2019年05月30日
11回戦@神宮 広島13−0東京ヤクルト 打線大爆発16安打13得点!山口投手7回無失点でプロ初勝利!月間勝利数球団新記録!
若鯉あっぱれ!2年目20歳の右腕・山口、プロ初先発で7回2死までノーヒット投球 圧巻の初勝利
5/30(木) 21:30配信
<ヤ・広>7回を1安打無失点の好投を見せた山口(右)をベンチでねぎらう緒方監督(撮影・村上 大輔)
◇セ・リーグ 広島13―0ヤクルト(2019年5月30日 神宮)
広島の2年目右腕・山口翔投手(20)がヤクルト戦(神宮)でプロ初先発。7回2死までノーヒットノーラン投球を見せる快投を見せ、7回1安打無失点でプロ初勝利を挙げた。
熊本工から2017年ドラフト2位で入団。5月7日の中日戦(ナゴヤD)でデビューしてからこれまで3試合にいずれもリリーフ登板し、計4イニングを無失点。4度目の登板で初めて巡ってきた先発の機会はチームにとって球団新記録となる月間19勝目がかかったマウンドとなったが、20歳の若鯉は動じなかった。
初回から140キロ台後半の速球とスライダーを駆使して快調に飛ばした。13連敗中のヤクルト打線は3回開始前には早くもベンチ前で円陣を組んだが、1死から中村が四球を選んだだけ。7回2死から22人目の打者となった同郷・熊本の同学年・村上のバットをへし折りながらも左前打されて大記録は逃したが、続くバレンティンを空振り三振に斬って取り、8回の攻撃で代打が出て降板となった。
山口の投球内容は7回で打者23人に対して95球を投げ、1安打無失点。8三振を奪い、与えた四球は1つだった。
今日の試合は打線の爆発もありますが、何と言っても山口投手のピッチングでしたね。
山口投手は初回から力投を見せました。ストレートには伸びがあり、ヤクルトの各打者が押されていました。スライダーも横に鋭く変化していましたし、時より織り混ぜるカーブも有効に決まっていました。ドリヨシの当初の予想では、ある程度の失点は覚悟していたのですが、それを覆すナイスピッチングを展開しました。
なんと7回2アウトまでノーヒットピッチングで、もしかしたらと思い始めたところ、ヤクルト村上選手に詰まりながらもレフト前にヒットを打たれ、ノーヒットノーランの記録はなくなりました。しかし、山口投手は7回95球を投げて1安打無失点の完璧な内容でした。カープに新たな戦力が誕生しました。今日は文句のつけようがない内容でしたが、いつも調子がいい訳ではありません。調子が悪い時にどんなピッチングをするのか注目したいですね。しかし、まずは6番目の先発ピッチャーが決まったのが嬉しいですね。順調に行けば、来週6月6日の交流戦の西武戦に先発でしょうから、今から楽しみです。プロ初勝利おめでとうございます!
さて、打線ですが、初回からヤクルト小川投手に襲いかかりました。2アウトランナーなしから、バティスタ選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1点を先制しました。最近のバティスタ選手は右方向へヒット勢の打球が増えて、確実性が増しました。恐るべき3番バッターになりつつありますね。続く鈴木選手、西川選手がヒットでつなぎ、続く今日スタメンの磯村選手が左中間への2点タイムリー2ベースを放ち、この回3点を先制しました。このタイムリーはチームにとっても、山口投手にとっても非常に大きかったですね。
4回表はここも2位 アウトランナーなしから、野間選手が左中間への2ベースで出塁すると、菊池選手がレフト前へタイムリーを放ち、4−0としました。
5回表は田中選手がライト前にタイムリーを放ち5−0。ここでヤクルトは2番手に久保投手に代わりましたが、代打小窪選手がレフト線へのタイムリー2ベースを放ち6−0。さらに山口投手の三振振り逃げで3塁ランナー生還で7−0としました。
6回表はヤクルト3番手の風張投手から、田中選手がバックスクリーンへ3ランを放ち、10−0とし、ほぼ試合を決めました。
7回表は西川選手のファーストゴロの間に1点を挙げて11−0になりました。
9回表はヤクルト4番手の山中投手から、バティスタ選手がこの日2本目となる2ランをレフトスタンドに運び、13−0とし、ダメのダメを押しました。
リリーフは8回は菊池保則投手、9回は中村恭平投手が無失点に抑え、見事完封リレーで大勝しました。
これで今月の勝利数が19となり、月間最多勝利数の球団新記録を更新しました。今月は4つしか負けてないです。あの借金8あった頃を考えると、信じられない程のV字回復ですね。今の広島東洋カープは12球団一強いと思います。
さて、明日からはマツダスタジアムで阪神との3連戦です。首位攻防戦になります。広島の先発は床田投手です。前回読売戦では5回7安打3失点で勝利投手になっています。ここ最近はスタミナが少しなくなっているのか、5回、6回で降板しています。なので、6回を目指して力投してくれたらと思います。今は強力リリーフ陣がいますから、大丈夫です。阪神は西投手です。西投手はツボにはまったら手がつけられない感じになりますが、一度リズムが崩れると脆いところがあります。今の広島打線ならば、粘り強く攻めることが可能ですから、攻略は出来ると思います。
今日は改めて山口投手、おめでとうございます!
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初先発とは思えないピッチングでした。
将来的にはエースになるかもと思いました。
しかしすごいピッチャーですね。