2019年08月20日
18回戦@マツダ 広島9−8東京ヤクルト(9回サヨナラ) 鈴木選手起死回生の同点3ラン!三好選手プロ初サヨナラ打!
広島ミラクル逆転勝ち 九回誠也が起死回生の同点3ラン、三好プロ初サヨナラ打
8/20(火) 22:11配信
9回、サヨナラ打を放ちナインから祝福される三好(撮影・飯室逸平)
「広島9−8ヤクルト」(20日、マツダスタジアム)
広島が九回に3点差を逆転。鈴木誠也外野手が24号3ランを放ち、同点に追いつくと、最後は三好匠内野手がプロ初のサヨナラ適時打を中前に放った。
5−3と広島の2点リードで迎えた八回。雨が強まる中で3番手の中村恭が登板するが、ヤクルト・山田哲に31号2ランを打たれて同点となる。さらにはスイッチした今村が雄平に10号2ランを浴びて逆転を許した。九回に登板したレグナルトも青木に適時打を許し、3点差に広がった中での九回の攻撃だった。
ヤクルトのハフが先頭の西川に死球を与える。菊池涼が左前打で続き、無死一、二塁として鈴木が打席へ。3ボールからの4球目、135キロのカットボールを鋭くとらえると、打球は左翼スタンド最上段へ届いた。カープの主砲は右手を振り下ろしガッツポーズ。雨のマツダスタジアムを勢いを呼び戻した。
最後は2死二塁から途中出場の三好がフルカウントからセンター前にサヨナラ打。三好は「前の打席ふがいない内容だったので、内容のある打席にしようと思った。ちょうどいいくらいに打球抜けてくれてサヨナラあるかなと思いました。試合に出してくれることをありがたく思いますし、最後まで残って応援してくれてありがとうございます」とスタンドのファンに応えた。
最後まで諦めない、広島東洋カープの底力を見た試合になりました。今シーズンのベストゲームの一つになると思います。
先発ジョンソン投手はまずまずの内容だったと思いますが、勝負球が甘く入ってしまいました。
1回表、1アウト1塁から、ヤクルト山田選手に右中間へのタイムリー2ベースを浴びて1点先制されました。
さらに3回表には、2アウト1塁から、ヤクルトバレンティン選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて0−3とリードを広げられました。ボール先行の苦しいカウントにしてしまったのが痛かったですね。
打線は3回裏、ヤクルト先発の高橋投手を攻め、1アウト1、3塁から、菊池涼介選手が空振り三振だったのですが、これが高橋投手の暴投となり、キャッチャーのヤクルト中村選手が2塁へ悪送球をし、この間に3塁ランナーが生還して1−3としました。
4回裏には、ノーアウト1、2塁から小園選手がレフト線へのタイムリーを放ち、2−3としました。さらに、今日1軍昇格即スタメンのサンタナ選手がセンター前タイムリーを放ち、3−3の同点に追い付きました。その後2アウト1、3塁から、キャッチャーヤクルト中村選手のパスボールで3塁ランナーが生還し、4−3と逆転しました。
先発ジョンソン投手は6回109球を投げて6安打3失点の粘りのピッチングをしてくれました。
7回表は2番手の菊池保則投手がヒット1本打たれましたが、無失点に抑えました。
7回裏、ヤクルト3番手の星投手を攻めて、2アウト満塁からメヒア選手が押し出しの四球を選び、5−3とリードを広げました。しかし、なお満塁のチャンスでしたが、追加点が奪えなかったのが痛かったですね。
8回表、3番手の中村恭平投手が登板しましたが、1アウト1塁から、ヤクルト山田選手に右中間スタンドへ2ランを浴びて、5−5の同点に追い付かれました。中村投手は今日は球が高めに抜ける傾向があり、山田選手に打たれた球も、アウトコース高めのストレートでした。中村投手も若干疲れているのでしょうか。ここで広島は4番手に今村投手を登板させましたが、ヤクルトバレンティン選手にセンター前ヒットで出塁されると、続くヤクルト雄平選手に右中間スタンドへ2ランを浴びて、5−7と逆転を許してしまいました。リリーフ陣が1イニングに2ランを2本浴びるという、最悪の事態となってしまいました。
さらに9回表には、5番手のレグナルト投手がまたしても捕まりました。2アウト2塁から、ヤクルト青木選手にレフト前タイムリーを浴びて5−8とリードを広げられました。ドリヨシはここでもうリーグ4連覇は夢と散ったかと思いました。マツダスタジアムにも重い空気が漂いました。
しかし、しかし9回裏にドラマが待っていました。ヤクルト5番手のハフ投手を攻め、先頭の西川選手が死球で出塁。菊池涼介選手がレフト前にしぶとく落としてノーアウト1、2塁とします。そして鈴木選手が打席に入りました。カウント3−0からの4球目をジャストミート!打球はぐんぐん伸びてレフトスタンドへ起死回生の3ランとなり、土壇場で8−8の同点となりました。素晴らしいバッティングでした。さすが若き主砲です。そして1アウト後、野間選手が四球で出塁。小園選手が送りバントを決めて2アウト2塁の一打サヨナラのチャンスを作りました。ヤクルトはここで6番手の近藤投手が登板しました。続くバッターは三好選手です。フルカウントからの6球目をピッチャー返し!打球はセンターへ抜けました。2塁ランナーの野間選手が俊足を飛ばして生還し、なんと、9−8の大逆転サヨナラ勝利をおさめました。ドリヨシも大興奮!と同時に良かったというホッとした気持ちになりました。
今日は読売が勝ち、DeNAが負けていますので、読売に6.5ゲーム。DeNAに0.5ゲームになりました。まだ諦めていません!一戦必勝を続けるのみです。
明日の先発は野村投手です。前回読売戦こそ敗戦投手になりましたが、安定感抜群です。明日も快刀乱麻のピッチングを期待します。ヤクルトは石川投手です。7月以降好調なので、あなどっては行けません。石川投手は鈴木選手が好相性なので、鈴木選手がどれだけ打つかがカギになるかもしれません。明日も勝つ!
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昨日の試合は諦めてたけど最後までテレビ見て良かったです。
9回裏の集中力はすごいですよ。