2020年09月11日
15回戦@甲子園 広島0−4阪神 打線は阪神西投手の前に4安打完封負け。3つの併殺でチャンス拡大できず。
広島 わずか4安打で完封負け 3併殺の拙攻に泣く
9/11(金) 20:46
配信
デイリースポーツ
8回、併殺打に倒れる広島・堂林=甲子園(撮影・飯室逸平)
「阪神4−0広島」(11日、甲子園球場)
広島は拙攻に泣き、連勝が2(1引き分けを挟む)でストップした。
打線は3併殺。阪神・西勇の術中にはまった。五回には1死一塁で堂林が遊ゴロ併殺打。七回には無死一塁で長野が遊ゴロ併殺打。八回は1死一塁で再び堂林が二ゴロ併殺に倒れ、チャンスを拡大できなかった。
先発床田は5回5安打2失点(自責1)で5敗目を喫した。初回に3安打を集中され、サンズの適時打で先制点を献上。三回には坂倉の悪送球で2点目を失った。
今日は阪神西投手の一人舞台でした。確かに西投手はいいピッチャーですが、毎回のようにカープ打線が抑えられているようでは、あまりにも情けないですね。
カープ先発は床田投手がおよそ1か月ぶりの1軍先発になりました。調子が良かった時の状態に比べると、まだまだかなと思いますが、今日はある程度粘れたのではと思います。
1回裏、連打と送りバントで1アウト2、3塁のピンチを背負います。続く阪神サンズ選手にライト前タイムリーを浴びて0−1と先制されました。このまま床田投手がズルズルいくかなと思いましたが、続く阪神大山選手をサードゴロ併殺に打ち取り、最小失点で切り抜けました。
しかし、3回裏に守備のミスが出ます。1アウト後、阪神近本選手に右中間への2ベースで出塁されると、すかさず3塁へ盗塁を試みました。キャッチャーの坂倉選手が3塁へ送球しましたが、大きく右へ逸れて、阪神近本選手はそのまま生還して0−2となりました。ここはカープバッテリーが完全に無警戒でした。阪神近本選手は隙があればどんどん仕掛けてくる選手です。なのでしっかりマークしなくてはなりませんでした。特に坂倉選手は準備しておく必要がありましたね。しかし、本来カープがこのような攻撃をしなければならない訳で、そう思うと腹立たしさがMAXになりますね。
床田投手は結局5回85球を投げて、5安打2失点の内容でした。なんとか試合は作ることが出来たと思いますので、おそらく次回登板のチャンスはあるでしょう。
6回裏は2番手に菊池保則投手が登板しましたが、代わりばなに阪神サンズ選手にバックスクリーン左へソロホームランを浴びて、0−3となりました。一番警戒しなくてはならない長打を簡単に打たれてしまいました。しっかり準備ができていたのか疑問です。
8回裏は4番手に矢崎投手が登板しましたが、これも代わりばな、阪神梅野選手に右中間スタンドへソロホームランを浴びて0−4とされました。矢崎投手もここで準備ができていたのか疑問です。矢崎投手はゲームの状況をしっかり考えながらピッチングに入っているのか、すごく疑問があります。ただ強い球をキャッチャーめがけて投げ込んでいることしかないのではないかと思うくらいです。
打線は阪神西投手の前に4安打完封を許してしまいました。特に徹底した策もすることもなく、ただ自分のバッティングをしていた感じがしました。
おまけに3つの併殺はいただけません。
5回表は1アウト1塁から堂林選手がショートゴロ併殺。7回表はノーアウト1塁から長野選手がショートゴロ併殺。8回表は1アウト1塁から堂林選手がセカンドゴロ併殺と、まんまと阪神西投手の術中にハマってしまいました。
もっとセーフティーバントや、エンドランなど、足を絡めての攻撃を見せて欲しかったです。カープには伝統の機動力があるはずですが、今季はあまりにもおとなしく感じます。打つだけならば、相手チームは神経をすり減らして警戒する必要がなくなりますので、楽ですよね。もっと足を絡めたアグレッシブな攻撃を期待したいです。
明日はデーゲームです。カープは遠藤投手です。前回DeNA戦は情けない内容だったので、悔しさをぶつけて欲しいです。阪神は秋山投手です。秋山投手もカープの天敵になりつつあるピッチャーです。さっきお話したように、足を絡めたあらゆる手段で攻めて行って欲しいと思います。
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