2019年11月11日
2019世界野球WBSCプレミア12スーパーラウンド@ZOZOマリン 日本3−2オーストラリア 鈴木選手3戦連発!周東選手俊足生かし同点!浅村選手決勝押し出し四球!オーストラリアに逆転勝ち!
侍J 鮮やか逆転勝ち! 誠也3戦連発 周東&源田が足で同点 最後は浅村選んだ!押し出し決勝点
11/11(月) 21:44配信
<プレミア12 日本・オーストラリア>7回2死三塁、源田のスクイズで生還した周東(中央)(撮影・尾崎 有希)
◇第2回WBSCプレミア12スーパーラウンド第1戦 日本3―2オーストラリア(2019年11月11日 ZOZOマリン)
野球世界一を決める国際大会「プレミア12」に出場中の日本代表「侍ジャパン」は11日、日本に舞台を移したスーパーラウンド第1戦(ZOZOマリン)でオーストラリアと対戦。8回に押し出し四球で決勝点を挙げて3―2の逆転勝ちを収め、台湾での1次ラウンドから4連勝を飾った。
スーパーラウンドは1次ラウンドで同組だった相手とは対戦せず、1次ラウンドでの対戦結果がそのまま反映。そのため、1勝0敗スタートの日本はこれで2勝0敗となった。
日本は1次ラウンドに続いて初戦の先発マウンドに上がった山口(巨人)が4回4安打2失点で降板。0―2で迎えた4回に鈴木(広島)が侍ジャパンの4番打者として初の3戦連発となる3号ソロを放って1点差とすると、1―2で迎えた7回には中前打で出塁した先頭・吉田正(オリックス)の代走・周東(ソフトバンク)が二盗、三盗と次々に盗塁を決めて2死三塁。ここで源田(西武)が投手の前へ意表を突くセーフティーバント(記録は野選)を決めて同点に追いついた。
すると、2―2で迎えた8回、2死走者なしから近藤(日本ハム)が左中間二塁打で出塁。鈴木が申告敬遠されると、代打・山田哲(ヤクルト)は四球を選んで2死満塁。続く浅村(楽天)が押し出しの四球を選んで3―2と勝ち越すと、最後は守護神・山崎(DeNA)が抑えて逃げ切った。
いやあ、すごい試合になりました。最後は日本の「勝ちたい」思いがオーストラリアを上回りました。
日本の先発山口投手がオーストラリア打線の執念にやられた感じでした。3回、2アウト3塁までこぎ着けましたが、フォークボールをセンター前に運ばれ、0−1と先制を許しました。このタイムリーはフォークボールをうまく打たれたので仕方ないかと思います。さらに4回、2アウト1塁から、インコースのスライダーをライト線に運ばれ、タイムリー2ベースとなり0−2となりました。
山口投手は4回49球を投げて4安打2失点でした。日本が先制するまでは無失点で頑張ってほしかかったですが、2失点とも2アウトからだったので、少し残念でした。
しかし、侍ジャパンの粘りはここから始まります。4回、2点目を失った直後、2アウトランナーなしから、鈴木選手が初球を完璧に捉え、レフトスタンドへ3試合連続となるソロホームランを放ち、1−2としました。これで重苦しかった日本ベンチに活気が出てきました。
そして圧巻だったのが7回の攻撃でした。先頭の吉田選手がセンター前ヒットで出塁。代走に周東選手が入りました。周東選手は積極的に盗塁を仕掛け、2塁、3塁と続けて盗塁を成功させました。2アウト3塁になったところで、源田選手が意表を突くセーフティーバントを仕掛け、3塁から周東選手が生還し、2−2の同点に追い付きました。周東選手の起用がピタリと成功しました。
そして8回、この回は丸選手、菊池選手と2球で2アウトとなり、非常にまずい雰囲気になりましたが、近藤選手が左中間にしぶとく落とす2ベースを放ち、鈴木選手が申告敬遠、続く代打の山田選手が四球を選び、2アウト満塁となりました。そして続く浅村選手が押し出しの四球を選び、3−2と逆転に成功しました。ドリヨシ的には山田選手が四球を選んだのが大きかったと思います。
日本の2番手以降のリリーフ陣は素晴らしいピッチングを展開しました。田口投手、岸投手、甲斐野投手、そして抑えの山崎投手と、完璧な無失点リレーでした。
やはり、日本のリリーフ陣は強いですね。今日みたいな逆転劇を生むためには、リリーフピッチャーの内容が大きく左右しますが、今のところ安心して見れます。
さて、これでスーパーラウンドは2勝0敗になりました。他にメキシコ、韓国が勝って同じ2勝で並んでいます。ドリヨシ的には韓国戦が大一番になるかと思っています。
明日は東京ドームでアメリカ戦です。アメリカは0勝2敗なので、かなり本気モードで来るでしょうから、タフな試合になりますが、是非勝って、決勝進出に前進しましょう!
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危なかったです。
とりあえず安心しました。