2019年07月03日
13回戦@マツダ 広島2−6東京ヤクルト ローレンス投手5回6失点と誤算。打線もつながらず4連敗。
【広島】4年ぶりマツダ5連敗…緒方監督苦悩「これだけの声援をもらって」
7/3(水) 21:31配信
5回、ベンチに戻るローレンス
◆広島―ヤクルト(3日・マツダスタジアム)
赤ヘル打線に火がつかず、引き分けを挟んで4連敗。本拠地マツダスタジアムでは今季初の5連敗になった。本拠地5連敗は2015年5月27日のロッテ戦から6月4日の日本ハム戦までの5連敗以来4年ぶり。昨季までの3連覇期間には一度もなかった屈辱にまみれ、貯金は最大「14」から「2」まで減ってしまった。
今季は4月19日のDeNA戦から6月1日の阪神戦まで、本拠地(三次含む)で18試合で16勝1敗1分けと、無類の強さを誇った。しかし翌6月2日の阪神戦からこの日まで12試合で2勝10敗とホームアドバンテージを生かせない。緒方孝市監督(50)は「これだけ声援をもらってね…。また頑張ります」と声を絞り出した。
来日初登板初先発のケーシー・ローレンス投手(31)が5回6失点で来日初黒星。0―1の5回2死二塁から山田哲、吉田、青木に3連続与四球で2点目を献上すると、続く村上に20号満塁弾を献上した。「山田哲の四球(3ボールで申告敬遠)をきっかけに受け身に回ってしまった。あれだけの四球を出した経験がない。自分でも説明できない」と、デビューの緊張感にのみ込まれたようだ。
ローレンス投手は決して悪くはなかったと思います。打線が奮わない今の状況がこういう結果をもたらしたような気がします。
先発ローレンス投手は立ち上がりは緊張したせいか、制球に苦しみました。1回表、先頭のヤクルト山田選手がヒット。1アウトからヤクルト青木選手に四球を与え、1、2塁とされ、続くヤクルト村上選手にセンター前へタイムリーを浴びて1点先制されました。
しかし、2回からはローレンス投手らしい、多彩な変化球を織り混ぜながら、打ち取るピッチングを展開し、4回まで無失点に抑えました。
が、5回表にローレンス投手が捕まりました。先頭のヤクルト中村選手がヒットで出塁。内野ゴロと三振で2アウト2塁とされて、ヤクルト山田選手を申告敬遠して1、2塁にします。ここまではよしとしましたが、続くヤクルト吉田選手にストレートの四球を与え、満塁の大ピンチになりました。この四球は想定外でした。ベンチは吉田選手でアウトで終わりと計算していたはずだけに、残念です。今日はここがポイントでしたね。続くヤクルト青木選手にもストレートの四球を与え、押し出しで0−2となりました。さらに、続くヤクルト村上選手にライトスタンドへ満塁ホームランを浴びて、0−6と試合を決められてしまいました。ローレンス投手は5回78球を投げて4安打6失点で降板しました。やはり5回の乱調が悔やまれますね。
打線は5回裏、ヤクルト先発の寺原投手から、會澤選手の四球と田中選手の2ベースでノーアウト2、3塁とし、代打松山選手がセンターへの犠牲フライで1−6。続く坂倉選手のファーストゴロの間に1点入れて2−6としますが、焼け石に水でした。試合はそのまま終わりました。
打線は本当にヤバい状態ですね。全員そろって調子を落としているのも珍しい現象ですが、どうしたらこの最悪の状態を乗り切るか、ドリヨシにもいい案が浮かびません。今日に限って言えば、松山選手が2度打席に入りましたが、ヒットにはなりませんでしたが、いい打球を飛ばしていたので、明日はスタメンで使って欲しいなと思います。
そして、今日のリリーフ陣で、6回、7回は塹江投手が久しぶりに登板し、ピンチを作りましたが無失点に抑え、9回は今村投手が登板して、3者凡退に抑えたのはポジれるところでしょうか。
これで広島は4連敗。貯金もわずか2に減りました。打線は何かきっかけがあればつながってくると思うのですが、その日が早く訪れて欲しいですね。明日の先発はジョンソン投手です。ミスターデーゲームで、デーゲームの先発では素晴らしい内容ですが、明日はナイターです。ちょっと心配ですが、なんとか頑張って欲しいです。ヤクルトは高橋投手です。今季対広島の防御率は9.64です。この数字を信じましょう。
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