2020年10月29日
23回戦@マツダ 広島3−3東京ヤクルト(延長10回今季特別ルールにより引き分け) 終盤長野選手の2ランで同点も、勝ち越しのチャンスを潰しドロー。
広島 代打・長野の2ランで引き分けに ヤクルト・金久保 5回0封も初勝利お預け
10/29(木) 22:02
配信
デイリースポーツ
7回、代打で同点2ランを放つ広島・長野=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
「広島3−3ヤクルト」(29日、マツダスタジアム)
広島が終盤に追い付き、引き分けに持ち込んだ。
0−3の七回。1死一塁から会沢がレフトへ適時二塁打を放ち、1点を返した。なおも2死二塁と一発出れば同点の場面に代打で登場した長野が1ストライクからヤクルト・清水のスライダーを捉えた打球は伸びて、そのまま右翼スタンドに吸い込まれた。これで長野は今季7号。通算149本目のアーチで、150本塁打に王手をかけた。
先発の薮田は初回に3点を失ったものの、二回以降は得点を許さず、5回3失点と試合をつくった。その後は5人の継投でヤクルトに追加点を与えなかった。
ヤクルトは初回、青木、村上の適時打などで3点を先制。プロ初先発となった3年目の金久保が5回を1安打6三振無失点と好投したが、七回に登板した3番手の清水が3失点と誤算だった。
今日の試合はヤクルト金久保投手に完璧に抑えられ、非常にまずい展開でしたが、5回で代わってくれて、カープとしては助かりました。
先発の薮田投手は今日は真価が問われる登板でしたが、立ち上がりの1回表に捕まりました。先頭のヤクルト塩見選手にセンターへの3ベースを打たれ、いきなりピンチを背負うと、続くヤクルト青木選手に右中間へのタイムリー2ベースを浴びて1点を先制されました。続くヤクルト山田選手にセンター前ヒットを打たれ、1、3塁と再びピンチを背負いました。そして続くヤクルト村上選手にライトオーバーのタイムリーを浴びて2点目。さらに宮本選手がセカンドゴロの間に3塁ランナーが生還して3点目を献上しました。ストレートが真ん中付近に集まったところを痛打されました。もったいない立ち上がりの内容でした。このまま薮田投手はズルズルいくのかと思いましたが、後続をショートゴロ併殺でチェンジとなり、よく3失点でおさまりましたね。
打線はヤクルト先発の金久保投手の前に、5回まで1安打無失点と、完璧に抑えられてしまいました。カープは初モノに弱いとよくいわれていますが、今回も立証した形になりました。
ヤクルトは6回から継投に入りました。
が、7回裏、ヤクルト3番手の清水投手を攻めました。1アウト後、西川選手がセンター前ヒットで出塁。続く會澤選手が技ありのレフト線へのタイムリー2ベースを放ち、1−3としました。2アウト後、代打長野選手がライトスタンドへ2ランを放ち、ついに3−3の同点に追いつきました。何年か前、マツダスタジアムでの読売戦で、現楽天の下水流選手がライトライトスタンドへ逆転サヨナラ2ランを放った時の打球の軌道とほぼ同じでした。アウトコース高めのスライダーをホームランにするには、あの軌道しかないと思います。
9回裏、ヤクルト4番手のマクガフ投手を攻め、2アウトランナーなしから會澤選手がライト前ヒットで出塁。続く堂林選手がライト線への2ベースを放ち2、3塁としました。続く代打ピレラ選手は申告敬遠で満塁の大チャンスとなります。ヤクルトは5番手の石山投手に代わりました。続くバッターは代打の野間選手です。が、石山投手の前に3球三振に倒れ、チャンスを潰してしまいました。結果は仕方ないにしても、ドリヨシは野間選手がどれだけ準備していたか、かなり気になります。控え野手陣はこのような試合展開になれば、いつからでもしっかり試合に入る準備を怠ってはいけません。野間選手は「なんで俺?」みたいな表情をしていましたが、その時点でアウトですね。全員一丸になっていない感じがします。
結局試合は延長戦に入りましたが、両軍無得点で3−3の引き分けに終わりました。なんと今季11度目の引き分けです。接戦を勝ちきれない今年のカープを象徴する試合になりました。
さて、明日からはナゴヤドームで中日との3連戦です。カープは床田投手が先発です。前回DeNA戦では6回2失点ながら負け投手になっています。是非リベンジして欲しいですね。中日はロドリゲス投手です。タフな試合になりますが、なんとか粘って欲しいです。あと9試合、全部勝つつもりで最後の力を振り絞って頑張ってください!
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