広島・薮田 2回に10失点 球団ワーストタイ
5/31(木) 19:14配信
「交流戦、広島−西武」(31日、マツダスタジアム)
広島の先発・薮田が1−0で迎えた二回に10失点した。金子侑の逆転適時打や秋山の3ランなど8安打を集められ2失策も絡んだ。
薮田は4月30日・阪神戦(マツダ)以来の先発。昨季の交流戦では3戦3勝、防御率1・35を記録していた。
登板前には「今は2軍から来た立場なので何としても次のチャンスをつかんでローテーションに入っていくつもりです」と闘志を燃やしていたが、現実はあまりに残酷だった。
広島の2桁失点は今季4度目で、1イニング10失点は2010年8月25日・阪神戦(京セラ)以来。広島投手の1イニング10失点も同試合での梅津智弘以来、球団ワーストタイとなった。
なんとも屈辱的敗戦でした。薮田投手の調子はどうかなと心配していましたが、ここまで悪いとは思いませんでした。初回、ランナーを許すも無失点でスタートしました。今日の薮田投手は違うぞと思わせる立ち上がりでした。その裏打線は鈴木選手のタイムリーで1点を先制します。昨日の逆転サヨナラの流れは今日も続いているかに見えたのですが、悪夢は2回表でした。西武栗山選手のヒットを皮切りに、打者14人で西武秋山選手の3ランなど8安打を集中され、2つのエラーも絡んでこの回10失点しました。あまりにも簡単にいい当たりをされていましたので、薮田投手の球は来てなかったのだと思います。ボール球先行で、ストライクを取りに行った甘い球を痛打されてしまいました。今日はキャッチャーは磯村選手でしたが、リードにかなり苦労したと思います。薮田投手の1イニング10失点は球団ワーストタイ記録になります。ファームで調整してきて積み上げたものが、この1イニングで全てなくなってしまいました。非常に残念でなりません。
打線は4回に松山選手と野間選手のタイムリーで2点。6回は野間選手の内野ゴロの間に1点を入れて4−10とします。
しかし、7回表に2番手の藤井投手が西武浅村選手の犠牲フライで1点を失い4−11とされます。
8回裏、打線は野間選手のタイムリーと代打新井選手の2点タイムリーで3点入れて7−11と4点差まで詰めよりました。
9回にもしかしたらと思いつつ、表の守備を観ていましたが、4番手のアドゥワ投手が西武秋山選手の併殺の間に1点を失い、7−12。これで勝負あった感じになりました。
薮田投手は再び二軍に降格は確実でしょうが、昨年は栄光、今年は屈辱を味わい、天国と地獄を見た感じになりました。ここから這い上がって再び栄光を掴み取って欲しいと思います。決して腐って欲しくないですね。
今日の3番手ピッチャーは佐藤投手でしたが、8回1イニングを3者三振に打ち取りました。佐藤投手は是非勝負所の対左バッターへのワンポイントに使って欲しいなと思いました。
今日は屈辱的敗戦で、西武に1勝2敗と負け越しました。交流戦スタートが重苦しい感じになりました。でも、うつむく時間はありません。明日から気を引き締めていきましょう。明日から千葉でロッテと3連戦です。広島先発は大瀬良投手です。千葉のマウンドにアジャスト出来るかどうか、ドリヨシ的には心配ですが、現状先発の柱ですから、頑張って欲しいと思います。ロッテの先発は涌井投手です。正直難敵です。しかし、持ち前の機動力で揺さぶって欲しいと思います。カギを握るのは1、2番だと思います。タナキクの活躍がそのまま試合の結果に反映されそうです。
今日はマツダスタジアム現地観戦でしたが、終始重苦しかったです。8回裏に盛り上がりましたが、それくらいでしょうか。次回観戦は快勝して欲しいです。
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いつ終わるかと思うくらい長いイニングでした。
野手も疲れたし多分気分萎えますね。