2020年10月21日
22回戦@甲子園 広島0−2阪神 遠藤投手初回の一発に泣く。打線沈黙3安打。2年連続V逸決定。
広島 104試合目で2年連続のV逸決定 佐々岡監督「残り試合に集中するだけ」
10/21(水) 21:33
配信
スポニチアネックス
<神・広(22)> 6回1死一塁、空振り三振に倒れた鈴木誠を見つめる佐々岡監督 (撮影・後藤 大輝)
◇セ・リーグ 広島0−2阪神(2020年10月21日 甲子園)
広島の優勝の可能性が完全消滅した。21日の阪神戦に0−2で敗れ、広島が残り全勝しても、勝率で巨人を上回ることができなくなり、2年連続でのV逸が決まった。
広島は16〜18年まで3連覇を達成したが、昨年は4位に低迷。今季から佐々岡監督が就任し、新体制で臨んだが、守護神として期待されたスコットの乱調や、K・ジョンソンの不調。さらに大瀬良、野村といった柱になる投手が相次いで負傷離脱するなど、投手陣の誤算が目立ち、今季はここまで42勝52敗10分けでセ・リーグ5位に甘んじている。一方で投手陣ではドラフト1位の森下や、塹江、ケムナ、野手でも大盛、宇草など来季以降に楽しみな若手の台頭が目立ったシーズンでもあった。
佐々岡監督は「残り試合、我々は一戦一戦に集中してやるだけです」と話し、残り16試合に全力を注ぐ決意を見せた。
V逸はほぼ確定していましたが、今日完全に確定してしまうと、やはりさびしいものがありますね。
先発の遠藤投手ですが、課題の立ち上がりを心配していましたが、今日もイヤな予感が的中してしまいました。
1回裏、1アウト後に阪神糸原選手に四球を与え、続く阪神マルテ選手への3球目を左中間スタンドへ2ランを打たれ、0−2と先制されました。スライダーが抜けて甘く入ったところを痛打されました。無駄な四球を出し、つながれて失点するという、最悪なパターンです。ここを改善していかないと、先発投手としての信頼が揺らいでしまいます。
しかし、遠藤投手は2回以降は尻上がりに調子が良くなり、結局6回97球を投げて4安打2失点の粘りのピッチングでした。やはり1回の被弾が悔やまれます。
打線は阪神先発の青柳投手、2番手岩貞投手、3番手岩崎投手、4番手藤浪投手、守護神スアレス投手の前に完封リレーを喫してしまいました。今日は3塁を踏んでいません。振り返れば、1回表の攻撃が流れを逃した感じです。先頭の田中広輔選手がレフト前ヒットで出塁。羽月選手が送りバントを決めて1アウト2塁としましたが、続く鈴木誠也選手、松山選手と2者連続空振り三振に倒れ、チャンスを潰しました。
攻撃に関しては、終始重苦しい雰囲気が漂っていて、連打が出そうもなかったですね。ドリヨシが思うに、打線、打順をいじり過ぎているのではないかと思います。野手のそれぞれのルーティーンやモチベーションが変わってしまって、本来の力が発揮されにくくなる可能性があります。また、調子のいい選手を起用し続けていかないと、試合勘がなくなって、調子が悪くなる危険性もあると思います。カープ首脳陣は選手それぞれのコンディションをもっと考えて欲しいですね。
さて、明日の先発は薮田投手です。野村投手の離脱で巡ってきたチャンスです。是非一発回答のピッチングをして欲しいです。阪神は岩田投手です。十分攻略は出来ると思います。
来季に向けて、いい形で残り16試合を戦って欲しいです。
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