2019年07月07日
15回戦@甲子園 広島0−1阪神 打線またも沈黙4安打完封リレーを喫す。床田投手7回1失点好投報われず。チームは8連敗で4位転落。
【広島】ああBクラス 5年ぶりの8連敗で4位転落
7/7(日) 20:47配信
険しい表情の緒方監督(右)
◆阪神1ー0広島(7日・甲子園)
広島が今季4度目の完封負けを喫し、2014年以来、5年ぶりの8連敗となった。序盤から阪神・高橋遙の切れ味鋭い速球とツーシームのコンビネーションに苦しみ、8回までわずか4安打で9三振を奪われた。8回には1死からメヒア、高橋大と代打攻勢に出たが、あっさりと凡退し、初回を最後に得点圏のチャンスすら作れなかった。
チームはセ・リーグ再開後から9試合連続で勝てず、Bクラスとなる4位に転落した。最大14あった貯金を使い果たし、ついに借金2。投手陣が踏ん張りきれなかった前日(6日)に高ヘッドコーチは「投手は1点でも少なく、打者は1点でも多くと思っていけば活路は見えてくる」と話していたが、この日は7回1失点の床田が報われず。投打の歯車がことごとくかみ合わず、トンネルの出口が見えてこない。
今のカープの状態はプロ野球12球団で一番悪いでしょうね。投打の歯車が完全に噛み合わなくなってきました。
今日の試合は広島床田投手と阪神高橋投手の投げ合いで両チーム無得点が6回まで続きました。床田投手は6回まで3安打しか許さない、ほぼ完璧な内容でした。しかし、打線も阪神高橋投手の前に沈黙が続きました。
そして、7回裏、先頭の阪神糸井選手がセンター前ヒットで出塁しました。続く阪神大山選手が送りバントをしますが、ファールで失敗しカウントは0−2になりました。床田投手優位のカウントでしたが、大山選手はヒッティングに切り替えました。しかし、床田投手はストライクが入らず、カウント3−2のフルカウントになりました。ここが今日の試合のポイントでした。フルカウントからの6球目、1塁ランナーの糸井選手がスタートを切り、大山選手は左中間へ打球を運びました。糸井選手は一気に生還し、0−1と先制を許してしまいました。大山選手にフルカウントにしてしまったのが痛かったですね。
結局床田投手は7回92球を投げて5安打1失点の好投でした。次回の登板も楽しみです。ただ、好投しながらも勝ちに恵まれない状況が続いているだけに、モチベーションが下がらないかどうか心配です。
打線は阪神先発の高橋投手の前に8回まで散発4安打で、得点圏にランナーを進めたのは1回表だけでした。9回は阪神抑えのドリス投手の前に3者凡退に終わり、今日も広島は敗れてしまいました。
これで8連敗です。2014年以来5年ぶりだそうです。借金は2になり、4位に転落しました。チーム状態が良くなる兆しが見えてきませんね。投手陣は素晴らしいピッチングを見せているだけに、早く打線の機能が上がってきて欲しいのですが…。この状態が続けば、投手陣も踏ん張りが効かなくなり、投打共に完全崩壊してしまいます。
明日からは9連戦最後のカードで、ナゴヤドームでの中日3連戦です。基本ナゴヤドームは広島にとっては鬼門の場所だけに、ますますタフな試合を強いられますが、なんとか頑張って欲しいと思います。明日の先発は九里投手です。気合いの入ったピッチングで中日打線を翻弄して欲しいですね。中日は山井投手です。対広島の今季の防御率は9.00なので、打線はいけると思います。
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野球中継がBGMになってきました。
負けても悔しくないなんて…