2020年05月20日
先発ローテ残り2枠の争い激化!
広島開幕ローテ2枠かけ九里、薮田、遠藤で激戦再開
5/20(水) 17:44
日刊スポーツ
広島開幕ローテ2枠かけ九里、薮田、遠藤で激戦再開
マウンドで投球練習する広島九里(撮影・加藤孝規)
先発争い、再ゴング! 広島が21日からマツダスタジアムで集合練習を行う。1軍全選手が一堂に会するのは4月8日以来。練習場所や練習メニューを変えながら接触を制限させるため「集合練習」と位置付ける。1カ月以上続いた分離練習の終わりは、新たな始まり。最短で6月19日開幕を見据え、開幕1軍争いが再開する。開幕ローテーションは残り2枠を九里亜蓮投手(28)、薮田和樹投手(27)、遠藤淳志投手(21)の3人で争う。
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嵐の前の静けさのようだった。休日で人けのないマツダスタジアムだが、21日からはサバイバルの舞台となる。分離練習から集合練習となり、22日にはシート打撃が行われる。最短6月19日の開幕へ向けて、停戦状態だった開幕1軍争い争いが再び動きだす。
広島の先発枠は開幕投手の大瀬良、左の大黒柱K・ジョンソンが確定。昨年7勝の床田と新人森下も開幕ローテ入りは濃厚といえる。一体感を掲げる佐々岡監督だが、序列は明確にする。分離練習のB班には先発候補が4人いたが、ブルペン捕手の都合で投球練習の回数は限られた。大瀬良と森下は調整を優先させるため、球数制限がないよう常に2人だけがブルペン投球できる組となった。一方で遠藤と薮田は中継ぎ投手とともに3人以上の日に組み込まれていた。
九里を含め、3投手にとってアピールの機会は限られる。仮に来月19日が開幕となれば、6月2週目の対外試合は最終調整と位置付けられるだけに、22日からシート打撃、今月末予定の紅白戦、来月頭の対外試合の3度の登板機会がアピールの場となる。薮田は「みんな同じ条件で同じ環境で練習してきた。ここからが戦い」と表情を引き締め、遠藤も「自主トレ期間中にやってきたことをやれれば結果も付いてくると思う」と腕をまくった。
3月に2軍降格を味わった九里は、3年連続8勝と実績では群を抜くだけに、サバイバル再開にも冷静だ。「(開幕ローテに)こだわりたいですが、自分が持っているものを出すだけ」と落ち着いている。
見極める立場の沢崎投手コーチも覚悟する。「1試合でどうということはないけれど、監督が言われたように合わせるのがプロ。(投手には)酷ではあるけど、見極めていかないといけない」。先延ばしとなっている開幕まで先発として生き残るためには、結果を残すしかない。【前原淳】
九里投手、薮田投手、遠藤投手の先発2枠の争いは再び本格化しますね。今季の先発ローテーションは、大瀬良投手、ジョンソン投手、床田投手、野村投手までは決まっていますが、あと2人は未定です。
ドリヨシ的には、先発は九里投手と薮田投手で決まったらいいかなと思っています。九里投手はおととし、昨年と先発で頑張ってきた実績があります。今年春のキャンプからは調子が今一つで、3月からファームで調整でしたが、彼は開幕に合わせて来る事が出来るピッチャーです。薮田投手は2017年にブレイクしましたが、その後絶不調となり、もはやこれまでかと思っていましたが、今年は自慢のストレートに再び威力が戻ってきているようで、ドリヨシは薮田投手の復活に期待しています。
遠藤投手は昨年中継ぎで見事な働きを見せてくれました。ただ、心配なのは先発ローテーションに入って、スタミナが持つかどうかなんです。まだ体の線が細いですし、下半身がどっしりしていません。なのでもう1シーズンは中継ぎで頑張ってもらうのがいいかなと思います。中継ぎは塹江投手や高橋樹也投手が台頭してきているので、遠藤投手の負担も軽くなるのではないかと思います。
野手と同じく、投手も競争が激化していますが、とにかくケガだけはしないようにして欲しいですね。
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九里投手はやってくれますよ。
薮田投手もよくなってきてますよね。