2020年07月10日
4回戦@ナゴヤドーム 広島2−3中日(延長10回サヨナラ) 新守護神菊池保則投手救援失敗。フランスア投手サヨナラ被弾。
広島 今季3度目のサヨナラ負け 新守護神がリード守れず 初の有観客試合で黒星
7/10(金) 21:07
配信
デイリースポーツ
9回、大島に同点の中犠飛を浴び、がっくりの菊池保(撮影・金田祐二)
「中日3−2広島」(10日、ナゴヤドーム)
広島が今季3度目のサヨナラ負けを喫した。延長十回、4番手で登板したフランスアがビシエドにサヨナラ本塁打を浴びた。
1点リードの九回、新守護神・菊池保が登板。いきなり先頭の井領に中前打を許し、続く京田の投前へのバントを処理した菊池保が二塁へ悪送球で一、二塁。木下が送り二、三塁となり代打石川駿が四球を選び満塁。ここで大島に中犠飛を打たれ同点とされた。
延長十回、フランスアが1死を取ったものの痛恨のサヨナラ弾を浴びた。
前回登板の4日・阪神戦(マツダ)で今季最短となる4回8安打5失点でKOされた先発の大瀬良は、7回5安打1失点。七回2死満塁のピンチも代打福田を右飛に仕留め、3勝目の権利を持って降板したが、リードを新守護神がリードを守ることができなかった。
広島は三回、2死二塁からピレラが右翼フェンス直撃の適時打を放ち先制。同点の六回には2死から菊池涼が左翼席に6月24日・巨人戦(東京ドーム)以来の2号勝ち越しソロを放ったが、勝利に結びつけることはできなかった。
就任1年目の佐々岡監督にとって初めて有観客での公式戦。敵地ではあったものの三塁側や左翼席には赤いユニホームを着たファンが応援。白星を届けることはできなかった。
中日は九回に粘りを見せ、初の有観客試合で白星を挙げた。
1点差ゲームを勝ちきれないのは、弱いチームの証だと思います。大瀬良投手の3勝目どころか、チームの勝利もフイになりました。
先発の大瀬良投手は立ち上がりから良くも悪くもない、まずまずのピッチングでした。
失点は5回裏、先頭の中日井領選手に四球を与え、送りバントで2塁へ進めて、中日木下選手にセンター前へタイムリーを浴びたこの1点でした。回の先頭に四球を与えたのは反省ですね。そして中日の下位打線に打たれたのも痛かったですね。
結局大瀬良投手は7回107球を投げて1失点と、十分試合を作ってくれました。それだけに、今日勝ちが付かなかったのは残念です。
打線は中日大野投手を攻めて、3回表はピレラ選手がライトフェンス直撃のタイムリーを放ち、1−0と先制しました。
1−1の同点に追いつかれた直後の6回表には、菊池涼介選手がレフトスタンドへ勝ち越しのソロホームランを放ち、2−1としました。
大瀬良投手の後は、8回は塹江投手が登板し、無失点に抑えました。塹江投手は安定していますね。今後はセットアッパーとしての役割を担いそうですね。
9回裏、新守護神の菊池保則投手が登板しました。しかし、先頭の中日井領選手がセンター前ヒットで出塁。そして中日京田選手の送りバントの当たりを菊池投手がセカンドへ悪送球し、ノーアウト1、2塁となりました。ここが今日の試合のポイントだったと思います。ここは無理にセカンドをアウトするのではなく、確実に1塁でアウトを取るべきでした。セカンドへいい送球をしていればアウトだったかもしれませんが、ここは無理は禁物だと思います。そして続く中日木下選手が送りバントで1アウト2、3塁。続く中日代打石川選手は四球で1アウト満塁の大ピンチになりました。続く中日大島選手がセンターへ犠牲フライを打ち、2−2の同点に追いつかれました。
こうなると流れは中日に行ってしまいます。延長10回裏、カープは4番手のフランスア投手が登板しましたが、1アウト後、中日ビシエド選手に左中間スタンドへソロホームランを浴びて、2−3とサヨナラ負けとなってしまいました。フランスア投手は相変わらず球が高いですし、球威が戻っていません。ドリヨシ的には、フランスア投手はファームで徹底的に鍛え直すべきかなと思います。
カープファンから見ると、疲れだけが残る試合でした。安仁屋さんが言われてましたが、守護神は九里投手がいいのかもしれません。何よりハートが強い、負けん気の強いピッチャーが適任なんでしょうね。
さて、切り替えて明日はデーゲームです。カープは床田投手が先発です。とにかく思い切ったピッチングをして欲しいです。中日は勝野投手です。明日はしっかり攻略していかなくてはなりません。しかし、ドリヨシはこのままズルズル行きそうなイヤな予感がしています。払拭するにはチーム全員が一丸にならないといけません。がんばれ!カープ!
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10021170