2019年11月24日
鈴木選手、今季終盤のマツダスタジアムの空席を気にしていた…。
誠也ファンに誓った!復活だ粘りのカープ 終盤目立った空席「来年はずっと」
11/24(日) 9:00配信
赤松のスパイダーキャッチのお絵かき対決で優勝し、ガッツポーズする鈴木(左)。中央は床田、右は坂倉(撮影・飯室逸平)
広島が23日、マツダスタジアムで「カープファン感謝デー2019」を行い、鈴木誠也外野手(25)が「逆転の広島」復活を誓った。昨季までのリーグ3連覇では逆転勝利がいずれも40度以上あったのに対し、今季は26度だった。試合終盤になると、スタンドが空席になっていたと感じ取った。諦めない気持ちを継続して、歓喜の瞬間をファンと共有する。
トークショーで壇上に上がった鈴木は、今季を戦いながら感じたある思いを言葉にした。4年ぶりのBクラスでリーグ4連覇を逃した今季。昨年まで毎年のように真っ赤に染まっていたスタンドに変化があったという。
「優勝したときに比べ、終盤はお客さんが帰るのが早い、ガラガラになったこともあったなと思いました。さみしいと思いました」
昨季までリーグ3連覇。本拠地では圧倒的な強さを誇った。16年の主催試合の勝率は・718で、17年は・714。18年も・643だった。地の利を生かした戦い。いずれの年も20以上の貯金をつくってきた。
だが今季は39勝31敗1分けの勝率・557。勝ち越しは8にとどまった。「僕たちが良いプレーができなかったということ」。「逆転の広島」と呼ばれ、3連覇時にいずれも40度以上を数えた逆転勝利は26度に減った。
どんな状況でも勝利すると信じていたからこそファンは席を立たなかった。鈴木は「来年はずっと球場で見てもらえるように頑張りたい」と力を込めた。
ファン感謝デーには、のべ3万1000人が詰めかけた。チーム対抗リレーやファンとのキャッチボール、サイン会などさまざまな催しがあった。
背番号「1」は一岡、床田、坂倉と「お絵かき対決」に登場。お題の「スパイダーマンキャッチをした赤松」を書いて優勝し、そのほかでもファンを沸かせた。日の丸を背負い世界一になった「プレミア12」では打率・444、3本塁打、13打点で大会MVPを受賞した。この日も存在感を示してファン感謝デーのMVPに輝いた。
トークショーでは「来年優勝したら、ビールかけじゃなくてシャンパンファイトをしたい」と言い笑顔をのぞかせた。日本代表の4番でもあるスラッガーが、鯉党を再び笑顔に変えてみせる。
まさに鈴木誠也選手はカープの顔になりました。第2の「ミスター赤ヘル」になりうる存在です。ドリヨシはここまで活躍出来ている起点は、2017年のケガ(骨折)だったと思います。手術を受け、入院してリハビリをしながら、自分自身と向き合う時間ができたのが、結局良い方向に来たのではと感じています。今回のプレミア12で大会MVPを受賞し、侍の4番から世界の4番に駆け上がり、メジャーの球団からも注目を受けています。
来季は今季以上に、走・攻・守3拍子そろった活躍で、カープを引っ張る存在になるのは間違いないでしょう。是非その勢いでもってリーグ制覇奪回と悲願の日本一に輝いて欲しいです。
マツダスタジアムに応援に行く我々ファンも、最後まで諦めない気持ちを選手の皆さんに伝えるべく、ゲーム途中で帰らないようにしましょう!ドリヨシも全力で応援します!
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