カープ】交流戦、打てず守れず惨敗で終わる 球団ワーストの勝率2割
6/16(水) 21:58
配信
中国新聞デジタル
五回、広島1死一、三塁、代打田中は三振に倒れる。投手伊藤、捕手石川亮
【広島1―8日本ハム】(16日、マツダ)
打てず守れず、惨めな敗戦で交流戦を締めくくった。3勝(12敗3分け)は2015年のDeNAと並んで12球団最少タイ。勝率2割は球団ワーストを塗り替えた。
勝負手が裏目に出た。0―2の五回1死一、三塁。九里亜蓮の打席で、代打に田中広輔を起用した。打率1割台の選手会長は10日ぶりの打席に立ったが、空振り三振に倒れた。野間峻祥の適時内野安打で1点を返したものの、攻めきれなかった。
直後の六回1死二、三塁で捕逸でリードを広げられると、直後にスクイズを決められて突き放された。
日本代表大量選出のお祝いムードも、前夜に連敗ストップした反撃の勢いも生かせぬ大敗となった。
中国新聞社
昨日の良い勝ちを今日の試合に生かす事はできませんでした。というか、今日の試合、後半は試合をぶち壊す感じになりました。
先発の九里投手はコロナからの復帰後の1軍初登板でしたが、まずまずの内容でした。1回表を8球で3者凡退。立ち上がりをスムーズに発進した九里投手でしたが、3回表には4安打を集められ、日本ハム近藤選手、王選手のタイムリーで2点を失いました。しかし、それ以外は要所を締めて、ピンチを招かず、5回76球を投げて5安打、2四死球で2失点でした。コロナからの復帰直後の登板なので、無理はさせられないですね。ドリヨシ的にはやはり無理はさせられないので、5回までの登板は妥当かと思います。
しかし、6回、7回の失点は痛かったですね。6回表、2番手のコルニエル投手が登板しましたが、いきなり連打と送りバントで1アウト2、3塁とされると、キャッチャー石原選手のパスボールで3塁ランナーが生還し1−3。さらにその直後日本ハム石川亮選手にスクイズを決められ、1−4とされました。カープバッテリーがスキを見せずにしっかり対応していれば、この2点は防げたと思います。石原選手のパスボールが、次のスクイズを呼んでしまいました。非常にもったいないですね。
7回表は、3番手の中田投手が捕まりました。2ベースと中田投手のエラーと四球でノーアウト満塁の大ピンチを背負うと、日本ハム王選手にライト前へ2点タイムリーを浴びて1−6。なおノーアウト1、3塁から日本ハム渡邉選手にレフト前タイムリーを浴びて1−7。ここで4番手の菊池保則投手に代わりましたが、2アウト1、2塁から日本ハム石川亮選手にレフト前タイムリーを浴びて1−8とされ、試合が決まりました。
ビハインドで登板する投手がよく打たれています。カープが強かった時は、ビハインドでも投手陣が踏ん張り、試合終盤に逆転しるパターンが多かったです。しかし、今はますますリードを広げられて、しらけたムードになり、大敗を喫するパターンが多いですね。
打線は5回裏、日本ハム先発の伊藤投手を攻め、2アウト満塁から野間選手がショートへのタイムリー内野安打を放ち、1−2として、なおも2アウト満塁のチャンスでしたが、続く小園選手はセカンドゴロに倒れ、結局1点止まりでした。
攻撃の時はチャンスになっても、何かバッターが萎縮しているというか、ゆとりがなく、追い込まれているような感じになっています。そして守備では、お互いに声の連携がうまくいってないような気がします。やはり、野球をする上での基本がなっていないですよね。今一度選手の皆さん、確認してみてください。
これで今年の交流戦が終わりましたが、カープは振り返りたくないぐらいの悲惨な結果に終わりました。3勝12敗3分けで、もちろん交流戦最下位です。そして交流戦3勝は2015年のDeNAに並んでワーストタイの記録になります。セ・リーグも最下位に再び転落。このまま再び連敗街道を突き進むのでしょうか。
さて、あさって18日からリーグ戦が再開されます。カープは東京ドームでDeNAとの3連戦です。非常に寂しいですが、最下位争いです。DeNAは交流戦3位と勢いがついていますので、カープにとっては非常にタフな3連戦になりそうです。ドリヨシ的にはあまりいい予感はしませんが、なんとか頑張って欲しいと思います。
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