2019年08月28日
22回戦@東京ドーム 広島2−6読売 痛恨の逆転負け。5回野村投手突如崩れる。打線はソロ2発のみ。
【広島】巨人に痛恨逆転●…G残り5割ペースなら18勝3敗が逆転Vの条件
8/28(水) 21:58配信
5回2死、岡本和真に中越え25号ソロ本塁打を打たれた野村祐輔
◆巨人6―2広島(28日・東京ドーム)
広島が今季24度目の逆転負けで、首位・巨人とのゲーム差は6.5に後退。ナインや首脳陣が「絶対負けられない」と意気込んで臨んだ3連戦の2戦目で、手痛い黒星を喫した。
先発の野村祐輔投手(30)が突如崩れた。4回まで1安打無失点投球だったが、5回、広陵高でバッテリーを組んだ小林に左前打を献上すると、1死二塁から亀井に右前適時打。続く坂本勇に逆転2ランを浴び、2死無走者に変わって岡本にもソロを叩き込まれた。右腕は「下位打線に打たれてしまったので…」と、8番打者の盟友に打たれた安打にショックありあり。これで通算対戦成績は33打数10安打の打率3割3厘。試合前は「(小林との相性が良くない?)そんな対戦してないでしょ。まあ(意識せず)ひとりひとり…ね(打ち取りたい)」と平常心を強調していたが、悔しい結果になった。
菅野対策で組み替えた打線も不発だった。右打ちのバティスタ、メヒアを外した14日の同カード(マツダ)に続き、この日もメヒア、サンタナを外して安部、野間を抜てき。しかし、ともに無安打に終わった。迎打撃コーチは「6番・野間」について「バント、セーフティーと(攻撃の)バリエーションがある選手。足もあるので(7番に据えた)会沢の前に置きたかった」と説明した。
一方、東出打撃コーチは、2点を追う6回2死一、二塁で、野間がボテボテの二ゴロに倒れたシーンを「強いベストなスイングをして欲しかった。これから先、危機感を持ってやってもらわないと」と振り返った。8回1死では左腕の中川ということもあったが、4番・松山に代えて代打・メヒアを送ったが、空振り三振に倒れるなど、戦略が裏目に出た。
広島は残り21試合。巨人が残り25試合で10勝15敗と低迷したとしても、広島は15勝6敗で勝ち進まないと逆転できない。巨人が今後13勝12敗のほぼ5割なら、広島は18勝3敗でないと上回れない。緒方監督は「(痛い1敗?)またあした。厳しい戦いは前からだから。またあした」。自らに言い聞かせるように「またあした」の言葉を繰り返して、遠くかすむ“逆転V4”のゴールを見据えていた。
4回まではなんとか広島ペースで展開していた試合が、中盤に逆転を許してしまいました。
打線は1回表、読売先発の菅野投手から菊池涼介選手が左中間スタンドへソロホームランを放ち、1点を先制しました。
さらに3回表には西川選手が右中間スタンドへソロホームランを放ち、2−0とリードを広げました。
広島先発の野村投手は、慎重かつ丁寧なピッチングで立ち上がり、まずまずの内容だったと思います。4回まで4四球を与えながらも、読売打線を1安打無失点に抑えていました。
しかし、5回裏に悪夢がやって来ました。先頭の読売小林選手に追い込みながらもレフト前ヒットで出塁を許しました。ドリヨシはここが勝敗のポイントだったと思います。おそらく野村投手の頭の中は、小林選手と菅野投手で2アウトだと考えていたはずです。小林選手にカウント1−2と優位になっていたのですが、5球目のインローへのシュートを打たれ、計算が狂ってしまいました。続く菅野投手が送りバントで2塁に進塁すると、読売亀井選手にライト前へタイムリーを浴びて2−1となりました。これでショックだったのか、続く読売坂本選手への初球を完璧に捉えられ、左中間スタンド上の看板直撃の特大2ランを浴びて、2−3と逆転を許してしまいました。2アウト後、読売岡本選手にもバックスクリーン左へソロホームランを浴び、2−4とされました。亀井選手のタイムリーまでは仕方ないにしても、坂本選手と岡本選手のホームランは何としても阻止して欲しかったですね。野村投手は打たれ始めると、修正が効かなくなる面があります。結局野村投手は5回98球を投げて、6安打4失点でした。大事な試合だっただけに、この5回の失点が悔やまれます。
6回裏は2番手に菊池保則投手が登板しましたが、2アウト2塁から、読売亀井選手に右中間スタンドへ2ランを浴び、2−6とリードを広げられました。
試合はそのまま2−6で敗れ、広島にとってはかなり痛い1敗になってしまいました。逆転Vの為にはこの読売戦は3連勝が絶対条件だっただけに、がっかりです。
ドリヨシ的には、非常に悔しいですが、現状を考えた場合、2位狙いも視野に入れざるを得ないかなと思います。30日からDeNAとの直接対決に集中するべきです。
しかし、CSで読売と戦う事を考えれば、読売に広島に対する苦手意識を植え付けるためにも、明日の試合はやはり大事です。広島の先発はエース大瀬良投手です。エースらしい、貫禄あるピッチングを期待します。読売は桜井投手です。 今季広島戦は未勝利なので、気合いを入れてくるでしょうが、広島打線はそれに負けないように桜井投手を打ち崩しましょう!来るべきCSへの布石になる試合にして欲しいです。
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2位狙いですね。
頑張れ!