2021年05月10日
林選手の1軍昇格は間近!?
次代の4番が急浮上。カープ林晃汰が復調を示す満塁ホームランを記録
5/10(月) 12:18
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広島アスリートマガジン
打撃の状態が上向きつつある林晃汰選手。現在はウエスタン・リーグで全試合に出場中だ。
菊池涼介ら一部の選手を除き、カープ打撃陣が不振に見舞われている。チーム打率では3位(.254)につけているものの、クリーンアップの不調などが響き得点はリーグ5位(107)。5月9日には今季6度目となる完封負けを喫してしまった。
そんななか未来の4番候補である林晃汰が、尻上がりに状態を上げている。ウエスタン・リーグ開幕直後は打率1割台と苦しんだが、4月下旬に2割に乗せると、現在は.257まで上昇。リーグ1位の17得点をマークするなど、規定打席以上の個人打撃ランキングにも名を連ねるようになってきた。
持ち味である長打も出始め、5月5日のソフトバンク戦(タマスタ筑後)では中越えの満塁本塁打を記録。4本塁打はチーム内ではメヒアの5本に次ぐ、2位(正隨優弥も4本)の数字である。
プロ3年目の今季は、打撃面を期待され一軍春季キャンプに帯同した。開幕一軍はならなかったが、「比較的早い段階で起用したくなる」と打撃練習を見たOBの笘篠賢治氏を唸らせた。
昨季はわずか1安打とはいえ、プロ初安打も記録。11日のみの一軍生活ではあったが、一軍投手のレベルを肌で実感できたことは、林にとって大きな収穫になったはずだ。
「一軍の投手と対戦して、まだまだだと感じることしかありませんでした。(二軍降格後は)強いスイングをすることを大事にしていて、それがいつでもできるような打ち方を意識してきました。一軍を経験し、一打席も無駄にしたくないと強く思うようになりましたし、より強い気持ちを持って打席に入らなければと思うようになりました」
高卒選手でありながら、プロ1年目から多くの試合で二軍の4番を任されている林。今季の一軍昇格は同期の正隨に先を越されたが、次代のスラッガーが一軍定着に向け着々と足場を築きつつある。
<2019年成績>
二軍:102試合/打率.225/71安打/7本塁打/35打点
<2020年成績>
一軍:4試合/打率.125/1安打/0本塁打/0打点
二軍:69試合/打率.266/69安打/9本塁打/40打点
<2021年成績>
二軍:32試合/打率.257/29安打/4本塁打/16打点
※数字は全て2021年5月9日現在。
1軍の打線が崩壊状態である中で、若鯉の選手の台頭が望まれます。先日は正随選手が1軍に昇格しましたが、もう1人、忘れてはならないスラッガーがいます。林選手です。
今季は春のキャンプから1軍に帯同し、開幕1軍を目指していましたが、オープン戦あたりから、1軍レベルのピッチャーに苦労し、残念ながら2軍スタートとなりました。しかし、尻上がりに打撃の調子を上げてきています。1軍レベルのピッチャーと対戦出来た事が、林選手のレベルアップの糧になったのは間違いないと思います。
1軍の打線が緊急事態の中で、林選手の早い1軍昇格をドリヨシのみならず、全国のカープファンが望んでいると思います。
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