広島、16安打14得点でOP戦2連勝！ 堂林3安打2打点の活躍、阪神は能見が7失点と課題
2/23(日) 16:11配信
広島の先発・大瀬良は3回5安打1失点、阪神は新助っ人のガンケルが3回無安打無失点
■広島 14-2 阪神（オープン戦・23日・コザしんきん）
広島は23日、阪神とのオープン戦を14-2で快勝し2連勝を飾った。途中出場の堂林、会沢が3安打、ルーキー宇草も2安打を放つなど16安打14打点と打線が爆発した。
広島は1点を追う4回に鈴木の犠飛で同点に追いつくと、5回は満塁から連続四死球で2点を勝ち越し。6回には堂林、会沢、小園らにタイムリーが飛び出し一挙7点を奪った。
その後も7回に上本の犠飛などで3点、8回には堂林の左前適時打が飛び出しリードを広げた。投げては先発の大瀬良が3回5安打1失点、フランスア、DJ・ジョンソンが1回無失点の好投を見せた。
阪神は新助っ人のガンケルが3回無安打無失点の好投を見せたが、藤浪が2回3安打3四死球3失点、能見が2/3回7安打7失点、望月は1回1/3、2安打3失点と課題を残した。
Full-Count編集部
今日も試合中盤から打線が爆発！１４得点で快勝でした。
まずは投手陣ですが、先発は今季開幕投手の大瀬良投手でした。３回３７球を投げて、ランナーを背負うものの、粘りのピッチングを展開し、３回の阪神陽川選手のサードゴロの間の１失点に抑えました。まだ調整段階ではありますが、右バッターのインコースを攻める事が出来ていたのは良かったですね。まずまず順調だと思います。
２番手はフランスア投手が登板しました。４回１イニングを投げて無失点に抑えました。このキャンプから調整不足があり、自慢のストレートに威力がない中で、結果が出ていませんでしたが、今日はまずまずのピッチングだったと思います。どん底の状態からは抜け出したかもしれません。中継ぎの左腕投手は絶対必要なので、フランスア投手の次回のピッチングに注目です。
３番手はDJ・ジョンソン投手が登板し、５回１イニングを無失点に抑えました。今日、DJ・ジョンソン投手の持ち球の「ハードカーブ」をテレビで観ましたが、高速で鋭く曲がるけの球は、かなりの武器になりそうです。ただ、今日は球が少しばらついていましたので、制球力のアップが課題でしょうか。
４番手はクリス・ジョンソン投手が登板しました。６回から３イニングを投げて、８回の阪神梅野選手のファーストゴロの間の１点に抑えました。クリス・ジョンソン投手は今日は制球が良く、コーナー一杯に決まるケースが多かったですね。ジョンソン投手も順調のようです。
９回はスコット投手が登板し、１本ヒットを打たれましたが、阪神打線を０に抑えました。スコット投手は右のサイドスローかスリークウォーターでクロスステップして投げていますから、右バッターは少し脅威を感じるかもしれません。おもしろいピッチャーになりそうです。
さて、野手陣の活躍ですが、今日も１軍生き残りをかけてのアピール合戦になりました。
４回、阪神藤浪投手から、鈴木誠也選手がセンターへの犠牲フライで１−１の同点とします。
さらに５回は上本選手、野間選手が連続押し出し四球を選び、３−１と逆転しました。
６回は阪神能見投手を攻め、堂林選手がレフト前タイムリーを放ち４−１。會澤選手が左中間を破るタイムリー２ベースを放ち５−１。小園選手がセカンドへの２点タイムリーを放ち７−１。宇草選手がセンター前タイムリーを放ち８−１となり、打球をセンターが後逸し、この間にさらに１点追加し９−１。代打正随選手がレフト前タイムリーを放ち１０−１のビッグイニングにしました。
さらに７回は阪神望月投手の暴投で１１−１。上本選手のライトへの犠牲フライで１２−１。野間選手のセカンドゴロの間に１点追加して１３−１と、一方的な展開になりました。
８回は堂林選手のレフト前タイムリーで１４−２としました。
打ちも打ったり１６安打でした。
スタメンの選手も、途中から出場した選手も、攻守に大活躍で、首脳陣は嬉しい悲鳴を上げています。今日の試合は大収穫でした。
ただ、今日の試合、阪神先発の新外国人のガンケル投手は、３回をカープ打線を相手に無安打無失点に抑えたのが気になりますね。ガンケル投手はかなりいいピッチャーだと感じました。しっかりマークしないといけません。
これでオープン戦連勝となりました。明日は那覇へ移動して、昨年のセ・リーグ覇者の読売とのオープン戦です。今季も優勝争いで戦うべき相手ですが、高いレベルでの試合が観れそうで、ドリヨシもワクワクしてきます。
ここに松山がいたら安心なのに…
ファーストが決まらない。