2021年03月16日
オープン戦@メットライフドーム 広島0−1埼玉西武 森下投手5回途中1失点粘投!打線元気なく2戦連続零封負け。
広島・森下4回2/3を1失点 ドラ2森浦は満塁のピンチをピシャリ 打線は沈黙
3/16(火) 15:52
配信
デイリースポーツ
力投する森下(撮影・金田祐二)
「オープン戦、西武1−0広島」(16日、メットライフドーム)
広島投手陣がまずまずの仕上がり。先発した広島の森下暢仁投手(23)は96球を投げ、4回2/3を6安打1失点(自責0)と力投した。
二回、無死満塁のピンチを招き、木村の遊ゴロ併殺の間に1点を失ったが、2死一、三塁からブランドンを二飛に抑え、傷口を最小限にとどめた。三、四回も得点圏に走者を背負ったが、最速152キロの直球にカーブ、カットボールなどを織り交ぜて要所は締めた。
五回はブランドン、西川に連続安打を浴びるなど1死満塁とされたが4番・山川を空振り三振に仕留めた。2死満塁の場面で降板が、このピンチで登板したドラフト2位の森浦(天理大)が栗山を二ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。森浦は六回も三者凡退に抑えた。3番手ケムナ、4番手塹江もそれぞれ1回無失点だった。
打線は西武投手陣の前に沈黙。西川、長野、松山で組んだクリーンアップが無安打に終わるなど、走者を出しながら決定打が出ず、7安打完封負けを喫した。
森下投手は今日は我慢のピッチングでした。1回は3者凡退でスタートしました。しかし、2回は守備のミスもあり、ノーアウト満塁の大ピンチを招きましたが、西武木村選手をショートゴロ併殺に仕留めて、最少失点でしのぎました。
3回以降も毎回ランナーを背負いましたが、MAX152キロのストレートと落差の大きいカーブなどのコンビネーションで、西武打線に的を絞らせず、点を与えませんでした。5回は1アウト満塁の大ピンチを背負いましたが、西武山川選手を空振り三振に仕留め、ここで降板となりました。結局森下投手は5回途中96球を投げて、6安打1失点(自責0)でした。決して今日は調子が良くなかったですが、それなりにまとめる事ができる森下投手はタダモノではないと思います。
2番手はドラ2ルーキー森浦投手、3番手はケムナ投手、4番手は塹江投手が投げて、西武打線を無失点に抑えました。2番手の森浦投手は十分1軍でも通用すると思います。チェンジアップが有効に決まっていて、これは面白いなと感じました。
問題は打線です。ヒットは7本と、まずまず出ていて、何回かランナーを出して得点のチャンスを作りましたが、あと1本が出ず、チャンスを潰してしまいました。特に今日のクリーンアップの、西川選手、長野選手、松山選手にヒットがなかったのが気になります。ドリヨシ的には松山選手とクロン選手の状態が心配です。オープンはあと4試合ですが、この間になんとか手応えをつかんで欲しいですね。
明日は神宮でヤクルトとのオープン戦です。明日は床田投手と中村祐太投手が登板します。先発ローテーション入りの最終テストになりそうです。2人共に納得のいくピッチングをして欲しいですね。
もう一つ気になるのが、鈴木誠也選手のコンディションです。14日の日本ハム戦に続いて今日も欠場しました。足に受けた死球の影響が残っているのでしょうか。でも、無理はして欲しくないので、完璧に治してから出場して欲しいですね。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10602846