2019年12月08日
菊池涼介選手は世界に羽ばたけるか?
広島は菊池涼のメジャー挑戦をなぜ容認したのか
12/8(日) 15:00配信
広島・菊池涼
【球界ここだけの話】広島は菊池涼介内野手(29)のポスティングシステムでのメジャー挑戦をなぜ容認したのか、鈴木清明球団本部長(65)に聞いた。
「これまでの貢献に感謝している。攻守でチームを引っ張ってくれた。2016年は彼がいたから優勝することができた。その年のMVPは新井だったけど、菊池も値すると思っている」
25年ぶりのリーグ優勝に沸いた16年のセMVPは新井貴浩氏=19年に引退、現野球解説者=が輝いたが「陰のMVP」は菊池涼だった。141試合で打率・315、13本塁打、56打点をマーク。さらに最多安打(181安打)と最多犠打(23犠打)を同時達成。プロ野球史上初めての快挙だった。
その後も、正二塁手として活躍を続け、球団初のリーグ3連覇(16−18年)に貢献した。今季は二塁手でセ史上初の7年連続のゴールデングラブ賞に輝くなど、その功績は計り知れない。
球団はポスティングの申請を終え、菊池涼は3日から譲渡金を支払う意思のある全球団と30日間交渉が可能に。譲渡金は契約総額(年俸、契約金など)の額によって3段階に変わり、契約総額が2500万ドル(約27億円)までが20%、5000万ドル(約54億円)までが17・5%、5000万ドル以上は15%の総額が球団に支払われる。
1月に同制度で西武からマリナーズへ移籍した菊池雄星投手の場合、4年総額61億円で譲渡金は11億円(出来高によって変動)。菊池涼の場合は内野手ということもあって、前田健太投手が16年に広島からドジャースへ移籍した際の譲渡金24億円規模の収入を得る可能性は低いとみられる。それでも、同球団本部長は「今の制度で譲渡金を期待するのは難しい。それよりも彼のチャレンジを尊重したい」と後押しする。
「できればメジャー契約でいってほしい。もしダメでも、臆することなく帰ってきたらいい」
12年の川崎宗則(ソフトバンクから海外FA権行使→マリナーズなどでプレー、ソフトバンク復帰後、現台湾・味全ドラゴンズ)以来となる日本人メジャー内野手誕生なるか。運命の1カ月が始まった。(柏村翔)
菊池涼介選手のメジャー挑戦をカープ球団が後押しするのが、球団の損得を考えず、菊池選手の人生そのものを尊重している事が素晴らしいと思います。
カープが2013年から強くなってくる過程と、菊池選手が活躍してチームへの貢献度がアップしてくる過程がまさに比例しています。それだけ菊池選手が残した功績は図り知れないですね。
球団としてはチームの顔でもあり、欠かす事のできない主力選手ですから、行って欲しくないのが絶対の本音でしょうが、そんな事を度外視してメジャーへ送り出そうとしています。ドリヨシはそんなカープ球団に男気を感じました。
ポスティングが成功した暁には、菊池選手も意気に感じて、メジャーで活躍してくれるものと期待しています。メディアでは菊池選手に関して辛口の評価がありますが、我々カープファンは「世界一のセカンド」であると自負しています。
来月3日の期限までに、吉報が入ってくるのを祈っています。
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最初はずっといかないでと思ってたけど最近は世界中の一流選手が集まる中で活躍する菊地選手が見たいと思います。
来シーズン菊地選手いないと痛すぎるのに応援する球団が大好きです。