2020年10月08日
20回戦@マツダ 広島1−9阪神 野村投手6回途中8失点KO。打線は今日も阪神西投手を攻略できず。
広島野村3敗目で反省「立ち上がりうまく入れず」
10/8(木) 21:35
配信
日刊スポーツ
広島対阪神 1回表阪神無死一塁、野村は北條に左越え2点本塁打を被弾(撮影・加藤哉)
<広島1−9阪神>◇8日◇マツダスタジアム
広島野村祐輔投手は5回0/3を8失点で3敗目を喫した。初回は北條に先制2ランを献上。6回はサンズ、ボーアに2者連続弾を浴び、先頭から5連打されたところで降板。1試合3被弾は自己ワーストタイ、被安打11は今季ワーストタイ。
「立ち上がりをうまく入れなかったことが反省点。なんとか粘って流れを持ってきたかったんですが、5、6回と連続で失点してしまいチームに申し訳ないです」と自戒した。
今日の試合は、野村投手がどれだけ粘れるかにかかっていましたが、残念な結果に終わってしまいました。
先発野村投手は1回表にいきなり捕まります。先頭の阪神近本選手にレフト前ヒットを打たれ、出塁を許すと、続く阪神北條選手にレフトスタンドへ2ランを浴びていきなり2点を先制されました。阪神は西投手が先発だけに、この2点はかなり重くのしかかってきました。
野村投手は2回から4回までは立ち直りを見せて、野村投手らしいピッチングで無失点に抑えました。でも、ドリヨシ的には、野村投手はこれ以上の失点はいけないという事で、結構飛ばしてスタミナを使っていたのではないかと思います。
そのスタミナ切れですが、5回表にその傾向が出てきました。2アウトまでは良かったのですが、阪神近本選手にショートへの内野安打を打たれ、すかさず盗塁を決められ、続く阪神北條選手には死球を与えて、1、2塁のピンチとなりました。そして、続く阪神糸井選手にライト前タイムリーを浴びて0−3となりました。この3点目は致命傷でした。
ドリヨシ的には野村投手は5回で限界かと思いましたが、カープベンチは6回表も続投させました。先頭の阪神サンズ選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて0−4。続く阪神ボーア選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて0−5。さらに連打を浴びて1、3塁とされると、阪神西投手にライト前タイムリーを浴びて0−6となりました。ほぼ試合は決まってしまった感が有りました。ここで野村投手は降板。2番手に一岡投手が登板しました。が、さらに1アウト満塁のピンチを背負い、阪神糸井選手にセンター前タイムリーを浴びて0−7。続く阪神大山選手にセンター前タイムリーを浴びて0−8。さらに阪神サンズ選手のセカンドゴロ併殺崩れの間に3塁ランナーが生還して0−9となりました。このイニングは8安打を集中されて6失点という、カープファンにとってはため息の出るイニングになりました。結果論にはなりますが、6回からスパッと2番手ピッチャーに代えていた方が良かったのではないでしょうか。
7回表、3番手ピッチャーに育成出身の藤井黎來投手がプロ初登板しました。先頭の阪神梅野選手にライト前ヒットを許し、2アウト2塁のピンチを背負いましたが、阪神近本選手をセカンドゴロに仕留め、この回無失点に抑えました。1軍初登板にしては、マウンドさばきも落ち着いていて、バタバタしていませんでした。何か大成する予感がしました。
打線は阪神西投手に翻弄されてしまい、7回まで鈴木誠也選手のヒット2本に抑えられていましたが、8回裏に一矢報いました。1アウト後、長野選手が四球で出塁。続く堂林選手がセンター前ヒットで1、3塁とチャンス拡大。そして上本選手がレフト前タイムリーを放ち、1−9となりました。しかし、反撃はここまででした。
結局1−9で完敗でした。阪神西投手の一人舞台みたいな感じでした。確かに西投手は今日も素晴らしいピッチングを展開しましたが、カープ打線も同じピッチャーに何度も抑えられるのはいかがなものかと思います。次回の対戦に備えて、しっかり策を立てなければなりません。
カープは4連勝でストップしました。
さて、明日からはマツダスタジアムでヤクルトとの3連戦です。明日はカープは床田投手です。前回神宮のヤクルト戦では6回3失点で勝ち投手になっています。明日も素晴らしいピッチングに期待です。ヤクルトは歳内投手です。前回DeNA戦では7回無失点で、NPB復帰後初勝利を飾りました。決して侮れません。粘り強く攻めて欲しいですね。
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