2019年12月23日
岩本貴裕氏、スコアラーとして第二の野球人生のスタート!
【第2の人生へプレーボール】岩本貴裕 スコアラーとして大好きなカープ支える
12/23(月) 10:00配信
巨人戦の9回、クルーン(右)から右中間に同点2ランを放つ岩本=2010年8月27日
12月3日、広島・岩本貴裕外野手(33)はマツダスタジアムを訪れた。スーツ姿で足を運ぶのは、戦力外通告を受けた10月2日以来だ。「僕が現役の時に感じていたことを伝えていけたらいい。選手が思い切ってプレーできるように、自分も勉強しながらサポートしていきたい」。スコアラーとして正式契約。この日が第2の人生のスタート日になった。
広島商ではエースで4番を務め、センバツに出場。亜大でも主軸を担い、2008年度ドラフト1位で地元球団に入団した。
2年目の10年に14本塁打。持ち味のパワーを生かすため、ノーステップ打法にフォームを変更したことが実を結んだ。「クルーンからホームランを打ったのが一番、思い出に残っています」。8月27日の巨人戦で、九回に守護神クルーンから同点2ラン。延長十一回にもアーチを描いた。
覚醒したかに思われた野球人生はケガで狂いが生じた。翌11年は開幕から慢性的な右膝痛に悩まされ、11月に手術に踏み切った。15年にも血管の不具合「左腋窩(えきか)動脈閉塞(へいそく)症」でメスを入れた。
若手の台頭で年々、出場機会は限られた。今季はわずか1試合の出場だった。それでも2軍では経験などを若鯉に伝えることは惜しまなかった。「僕が若い頃、鞘師さんや佳紀さん(尾形)にアドバイスをもらったので」。広島で生まれ、広島で育った。チームが強くなることを願っていた。
新人スコアラーとして迎える来季はヤクルトを担当する。今季は13勝12敗で貯金1としたものの、V奪回のためには勝ち星をさらに上積みしたい。春季キャンプでは浦添に通い詰め、選手個々のデータを集めて分析していく。「責任を持って、しっかりやっていきたい」。これからは裏方として大好きなカープを支えていく。
◆岩本 貴裕(いわもと・たかひろ)1986年4月18日生まれ、33歳。広島県出身。182センチ、96キロ。左投げ左打ち。外野手。広島商から亜大を経て、2008年度ドラフト1位で広島入団。プロ1年目の09年5月28日・ロッテ戦(呉)で初出場初先発(7番・右翼)。通算成績は405試合、打率・253、31本塁打131打点。
岩本さんは正直、もったいなかった現役生活だったと思います。ドリヨシは岩本さんが広島商業の3年の時の夏の広島県大会の決勝を 観戦しに、旧広島市民球場に行った記憶があります。エースで4番の岩本さんがカッコ良かったです。地元広島東洋カープに入団し、持ち前の長打力を見せ、将来の4番候補かと思われましたが、ケガなどとの戦いもあって、なかなか1軍の試合に出場できませんでした。ケガがなかったら、期待通りの結果が出ていたのではないかと思います。
まあ、過去を振り返っても仕方ありません。来季からヤクルト担当のスコアラーになります。ヤクルトは打撃のチームです。山田選手や雄平選手、村上選手など各強打者の分析は非常に重要です。岩本さんが収集して、分析された情報がチームにどう活かされるか、その手腕に期待したいと思います。
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がんちゃんについては残念でなりませんでした。
でもスコアラーとしての手腕を見せてくれるでしょう。