2020年10月28日
22回戦@マツダ 広島3−2東京ヤクルト 遠藤投手7回1失点好投で4勝目!初回の3点を守り切る!
広島逃げ切り連勝 堂林が節目超え51打点 ヤクルトは村上2発も借金25
10/28(水) 20:55
配信
デイリースポーツ
1回裏の攻撃が終わり、2点適時打を放った広島・堂林翔太はベンチの声に応えてガッツポーズを見せる
「広島3−2ヤクルト」(28日、マツダスタジアム)
5位の広島が逃げ切り、最下位のヤクルトに連勝した。
初回2死満塁から会沢の押し出し死球で先制すると、続く堂林が三遊間を破る左前打で2点を加えた。「チャンスで良い対応ができた。遠藤の援護点になって良かったです」という背番号7は、51打点としプロ11年目で初めて50打点の節目を超えた。
先発の遠藤は四回に村上に25号ソロを右翼席に運ばれたが、7回5安打1失点で4勝目。1点差の九回はフランスアが締めて17セーブ目を挙げた。
ヤクルトは村上が25、26号と1試合2発でホームランダービー2位タイとしたが、得点はソロ2発のみ。借金は最多の「25」となった。
初回の3点をなんとか守り切りました。しかし、打線はあと1本が出ませんね。
打線は1回裏、ヤクルト先発の石川投手を攻め、2アウトランナーなしから、鈴木誠也選手がライト前ヒットで出塁し、続く松山選手がセンター前ヒットで1、3塁とチャンスが拡大します。西川選手は四球で歩いて2アウト満塁の大チャンスとなりました。続く會澤選手は死球で押し出しとなり、1−0と先制しました。さらに堂林選手がレフト前に2点タイムリーを放ち、3−0としました。堂林選手は14打席ぶりの安打がタイムリーとなりました。
先発の遠藤投手は課題の立ち上がりですが、1回表を3者凡退に抑え、2回以降も粘りのピッチングを展開しました。
しかし4回表、1アウトからヤクルト村上選手にライトスタンドへソロホームランヲ浴びて3−1となりました。高めに浮いたストレートを見事に叩かれてしまいました。さらに2アウト後、ヒット、ボーク、四球で1、2塁のピンチを背負います。今までの遠藤投手なら、ここからガタガタと崩れていくのですが、今日は違いました。続くヤクルト嶋選手をサードゴロに仕留め、最小失点におさめました。
今日の遠藤投手はストレートが冴えて前回登板と同じ9奪三振を記録しました。遠藤投手は7回117球を投げて5安打1失点のナイスピッチングでした。何かピッチングのコツを掴んだかもしれません。来週の読売戦でのピッチングも期待したいところです。
8回からは勝ちパターンの継投に入りました。8回表はケムナ投手が登板しました。が、2アウト後、ヤクルト村上選手にレフトスタンドへこの日2本目のソロホームランを浴びて3−2と1点差に追い上げられました。2アウトだけに、一番打たれてはいけないホームランを打たれた所で、ケムナ投手は反省ですね。
9回表は守護神のフランスア投手が登板しました。しかし、1点差だけに、ドリヨシは少し心配でした。でも、今日はヤクルト打線を3者凡退に仕留め、試合は終わりました。
シーズン終盤になって、カープは投手陣が良くなってきました。先発投手陣はクオリティースタートを決めていますし、リリーフ投手陣も踏ん張って、失点しにくくなってきました。しかし、それに反比例するように、打線の勢いがなくなってきています。あと1本でたら、試合の主導権を握るとか、ダメ押しになるとかという場面で、その1本が出ず、試合がもつれてきます。野手の皆さんも疲れがどっと出そうな時期ですが、力を振り絞って頑張って欲しいです。
明日の先発は薮田投手です。前回の阪神戦では、味方の大量援護もあって勝ち投手になっています。明日の試合は、薮田投手の真価を問われることになります。
好投を期待します。ヤクルトは金久保投手です。プロ初先発です。カープは初モノに弱い傾向がありますが、薮田投手のためにも、しっかり打ち崩して欲しいですね。
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