2019年09月03日
ドーピング陽性反応のバティスタ選手、6ヶ月間の出場停止処分。
広島・バティスタ、出場停止6カ月間 禁止薬物の陽性反応 NPB
9/3(火) 15:33配信
広島のサビエル・バティスタ外野手
プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)は3日、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示していた広島のサビエル・バティスタ外野手(27)に対し、6カ月間の出場停止処分を科したと発表した。期間は同日から来年3月2日まで。
NPBによると、6月7日のソフトバンク戦後の抜き打ち検査で、バティスタの尿から禁止物質のホルモン調整薬「クロミフェン」とその代謝物が検出された。別の検体も陽性だったことが8月16日に広島に通知され、広島は翌日付でバティスタの出場選手登録を抹消し、自宅謹慎としていた。同21日、バティスタ側に弁明の機会が与えられ、バティスタは意図的な摂取を否定している。
プロ野球のドーピング検査は2007年に本格的に導入され、違反による処分は7人目。今年6月には、オリックスのジョーイ・メネセス内野手(27)が1年間の出場停止処分を受け、球団から契約を解除された。
斉藤惇コミッショナーは「来年は東京五輪もあるので、この問題には厳正に対応していかなくてはならない。球団とともに啓発活動にさらに力を入れていきたい」とコメントした。【中村有花】
「ご迷惑かけおわび」「私も大変ショック」「意図的摂取していない」広島・バティスタのコメント全文
9/3(火) 17:59配信
ドーピング違反で出場停止6カ月の処分を科された広島のサビエル・バティスタ外野手(27)が3日、球団を通じてコメントした。全文は以下の通り。
今回、このような事態を招いてしまいました。NPB、広島東洋カープ球団、チームメート、その他チーム関係者、私を応援してくださっているカープファンの皆様、他球団ファンの皆様にご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。
同時に、私も大変ショックを受けております。今回禁止物質の陽性反応がありましたが、意図的に摂取していないことをお伝えしたいです。どうか皆様、私を信じてください。私は禁止物質が自分の成績を上げる助けにはならないと考えているため、今までにステロイドや、成績を上げるために使用されるようなその他の薬品を使用したことは一度もありません。
これからの私にできる唯一のことは、今後選手としてプレーできるよう毎日一生懸命練習していくことだけです。もしカープ球団に契約を継続してもらえるなら、カープの勝利に貢献し優勝できるよう、全てに対して100%の力で臨み、最善を尽くしたいです。
NPBの処分が出ました。6ヶ月間の出場停止処分になりました。オリックスのメネセス選手の1年間の出場停止よりは軽い処分になりました。意図的な摂取ではない事が考慮されたのではないかと思います。出場停止期間は来年3月2日までなので、来季の公式戦開幕には間に合う形になりますが、これから注目されるのは、球団がバティスタ選手と契約を続行するかどうかです。ドリヨシとしては、意図的に摂取した訳ではないし、バティスタ選手は非常に真面目で練習熱心でもあるので、なんとか球団には契約を続行していただきたいと、切に願います。松田オーナー、鈴木球団本部長、是非ともよろしくお願いします!
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