2020年11月19日
来季のコーチングスタッフを発表!
広島が来季のコーチ陣容を発表!復帰の河田雄祐氏が一軍ヘッドに
11/19(木) 15:00
配信
ベースボールキング
広島に帰ってくる河田コーチ
◆ リーグ連覇に貢献
広島は19日、来季の一軍・二軍のコーチングスタッフを発表した。
目玉は一軍ヘッドコーチに就任する河田雄祐氏。2016年から広島の外野守備走塁コーチに就任すると、いきなり25年ぶりのリーグ優勝に貢献。2017年には連覇を達成したものの、オフに退団が決定。翌年からはヤクルトの一軍外野守備走塁コーチに就任していた。
ヤクルトでの3シーズンの戦いを終え、4年ぶりに広島へ復帰。ただし、これまでのキャリアでは打撃コーチ補佐にはじまり、メインは外野守備走塁担当だったが、来年からは「ヘッドコーチ」という新たな役職になる。
佐々岡真司監督を一番近くで支える参謀として、強いカープを取り戻すことができるか。来季の注目ポイントのひとつとなりそうだ。
◆ 広島・2021シーズンのコーチングスタッフ
<一軍>
▼ 監督
88 佐々岡真司
▼ ヘッドコーチ
79 河田雄祐
▼ 打撃コーチ
83 朝山東洋
91 迎祐一郎
▼ 投手コーチ
74 永川勝浩
82 横山竜士
▼ バッテリーコーチ
76 倉 義和
▼ 内野守備・走塁コーチ
90 玉木朋孝
▼ 外野守備・走塁コーチ
75 廣瀬 純
<二軍>
▼ 監督
71 高 信二
▼ 打撃コーチ
72 東出輝裕
92 森笠 繁
▼ 投手コーチ
73 小林幹英
86 菊地原毅
▼ バッテリーコーチ
84 植田幸弘
▼ 内野守備・走塁コーチ
80 山田和利
▼ 外野守備・走塁コーチ
93 赤松真人
<三軍>
▼ 統括コーチ
78 畝 龍実
▼ 投手育成強化コーチ
87 澤崎俊和
BASEBALL KING
広島の新ヘッドコーチに河田氏が就任「非常にうれしく思っています」
11/19(木) 14:45
配信
サンケイスポーツ
広島は19日、河田雄祐氏(52)=前ヤクルト外野守備走塁コーチ=の来季のヘッドコーチに就任を発表した。背番号は「79」でリーグ連覇した2017年以来4年ぶりの古巣復帰。広島市のマツダスタジアムでの会見の主な一問一答は以下の通り。
−−広島復帰
「3年間ヤクルトにいさせていただきましたけども、僕はプロに入った球団がカープ。また赤いアンダーシャツ着て後輩たちと野球ができる。今回はまた戻ってこられて非常にうれしい」
−−佐々岡監督と同学年
「まさか佐々岡監督になるとも思っていませんでした。まだ細かい話はしていない」
−−今季の広島をどう見ていた
「下位にいたというのもあって元気やパワーがちょっとなかった。結果うんぬんじゃなしに、何とかしてやるという気持ちがなければ相手には勝てない。選手にやる気を出させる、そういうのができれば、あとは結果が勝手についてくる」
−−今季チームの盗塁数がリーグ4位
「根拠のない盗塁は何の意味もなさない。動く動かないは試合の状況や選手の力量、相手バッテリーに関わる。盗塁は数ではなく、確率だと思っている。監督と話し合っていろいろと手を打たないといけない」
−−機動力で期待の選手は
「(田中)広輔ですかね。残るのでしょうか。残ってくれて核になってくれないと話にならない。強いチームはベンチメンバーのレベルが高い。今年の巨人の増田に象徴されているように原監督が起用するところに出て的確に良い走塁をする。曽根や上本がもうひとつレベルアップするのはチームにとって大事」
−−2年連続Bクラスのチームをどう立て直す
「選手が体の芯から熱の入った動きがキャンプからできるように、こちらから仕向けていくのが第一の仕事。あとは若いコーチたちと一緒に成長していければいい。カープの選手たちは野球小僧ばかり。お金の問題じゃない。とにかく野球を楽しんで相手に勝つんだという気持ちが出せるように、僕が仕事をしていければいい」
−−目標は
「パ・リーグに勝ちたい。レベルの高いパ・リーグに太刀打ちできるように、互角に戦えるチームというのを作れればと思っている」
−−指導はコミュニケーションを大事にする
「若い奴と話をするのが好き。話をすると性格がわかっていく。あいさつの声が小さいと、言うのもまた会話のひとつ。変わらずにやっていく」
−−田中広が鍵
「(田中)広輔がしっかりしていれば良いチームになる。1番を打ってほしい。ショートでどんっとしてほしい」
−−国内FA権を保有しているが
「これからラインを連発します」
−−選手をどう奮い立たせる
「僕らは下位にいようが、お金もらって仕事しているんだから、甘えてちゃだめでしょというのが社会人としてね。厳しくいうのも1つだが、厳しさだけじゃ飽きてきちゃうし、また説教かよ、と思われるのもダメだと思うのでその辺はうまいことできればと思う。ポテンシャルとかスキルはセ・リーグ6球団比べても間違いなくトップ。総合力みたらカープが1番上だと思いますよ」
−−ヘッドとして攻撃面での指導方法は
「高卒でプロに入って1番長かったのが西武なんですけど、あのときのいいところは話していこうかなと。非常に派手でもありましたけど、本当にチーム打撃が素晴らしい選手が多かった。僕がいた強かったライオンズはそういう選手が多かった」
なんと言っても、河田雄祐さんがカープに復帰するのは非常に大きいですね。河田さんがいたカープは2016年に25年ぶりのリーグ優勝し、翌2017年は連覇を達成しました。その時のカープは機動力と打撃力が噛み合い、得点力が素晴らしかったのですが、河田さんがヤクルトに移籍してから、カープの盗塁数が激減し、持ち前の機動力が生かせませんでした。なので、河田さんの復帰で、再びカープに機動力野球が戻ってくるだろうと期待できます。その河田さんはヘッドコーチに就任します。カープの参謀として、どのような指揮をとっていくのか、楽しみです。
いままで1軍のヘッドコーチだった高さんは2軍監督になられます。熱い人格者ですから、今盛り上がっているファームをより一層強くしてくれるでしょう。
投手コーチに2軍から永川さんが昇格します。永川さんは苦労人だけに、ピッチャーのマネジメントは上手いのではないでしょうか。特にリリーフ陣のメンタル面の強い支えになりそうです。
また、内野守備走塁コーチに玉木さんが復帰されます。玉木さんは12球団一と言われるノックのコントロールが素晴らしい方です。試合前の守備練習で、玉木さんのノックする姿が再び見れるのが楽しみです。
来季はコーチ陣と選手、スタッフが噛み合って、3年ぶりのリーグ優勝と、37年ぶりの日本一に輝く事を切に願います。
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