2021年01月30日
カープ優勝のカギは投手陣の安定か?
広島、上位へ投手陣再建&方程式確立/戦力分析・セ
1/30(土) 11:04
配信
日刊スポーツ
広島佐々岡監督(2020年7月16日撮影)
まもなく球春到来。無観客でのキャンプインが2月1日に迫る中、12球団の担当記者が各チームの戦力を紹介します。昨季セ・リーグ5位の広島編
【戦力分析】
2年連続Bクラスから上位浮上を狙う、投手陣再建が上位進出の鍵。昨年は勝ちパターン確立が遅れたことが低迷の一因となった。フランスアを中心に、昨季経験を積んだ塹江やケムナら若手、新外国人バードや育成選手ながら早期の支配下選手登録も期待できる逸材コルニエルらで開幕前には勝利の方程式を確立させたい。
安定した戦いには、主力の復帰や復調も欠かせない。手術明けの大瀬良や野村、西川は開幕に間に合う見通し。3連覇を支えた田中広や菊池涼、中崎ら実績ある選手が復調し、若手とうまくかみ合えば優勝争いにも食い込める。広島野球を熟知する河田新ヘッドの復帰で、伝統の機動力野球復活と佐々岡監督が掲げる一丸野球を実現させる。
【予想スタメン】
1番遊撃 田中広
2番二塁 菊池涼
3番左翼 西川
4番右翼 鈴木誠
5番一塁 クロン
6番捕手 会沢
7番三塁 堂林
8番中堅 野間
【主力投手陣】
◆先発 大瀬良、森下、九里、ネバラスカス
◆中継ぎ・抑え 塹江、ケムナ、バード、フランスア
今年は3年ぶりのリーグ優勝と、37年ぶりの日本一に限りなく近いと思います。そのためには、やはり投手陣の安定は絶対不可欠ですね。
今季のカープの投手陣は、新戦力の補強と、昨年故障で離脱した主力組の復帰、さらに低調だった中堅クラスの投手の復活で、一気に「投手王国」になるのではないかと思います。
先発投手陣は九里投手、森下投手、ルーキーの栗林投手の3本柱プラス投手キャプテンの大瀬良投手が手術から復帰して入ります。さらに野村投手も手術から復帰してローテーション入りします。あとの先発ローテーション1枠を、床田投手、遠藤投手、中村祐太投手、中村恭平投手、薮田投手、高橋昂也投手、矢崎投手、コルニエル投手など、数多くの投手が争うことになります。
中継ぎ、抑えも競争が激化します。昨年ブレイクした塹江投手、ケムナ投手、島内投手をはじめ、ルーキーの森浦投手や大道投手、新外国人のネヴァラウスカス投手やバード投手が加わり、これに一岡投手、今村投手、中田投手、中崎投手あたりが復帰すれば、シーズンを通してリリーフ陣は充実してきます。なので、今年のキャンプは投手陣の仕上がり具合にかなり注目しておくべきかなと思います。
野手陣では、タナキクの1、2番の復活と、強力クリーンアップとなる西川選手、鈴木誠也選手、新外国人のクロン選手、松山選手のつながりに期待です。主力組の活躍はもちろん、若手選手の台頭も目が離せませんね。昨年ブレイクした大盛選手、羽月選手、さらに昨秋のフェニックスリーグで活躍した正随選手や林選手らが、春のキャンプや実戦での猛アピールが出来るかどうか注目ですね。
チーム内では1軍メンバー入り、さらにはレギュラー獲得に向けての競争がし烈になってきています。今季はそんな中で、チーム全体の力がかなりアップして、素晴らしい戦力が整うだろうと思います。3年ぶりのリーグ優勝と、37年ぶりの日本一に向けて、チーム一丸で頑張って欲しいと思います。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10506630