広島、14安打13得点で連敗5で止める 九里がプロ初完投勝利
6/17(日) 16:29配信
「交流戦、ソフトバンク4−13広島」(17日、ヤフオクドーム)
広島が14安打13得点で大勝し、連敗を5で止めた。
初回、2死一、二塁から5番松山が中前へ先制適時打を放つと、続くバティスタがバックスクリーン右へ9号3ランを放り込んだ。
松山は「打ったのはフォーク。ランナーを何とかかえしたかったです。チームに勢いをつけたかったので、いい先制パンチになりました」とコメント。バティスタは「打ったのはストレート。アウトコースを狙ってコンパクトにスイングが出来ました。顎を締めて打つことが出来ました」と振り返った。
3点リードの六回。松山、バティスタの連打で無死二、三塁の好機を作ると、野間が中前へ2点適時打をはじき返した。野間は「打ったのはストレート。追い込まれていたので、何とか必死に食らいついていきました」と振り返った。
さらに2番手・笠谷の暴投、菊池、丸の連続タイムリー、鈴木の2ランも飛び出し、この回8得点。
5月11日・阪神戦(マツダスタジアム)以来となる2桁得点を挙げた。
先発の九里は大量点に守られ、9回6安打4失点でプロ初完投、2勝目を挙げた。
今日は選手の皆が必死に頑張った結果の大勝でした。
初回の先制攻撃は素晴らしかったですね。ソフトバンク先発の中田投手を攻め、2アウト1、2塁から松山選手がセンター前タイムリーで1点先制すると、続くバティスタ選手がバックスクリーン右へ3ランを放ち、4−0と主導権を握りました。このバティスタ選手のホームランは効きましたね。久しぶりにスタメンでDHで起用しましたが、それが見事にはまりました。
6回はビッグイニングになりました。ノーアウト満塁のチャンスで、野間選手がセンター前に2点タイムリーを放ち6−1。ソフトバンク2番手笠谷投手に代わりましたが、ワイルドピッチで7−1。菊池選手のレフト前2点タイムリーで9−1。丸選手のセンター前タイムリーで10−1。ソフトバンクは3番手岡本投手に代わりましたが、鈴木選手がレフトスタンドへ2ランを放ち12−1とし、試合を決めました。
9回にも下水流選手のレフト前タイムリーで13−1としました。
先発九里投手は完投で6安打4失点で2勝目を挙げました。今日は伸びのあるストレートと低めに多彩な変化球が決まり、ソフトバンク打線を翻弄しました。8回までは3安打で、ソフトバンクデスパイネ選手のソロホームランの1点に抑えるほぼ完璧な内容でした。9回はスタミナが切れたか、2本のホームランを浴びはしましたが、見事に完投しました。終始気合いの入ったピッチングにはドリヨシも感動しました。
今日もし負けていたら、完全に泥沼にはまって、セ・リーグ首位の座が危うくなっていただけに、今日の快勝は流れとしても本当に良かったです。
あて、明日は交流戦の最終ゲームの日本ハム戦です。広島先発は福井投手です。前回オリックス戦では6回5安打4失点で負け投手になりましたが、内容は悪くなかったと思います。明日はホームのマツダスタジアムなので、素晴らしいピッチングを期待します。日本ハムは上原投手です。広陵高校出身ですね。前回西武戦では5回6安打2失点のまずまずの内容ですが、攻略のチャンスは十分あるはずです。右バッターがカギを握りそうですが、今日大活躍したバティスタ選手がキーマンになりそうです。明日の最終戦スッキリ勝って、気持ち良くリーグ戦に戻りたいところですね。
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投手戦もいいですがここはあれくらい打って勝つほうが勢いがつきそうです。
九里くんの完投もすごかったですね!!
いや〜、これぞカープの底力!!
投打が噛み合うって、こういうことなのね〜♪という、お手本のような試合でした☺
明日もぜひ、この調子で!!